こんにちはdbd半です。
しばらく台本のことばかり考えていました。
台本から舞台化するにはどうしたらお客さまに喜んでもらえるのか?
台本から考察することが多いです。
私が作る舞台はあまり大道具を使いません。
予算や保管場所がないのが一番の理由ですが、私が元から好きだった舞台が素舞台(すぶたい)の中から繰り出されるアイデアの力と想像の力を活かした舞台だからです。
そんな半ですが、今回はリーディング劇。朗読劇の企画をしています。
朗読劇では役者の動きが少ない分、衣装や舞台イメージなどを工夫したいと思っています。
なのですが。
なのですが。
パネルとか良いよね〜!
とか
机とか箪笥とかソファーとか扉とか、あるとやっぱわかりやすいよね〜!
とか
やっぱり皆こういう舞台の方が認識度高くて受け入れられやすいのかな・・。
とか
他の劇団さんの舞台画像など見たり舞台自体の力を見ていると、自分の考えだけでお客様に楽しんでもらえるか不安になってきました。↓↓
↑劇団員には言えないよな(笑)
言っちゃうけど(笑)
具体的な物を置くのと、想像をつかってお客さんにイメージしてもらうのとでは、とても違いがあります。
あぁ、我ながらなんて難しいことをしようとしているんでしょうか・・。
そうしてぼんやりしていると、「自分にできる事をやるんだ」と言う人を見て、やはりそうだと自分を促します。
私のできる事をやれば良い。
やれることだけじゃなくて、
思い浮かぶやれる事全部。
打算なく、やれる事を全部やれば良い。
それが私dbd半の芝居の作り方だと。
改めて思うのです。
私のやり方が団員に迷惑になることもあるかもしれません。
ご覧になった方が不愉快に思う人もいるかもしれません。
しかし、私が頭を張るからには、全て私の責任です。
だから私が一番楽しんで、一番皆を振り回して、一番悩んで、一番みんなの事が好きでいさせてもらおうと思います。
不安と自信は交互に繰り返されます。
世の中いろんな情勢が有ります。
団員の周りにもいろんなことが起こります。
それを率いるのがリーダーです。
私は、足らないものの方が多い人間です。
その中でやれる事をやりたいと思います。
この作品には素人ながらたくさんの気持ちを込めています。
この作品のセリフ一つ一つがもう一人の作者のぐっちゃんの気持ちで有り、私dbd半が伝えたい想いがあります。
その気持ちが断片でも一欠片でも、砂塵でも構わない。
まだ見ぬ皆様にお届けしたい。
その気持ちを信じて、本番までやっていきたいと思います。
会場が抑えられれば6月に公演を打てます。
そうすればあと3ヶ月。
この三ヶ月で内容の良し悪しが変わります。
今日からリアル稽古再スタート。
無事にコロナ禍をすり抜け安全にお客様に作品を届けられるように気合を入れていきます。
#ミモザ
春を感じ始めます。