dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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笑っていいんだっ

こんばんはdbd半です。皆さま元気にお過ごしですか?

 

久しぶりになってしまいました。前回の記事からちょうど一ヶ月が経ちました。

なんだか色々思うところがありすぎて書き進められなかった感じです。嬉しいことも残念なこともありました。それはまた今度の話。

 

個人的に思う事は色々ありつつも、私が主催する劇スト(劇団sTory)では、着々と稽古を行いつつ企画も進行中です。

 

1月よりすぐにオンライン稽古を開始。オンラインでの企画。すでに緊急事態宣言明けの企画。そしてそして、旗揚げ公演についての動き、これらを同時進行で進めています。

 

仕上がりましたら是非見てみてくださいね!

 

 

劇団メンバーも安定しました。

オンラインとは言え、皆の顔を見る度にホッとして、笑顔を見るとどんな形であれ「表現を楽しめる場がある事に意味はある!」と確信しています。

 

 

それでも頭と心の整理がつかず、ずーっと頭を抱えていることが一つあります。

多分表現者の皆様、全員が大なり小なり感じていることだと思います。

 

『こんな時に芝居なんて・・』

 

前回の緊急事態宣言時は、『自粛はしても萎縮はしないように!』そんな思いを強く抱いていました。

そしてこんな時期だからこそ、芝居というエンタメを続ける事に意味がある!と強く発信しました。

 

 

そして今、2回目の緊急事態宣言真っ只中。

 

私たちは、いったいどうしたらいいのでしょう?

 

今は緊急事態宣言中です。もちろん公演をする予定はなくオンラインの活動をメインに少人数の打ち合わせに終始しています。

 

この先、緊急事態が明けた・・、コロナが無くなったら・・、何事もなかったように以前と変わらず芝居を打つことができるのでしょうか?

そのようにすることが許されるのでしょうか?

 

それともまたいつ何時(なんどき)訪れるかもしれない感染増加に怯えながら、ディスタンスやマスク着用が当たり前の生活でいつづけるのでしょうか?これはいつまで続くのでしょうか?

 

だったら作る芝居も服のようにマスクやフェイスシールド着用した格好をするのが当然で、無ければ不自然な作品になるのでしょうか??

 

 

 

 

ごめんなさい。

何か怯えさせる書き方をしてしまっているかもしれません。

 

でも、そう感じているアマチュア演劇人は私以外にもいらっしゃるでしょう??

 

 

 

プロでも無い私たちが自由に表現を楽しんだり、人を自由に集めることが許されるのはいつなんでしょう?

 

 

プロではなくても芝居人は生の演劇がやっぱり好きだし、やるからにはたくさんの人に見てもらいたいのが、本音です。

 

それができない今の不自由さっ!

 

 

 

一方で「そんな答えのない事に脳みそを使っていないで、今できる事に注視しろつ!」

 

そんな声も頭の中にあるのです。

 

 

 

ごちゃごちゃ言ってねぇーで、今できる事をコツコツやる!それがいっちばん、えらぃんじゃねーの!?   

 

 

 

私が劇ストの中で動いている時はこの気持ちが強くなります。

 

 

 

 

 

でも、将来、コロナが終息したら、

 

「あぁ、良かったね。これで以前と変わりなく活動できるね」

 

 

 

 

 

 

 

では、ないと思うんです。

 

 

 

 

 

「あぁ、良かったね。これで以前と変わりなく活動できるね」

 

 

そう振り返ったら仲間が一人いなくなっていた。

 

 

 

そうなってもおかしくない状況が今です。

 

いや、もしかしたら、そうなってしまっている人もいるかもしれない状況です。

 

 

 

 

私の一番身近な方は私自身も含め感染を免れています。私の芝居関係者の方で感染した人も大事には至っていません。

 

 

ですが、見えない先で確実に重篤な方や命をなくされている方、お仕事ができなくなっている方もいます。逆に一手に集中し忙殺されている方もいます。

 

 

 

私たちはそれを忘れてはいけないし、無かった事にしてはいけないのです。

 

個人の防衛も有りますが私達はたまたま運が良かったに過ぎません。こういった状況はいつ自分に起こるかわからない事です。

 

 

 

 

でも、だからと言ってエンタメが全て無くなってしまえば、どうなのでしょうか?

 

芝居はあらゆる可能性を育んできました。

 

 

子供の頃ごっこ遊びをした子供はたくさんの学びを吸収します。

記憶力。コミュ力。創造力。観察力。

 

大人だってそうです。

擬似体験でワクワクしたり頭の柔軟性求められたり今まで有り得なかった世界が開放されるのです。自分という殻に閉じこもらないでいい開放感や痛快さを味わせてくれます。

 

芝居を観る側は言語化できなかった想いを体感し心が揺さぶられます。

 

 

 

 

 

それがプロしか許されない物だとするなら・・、なんて一遍通りでつまらない事でしょうか??

 

 

 

私たちは芝居で繋がっています。

芝居で同じ時間と場所を共有し、皆が集う事で、そこに笑顔が生まれるのです。

 

 

私達は笑ってはいけないのでしょうか?

お芝居をやる事は、そんなにいけない事でしょうか?

 

 

 

実はこうして書き出しながら今やっと自分なりの答えに辿り着きそうです。

 

 

 

私はずっとモヤモヤしていたのです。

 

 

世間から

 

自分たちから

 

芝居は

 

不要な物だと

 

思われるのではないか・・?

 

 

 

 

打ァーーー!!!!!

 

 

 

 

 

 

破ァーーー!!!!!

 

 

 

 

 

 

折れない

 

 

 

 

折れない

 

 

 

 

折れない!!

 

 

 

折れないつ!!

 

 

折れないぞっーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

演劇は今まで数々の難所を乗り越えてきました。

女が演じるのが不謹慎だと言われ歌舞伎は女形が生まれました。

 

思うようにできる劇場が無い所からテント芝居が生まれました。

 

 

抑圧された社会からアングラが生まれました。

 

 

 

どんな形でも人は演じる事をやめられないのです。

 

 

 

 

 

私達は、

 

 

笑っていいんだっ!!

 

 

 

人を想う気持ちは忘れちゃいけない。

 

 

 

でも私たちが笑っちゃいけない理由なんてない!!

 

 

 

フレー!!フレー!!

芝居に関わる人!!

 

 

 

フレー!!フレー!!

エンタメに関わる人!!

 

 

フレー!!フレー!!

飲食に関わる人!!

 

 

フレー!!フレー!!

医療に関わる人!!

 

 

フレー!!フレー!!

つながる人々!!

 

 

フレー!!フレー!!

日本!!

 

 

負けるなぁーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

なんでしょう。恥ずかしながら泣けてきました。

思った以上に溜まっていたものがあったようです。

 

 

 

私は演劇の強かさに惚れています。

今辛い思いをされている方もきっといるでしょう。

 

私はアマチュアですが、芝居の面白さを伝えられたらといつも思っています。

笑ってもらえる感動してもらえる作品を一つでも作っていく事。そして何より自分が思い切り楽しむ事を忘れずにいたいと思います。

 

 

長々とした文章、ここまでご既読ありがとうございます。

こうしてご既読頂いた方にお届けできるよう邁進して参ります。