dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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推敲

こんばんはdbd半です。

もう後1日で2月が終わります。

早いですね。

 

この2月はオンライン稽古に切り替え集中的に台本を仕上げることに費やしました。

1月は軸となる構成。2月は台本自体ほ練り直し練り直しです。

 

その度本読みをして手応えを確かめました。

今回も新たな試みです。

 

朗読劇。

プレ公演。

処女台本。

台本の合作。

60分以上の朗読劇。

 

 

劇ストはチャレンジできる場所にしたくて、台本を書きたい人を聞いた上で今回の形になってきました。

 

当初は30分のものが2本としていましたが、いあれよあれよと一本で1時間ものに(笑)

演出効果をつければもう少し伸びます。

劇ストとして1時間ものをやるのも初挑戦です。

 

 

台本の中でも朗読劇だからこそやれる事をやってみたくて、リアルだとできないことがふんだんに取り入れています。

場所設定もファンタジー(異国)な感じの話。中には殺陣シーンもあります。

歌は歌いません(笑)

 

実際の舞台だとしたら、やらないだろうなというのが盛りだくさん(笑)そしてキャラもかなり際立っております。

 

そうしているうちに今回のテーマが明確になってきました。台本としてのテーマは別ですが企画としてのテーマ。

 

『見せる朗読劇』です。

 

一般的な朗読劇ならラジオや動画などで事足ります。

次に行うのは旗揚げ公演の前のプレ公演。

実際に、お客様に来ていただき見ていただくのを前提にしています。

 

だから、リアルにライブを感じてもらえる演出。次は生で見たいと思ってもらえる劇団。

肌で感じてもらえる作品作りが必要なのです。

 

朗読劇だから目を閉じて耳だけで聞いてても良いなんて思わせたくない。

お客さんには目で見て肌で感じてもらえる振動を伝えたい。

 

だから「見せる朗読劇」でありたいと思うのです。

我ながら中々の挑戦ではないですか!

 

 

その中で台本の占める役割はふんだんに大きい。

 

台本の試行錯誤がこの2ヶ月に凝縮しておりました。

 

この作品は私テイストですがベースを作ったのは団員の女の子です。

 

私には無い発想力や素直さをダイレクトに感じています。

お陰でとても個性のあるやりがいのある台本に仕上がりました。

 

今週は毎日作品のことを考えていました。

寝落ちも度々(笑)

でもなかなか手がつかず思ったより時間短縮も難しいと感じました。

推敲すると言うのは難しいです。

 

1発目は勢いでかけますが、同じ台本の中で言葉選びをするには終わりがなく満点の答えはありません。

 

自問自答の繰り返し。

 

 

コレで良いのか?

 

こっちの方が?

 

いや、やはりこちらの方が?

 

 

でもその度に作品が好きになります。

 

演出が好きな半としてはここからの可能性もどんどん膨れ上がってきます。

 

 

この前テレビで所ジョージさんが言っていました。「続けていればできるようになる。この辺りでやめちゃうからできないんだ」

 

台本の良し悪しが作品の良し悪しを決めると言っても過言ではありません。

 

私は台本を書くようになって、このブログを書くようになって、dbdをやるようになって、知らなかった「面白いもの」に出会えました。

 

いえ、面白いものはもともとあったんです。

面白いっ!って感じられるようになったんです。

 

あらゆる情報が次の作品への肥やしになる。

そう思えるようになったのは芝居のおかげです。

 

脚本家としてはまだペーペーですが、ライターとして書く喜びを学びました。

 

 

この試行錯誤も私の力になる。

この作品に向けた分だけ旗揚げ公演の下地になる。より良いものを届けられるようになる。

 

今はそんな予感しか感じません。

 

 

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