こんにちはdbd半です。
突然ですが、ある人を笑わせたい、喜ばせたい、驚かせたい、泣かせたい、
・・その人の笑顔が見たい、そう思ったことはありますか?
祖母、祖父、父、母、娘、息子、兄弟、親友、クラスメイト、先生、生徒、恋人、幼馴染み・
・お相手は多岐にわたるでしょう。
では、いつそう思いますか?
父の日、母の日、敬老の日、誕生日、記念日、お土産、お返し、お別れの日、感謝を伝えたい日。
なぜ、そうしたかったのでしょうか?
感謝を伝えたかった?
成長を祝いたかった?
自分の好意を受け止めて欲しかった??
離れても一緒だと伝えたかった?
幸福を感じて欲しかった?
その人はあなたが望んだ通りになりましたか??
人を喜ばせるのは容易ではありません。
あの手この手思いつく限りのことをしても、思い通りにはならないかもしれません。
当然です。一人一人違う人間だから。
もしそのお相手が、身も知らない方なら、尚更難航するでしょう。
どんな事が面白いだろう?
何が好きだろう?
どんな事に興味があるだろう?
何に喜びを感じるんだろう?
どうしたらその人の心に触れられれだろう?
そんな事に思いを馳せながら、やるっきゃ無いと奮起させて、必要なものを用意するはずです。
芝居はエンターテイメントです。
娯楽です。
アマチュアの私たちにとって、作る側にとっても娯楽です。
作るのは楽しいです。
ワイワイ言いながら、ああだこうだ話しながら。時には冗談を言ったり、のんびりしてみたり。
しかし、これが舞台を降りて客席にいくと、状況は一変します。
おもしろいと思っていたものが、明らかにつまらなかったり、つまらないのが続くと思えばむしろ怒りに変わったりするのです。
だから舞台を降りた途端、スッと覚めた目で見てしまうこともあります。
人、一人、心底笑ってもらえる作品が出来るか出来ないかでも大いに異なります。
人を楽しませるのは、視覚でしょうか?
言葉でしょか?
形のあるプレゼントでしょうか?
話の展開でしょうか?
音楽でしょうか?
何が良いんでしょう?
どうしたら笑ってもらえるのでしょうか?
楽しんでもらえるのでしょうか??
生半可なものは生半可で終わります。
これで、もう大丈夫と思った時点で、もう一人でも二人でも楽しんでもらえるはずだった方に届かない可能性が増えるのです。
どれだけ、その人のことを考えられるのか?どれだけの事をしたのか?どれだけ強く思ったのか??
どれだけ頑張り続けたのか。
作るのは楽しい。
楽しいのは必然で、楽しいその先にあるものを目指さなければ、本当の喜びは味わえません。
努力し続けるしか、無いのです。
ひたむきに。
ひたすらに。
回り回って、空ぶって、何周かかるかわからないけど。