dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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劇団M WORKSさんに見学

今晩はdbd半です。

 

コロナめっコロナめっコロナめっ!!

 

 

初っぱなから悪態をついてしまい申し訳ありません。つい口から出てしまいました。

 

というのも、先週日曜日、劇団MWORKS(エムワークス)さんの本読み稽古に参加させて頂きました。

成田ではコロナの影響で公民館は使えず、来月から条件付きで利用再開されるそうです。なのでとある方のお家内でディスタンス取りながらの本読み。

 

芝居の稽古場として公民館の利用は必須です。

今日は稽古の冒頭、公民館の利用についてお話がありました。早くスムーズに稽古ができるようになれば良いのにっ。そう思わずにはいられません。

 

 

さてさて、MWORKSさんの劇団さんについて少し話させてください。

MWORKSさんは成田の劇団さんです。

 

私がdbdをやり始めた時、まだ知り合いも少なく活動もできない状況下で、Twitterで知り合い、dbdの芝居✖️動画を見てくださり応援のお声をくださったのがMWORKSさんのメンバーと主催さんでした。

 

しがない芝居人にとってどれだけ励まされたことでしょう。どれだけ救われたでしょう。

 

 

そして、それから月日が流れ、数年。

今回念願の稽古場にお邪魔させてもらったのです。

 

 

 

実際に主催の方にお会いするのは2度目、メンバーの方も3度目くらいだったと思います。

なのに、この馴染み感!

すげぇ!!

 

抱擁感、キャパ感、抵抗感の無さ、すげぇ!!

 

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すぐにベビーにも距離を縮めて下り、受け入れてくださいました!!

さらにはここには写っていませんが、もう一人のお子も、2階でご家族が遊んでもらったり!!

 

劇団ひっくるめて、子供の存在を受け入れられる姿勢、凄い!!

 

もともとTwitter上で知り合いではありましたが、敷居を低くして受け入れてもらえるというのは、なかなかありません。

 

 

 

まずはこの空気感が、私が持ち帰りたいその物一つでした。

 

 

 

私は劇団sTory(劇スト)として活動を始めましたが、まだまだこれからの劇団です。

参加者の中に子連れでも受け入れられる劇団にするというのは、劇団としての目標の一つです。

 

どうしたらそうなれるのか?は、繰り返し思うことです。

なので、実際にそれができる劇団さんにお邪魔できたのは、何よりの収穫です。

 

実際そうできるようになるのは難しいとも感じました。この包容力がスタンダードにできるのはエムワークスさんだからです。ただ難しい中でその第一走者を切るのは間違いなく自分です。時間に焦らず、紡いでいこう。そんな境地になりました。

 

 

 

本読みが始まりました。

読みをした作品は2本。

私は僭越ながら、一本ト書きを読ませていただきました。

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どちらも読みの段階なのに、凄い臨場感!迫力!掛け合い!

 

今私は主催脳になっているので、そこまで入り込むことができませんでしたが、それでもビンビン感じる声の行き先。

 

慣れていない人の本読みは、どうしても内に篭りがちです。

誰かに発すると言うのが、読みの段階で見落とされるのです。読む事に集中するんじゃ無い。言葉を聞いて自分の言葉を発するという事なんです。

 

逆に、やれる人がやると同じ読みでも、意識が結合して前に出てきます。もしくは、前に出てきた状態で意識が絡み合います。

前というのは、お客さん側に・・つまり客席側に届く様になるという事です。

 

読む事に集中するんじゃ無い、言葉を聞いて自分の言葉を発するという事なんです。

言葉が台詞ではなく、会話になっていく感触です。

 

 

二つの作品とも、聞き応えがありました。

いやいや、聞くだけではなく、見応えもあったのです。

本から役者へ、役者から目前に動きが飛び出してくるのです。

 

半は思いました。

 

見応え、あるなぁ  ・・と。

 

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台本も良かったぁ〜。

とても良い台本でした(>人<;)

ただ技量も試される台本でした(*´꒳`*)

 

最近ネットで拾う台本も多かったのですが、ネット台本は比較的ライトな話が多い気がします。

ライトなのも好きですが、戯曲の良さは、少し難しい内容でも台詞回しや動きで奥行きが出て、見応えが出るところです。

 

動作や光景などを台詞では言い切ってしまうのでは無く、テンポや動きや間(ま)で、リズムを促し、お客さんに想像を膨らます余裕を持たせる事、つまり立体感を味わえるところです。

 

 

 

台本読みの楽しさを改めて教えてもらった様な気持ちがします。

 

 

 

帰り際、お知り合いの劇団さんが作られた梨をお裾分けで頂きました。

 

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劇団鎌ヶ谷アルトギルド 石井園の梨

 

 

梨園を拠点に演劇をされている劇団さん。お名前は知っておりましたが、こんな所で繋がれるなんて。

 

いろんな所で繋がれる。

 

芝居を通して出会えたり成長させてもらったり。

 

半はお芝居と出会えて、よかったなぁ。

 

 

そんな事を思った1日でした。