dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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エンターテイメントは終わらない

今晩はdbd半です。

 

やる事盛り沢山ですが、そんな中お子ちゃまの運動参観にも行ってきました。

 

子供達も先生方も大変だなぁ、と思いながら、一つのイベントをやり遂げる様は素晴らしいなぁと感慨深かったです。

 

 

さて、今日は「エンタメについて」なのですが、実はこのタイトル、少し前に書いてデータがぶっ飛んだ曰く付き(笑)。

 

でもやっぱり書きたくなって筆をすすめています。

 

 

 

芝居は総合芸術ですし、お客さんがあってこそ成り立ちます。

 

演劇自体がもっとエンターテイメントを取り入れられる要素が多分にあるなと半は常々思っています。

 

そう思うきっかけになったのは、USJをV字回復させた男森岡剛さんの本を読んだ事でした。

 

私が読んだのは「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 」というタイトルです。

小説を読むように楽しく読めて、めちゃくちゃ面白いです。

 

↓上手く貼り付けできなかったので、森岡さんのインタビュー記事を貼り付けました。

[現代最強マーケター森岡毅「勝つためにそれしかなかった」驚きのUSJ“V字回復”戦略を語る<初耳学> | WEBザテレビジョン

USJをV字回復させた男の「洞察力」と「アドレナリン」 | 3分で読める!『ザ・リーダー』たちの泣き笑い | MBSコラム

 

 

これを読んだのは数年前なのですが、そこからエンターテイメントについて半の概念はちょっぴりくつがえりました。

 

芝居という分野に囚われていないか?

演劇ってこういうものでしょ?の概念に固執していないか?

 

お客様を楽しませるのがエンターテイメントの根底ですが、やりたい事が、演劇と言う枠に収まりすぎてるんじゃないのか?

と自問自答したのです。

 

「芝居」と言う要素に囚われすぎてはいないか?

「芝居」「演劇」というものは、

こういうもの、の概念が染み込みすぎていないか?

 

 

「演劇」=役者

でも無いし

「演劇」=舞台

でも無い。

 

 

私がやりたいのは、総合芸術で、一つの世界観にお客様をご案内するって言う事がやりたいんだ、とこの本を読んだときにそう思った覚えがあります。

 

 

また、私は「黄金のおにぎり」と言うタイトルの本を読んだ事がありました。

前にもブログで紹介していたかな?

黄金のおにぎりの通販/高橋 朗 - 紙の本:honto本の通販ストア

 

これもメチャクチャ面白い!

 

一人の寿司職人がおにぎり屋さんを立ち上げ、いくつもの店舗を経営する社長さんになるお話です。

 

 

この二つの本の共通点は、「お客さんのことを考えている」と言う点です。

 

 

演劇・・特に小劇場界隈は、どうしても知り合いのお客様が多いです。

 

昔、誰かが言った言葉ですが、「大人の参観日」と。

 

知り合いだから、失敗しても成功していても温かい目でいてくれる。粗相をしても構わない。ひっくり返せば、何をしても、許される。

そんな響きがして、とても切なくなりました。

 

演技の下手くそさや、クオリティの低さとかは、良いんです。

その中でも何かに一生懸命になっていること自体、素晴らしい輝きがある。私はそうおもっています。

 

そういうのでは無くて、お客さんのことを全く考えない芝居は、そもそも目的が違うから。

 

身内公演も私は賛成だし、お知り合いを呼べる力だって、その人の魅力があってこそ。

 

だからこそ、来てもらったお客さんには最初から最後まで楽しんでもらえる作品をしたい。

 

 

こんなことを数年前から逐一考えていました。

 

 

だからこそ、今回思いついたのが、事前連絡特典でした。

 

無料公演の場合、チケットでは無いので、お客さまの人数の把握はとてもむずかしい。

事前に報告するメリットはお客さん側には何一つありません。

 

無料公演・自由席公演と言うのは、良くも悪くもハードルが低く、観劇しに行くと言う意識はチケット有りの観劇に比べそう高く無いのです。

例えば、前日仕事で遅くなったぁ。朝起きるのが辛い。チケット購入済なら、ちょっと頑張ってでも行こうと思えますが・・。

 

 

 

事前連絡特典は、無料公演なので全く採算はありません。

今回考えたオリジナルチャームストラップも、当初考えていた事が思うように簡単にできず、試行錯誤を何度も何度も繰り返しました。

 

それでも、やる意味はあるっ!

半はそう思いました。

 

事前連絡特典をつけることで、人数が把握しやすいメリットもある上に、

お客さまにも公演前から楽しみの一つになり、

終演後、お客さまには思い出として作品が生き続ける。

 

わたしたち側にもメリットがあり、お客さまにもメリットがある。

 

WIN-WINが成立するのです。

 

WIN-WIN・・両者とも勝ち。ビジネス用語でよく使われます。

 

 

芝居はチラシ・フライヤーを手に取ってから始まり、観劇しおうちに帰るまでが終わりだと思っています。

 

 

 

そうする上で

役者=演劇

でもなければ

舞台=演劇

とはかぎらない

 

のです。

 

お客さんが見るのはもちろん役者ですが、

お客さんを楽しませるのは役者だけでは無いはず。

 

 

私たちの武器は、一つではありません。

 

おもてなしすると言う精神と、お客様の想像力を掻き立てるトリガー。

 

あらゆるエンターテイメントが私たち芝居づくりを行う人の武器になり得ると思うのです。

 

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↑今回の事前連絡特典。「花とスズ」オリジナルチャームストラップ
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↑大量生産

↑手作りのため多少の凸凹もございますm(_ _)m 

 

 

※この事前連絡特典、今後芝居のスタンダードになったら、半ちゃんが先駆者だと名乗りたいと思います(笑)

 

※旗揚げの時も何かやると思う(笑)

 

 

持ち帰ったときに、付けてもらえると嬉しいなぁ。

 

次回旗揚げ公演の時には付けてきてほしい・・そんなことも考えつつ(笑)

 

半の想像は止まりません(笑)

 

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