dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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書き上がらない台本

こんにちはdbd半です。

 

何度も考えていて、少し悩みのドツボにハマってしまったかもしれません。

 

何人かに読んでもらった上で感想をもらいました。根幹的な部分が弱い。致命的です。

 

どうすれば良いのか?

 

しばらく手をつけられなかったりぼんやり考え直してみたり。時間がどんどん押していきます。焦りもありました。

 

けれどこれは必要な行程であると思います。

 

まだまだライターとしても駆け出しの半です。

 

書き上がった当初は、自分でこんなのを描けるんだと驚きと、自信、書き上げられたと言う達成感もありました。

 

でも、台本は、ココからなのだと、痛感です。

リライトできないライターは伸びない。脚本家としても演出家としても、そこで止まってしまいます。

 

 

前回も記述していますが、台本は土台です。

しっかりした台本であればしっかりしたものの方がいい。

 

台本の上で暴れる役者達を支えるのです。

それなりの物で無ければ支えきれません。

 

私が始めたのは、まずは何を壊すかを考えました。自分の固定概念、こだわり、自分の〇〇だと言う思い込みそのものを壊さないといけないと思いました。

そのためには、正攻法を知らなければなりません。書き換えを行うのに、自分を納得させて具体的にどうすれば良いのかを知りたかったのです。

 

物語を制作するにあたって、起承転結はもちろんですが、序破急やエモーショングラフなど、作品を作るにあたって何が必要なのか調べました。

上手い掛け合い台詞について。

構成の作り方。

キャラ設定。

今の台本がどんな比率になっているのか?

今から何をどのように書き換えていけばいいか?

 

冷静に、客観的になる必要があります。

 

 

私がやりたいのは舞台です。

舞台のセリフはお客さまに届ける物です。

 

演者もそうです。

お客さまに届ける為に、リアクションしアクションを起こします。

 

立ち止まることは悪いことではありません。

 

皆からもらった言葉を思い出しながら、練り直します。

 

 

 

同時に演技についての講習動画を見ていました。その中で面白いことを言っていました。

舞台での緊張をどうしたらいいですか?という質問に、人は緊張すると何かにしがみつくと、それを手放しなさい、別のことを考えてみるんです、と。

 

台詞を忘れないように、出番を間違えないように・・、ではなくて。目の前の人は何色の服を着ているのかな?あそこに文字なんて書いていたかな?なんて書いてあるんだろ?

 

意識を違う所に持っていくんです。

まずはしがみついている物を手放す事です。

 

 

私の台本は、想いも込めていますが、伏線が多くて繋がりを変えるのが大変です。

書き換えるのはその労力もありますが、キャラが変わってしまう恐れや、本来やりたかったことから外れてしまうんじゃないかと言う怖さでした。

 

しかし、立ち止まってみると、それが本当にやりたかったことなのか?の見直しになりました。

あぁ、こうして、思い込みというこだわりを捨てて役や台詞は、選ばれていくんだ。

役に向き合って制作するからこそ、脚本家さんや演出さんが、セリフに一言一句こだわるのは、そういった経緯があったのか。

 

台本への書き換えはライターとしては、嫌で嫌で仕方ありません。身を削るような痛みもあります。

それでも、見直しを行うのは正解だと思います。こうして自分のこだわりも変えて登場人物と向き合うからこそ、言葉が磨かれます。

私にはまだ力不足ですが、本当にやりたい事の為なら、取捨選択は必要です。

すると固執から手を離せました。

 

書き換える手法がまだ下手なので、よくない方向に傾いていましたが、私からすると自分にメスを入れる事ができた事自体、成功です。

 

 

 

改めて、自分が伝えたいこと。

やってほしいことに向き合えたと思います。

 

 

そして、悩み、から抜け出せた気がします。

 

劇ストは、

芝居づくりを楽しむ時間です。

 

 

 

実は、私自身は、結構この気持ち悪い悩んでいる時間も自分の成長を感じられて(笑)、ありがたいなって思っていたのですが、団員にはもしかしたら辛そうに見えてしまったかもしれません。

 

心配かけてごめんよ。

 

 

 

 

 

あぁ、もう、正直に言っちゃうよ。

 

もっと言っちゃうね!!

 

こんな面白いこと手放したくないっ!!

 

 

 

 

 

半ちゃん、元気です。笑。

 

 

時々、私ってマゾっ気があったのかしら?なんて思いますが(笑)、現実問題、悩みがあるからこそ成長できるんだと思っていて、調べれば調べるほど、知っていけば知っていくほど、自分の成長を感じているんですね。

一昨日より昨日。昨日より今日って感じで。

学ぶきっかけをもらえるのは、現時点で読んでもらえるから、感想をもらえるからです。

 

こんな絶好のチャンスを独占してごめんね。笑。

 

 

またまた、動画を見ました。

「悩む人」ほど成功する! - YouTube

 

 

※勝手ながらリンク貼らせていただきます

ご迷惑でしたらご連絡くださいませm(__)m

 

 

大いなる力、とまでは分かりませんが、何かの際には、「待て待て、今、立ち止まって考えろ!」と言われているような気がします。

 

きっとこのまま無理に進めるより良い結果が出ると言う事です。

 

 

作品作りにおいて、全ては芝居の糧になっていきます。私自身の力はその工程の一つでしか有りません。

 

 

私は脚本家にも演出家にも役者にもプロデューサーにも、なりたいのです。

貪欲なので、一つではとどまりません。

 

 

でも、どんな事もつながっていくんです。

台本の校正は、役作りに。役作りは演出リクエストに、演出としては演出効果へ。

 

デザインは舞台美術に、舞台美術は照明、広報や衣装に。

 

 

 私は夕焼けが好きです。

オレンジと少しくすんだ水色と夜の闇。

陰影を伴う、木々や人の影。

 

おかしな表現ですが、舞台のホリみたいだなっていつも思います。ほんとは逆なんですけどね(笑)。でもその嘘みたいに作られた明暗にときめいてしまいます。

 

 

全ての自然が舞台につながっていきます。

 

 

私が悩んだりする事も、そんな自然の一つだと思うんです。

全て舞台につながっていくんです。

 

 

今、このタイミングで、この人に、この場所で、何かを言ってもらえたのには、きっと意味がある。

 

 

私自身が、芝居づくりをする人として、成長したくてたまりません。

 

 

半ちゃん、まだまだ伸び代ありますよ!!

 

台本完成はしばらくかかりそうです。

でも私らしく、劇ストらしくこの時間を楽しみたいと思います(^ー^)