こんにちはdbd半です。
演劇における広報活動。
これについて話したいと思います。
芝居を始めるきっかけは、「役者をやりたい」「演じることに興味を持って」と言う方が大半です。
私自身も、恥ずかしながら演じる楽しさにハマった口です。
なので、宣伝活動に対して二の足を踏んでしまう、それは当たり前のことだと思います。
でもね、しばらく続けていくと、それじゃダメなんだなって気付き始めます。
お客様を自分たちで呼ぶこと、とても意味があると感じるようになりました。
芝居をお客様に見てもらう
これは大変なことです。
でもその喜びはめちゃくちゃ大きい。
そして自分で紹介していくうちに、己の芝居や公演自体に対しての責任感が芽生えます。
演じることを楽しむのも良いと思います。
でも少し慣れてきたら、是非次のスタップに意識を向けて欲しいのです。
「誰に見てもらいたい?」
「誰のために演じている?」
これは、いわゆる客層、つまりターゲットになると思います。
が、それよりもっとピンポイントでも良いと思うのです。
半は昔
結婚を前にした姉に向けて
「ここだけのはなし」という作品をやりました。
芝居に興味が薄い姉貴でしたが、結婚前のこの人のためにどうしても上演したい、そう思うだけで、自分の気持ちのモチベーションが変わらずにいられました。
さらに、その時、たまたま通り過ぎで入ったサラリーマンの方から、「見て良かった」そう言ってもらえました。
お芝居に興味がない方にも心に届けることができるのは、自分の中にしっかりとしたターゲット(的🎯)があるか?です。
役者は得てして、広報活動を毛嫌いする方もいるでしょう。
いかんせん強制的にチケットを捌くのは、何かの宗教じみた行為にも見えますし、宣伝がしたいんじゃない!役者をやりたいんだよー!なんて人もいるかも知れません。
でもね、ちょっと待ってくださいよ。
お客様は誰を見にくると思っていますか??
照明ですか?
音響ですか?
演出ですか?
やっぱり役者なんです。
お客様は役者の芝居を見て、笑ったり泣いたりしたいんです。
そんな役者である自分たちの芝居と、お客様をつなぐの誰ですか?
大きな劇団なら、きっちり仕事として分担作業になると思います。そしてそこにはマネー💰の存在も浮かび上がります。
宣伝効果を継続的に行うことは、それだけ大事なことだから。
自分たちのお客様を自分たちで獲得できるかどうかは、役者を育てるのと同時に劇団自体を育てることです。
広報活動はそれだけ大変です。
だってみる前から、お客様に信じてもらわないといけないんです。
この作品に自分の時間を使っても良いって、思ってもらわないと行けないんです。
広報活動することで、期待に添えられるよう、自分を鼓舞することにつながります。
話すことで、自分たちも力をもらって公演に還元できるのです。
人に、お客様に、公演について説明・紹介することは、そこにまたつながりが生まれるんです。
自分自身で、本気になろうって思える瞬間です。
船橋を中心に活動する劇ストにとって、何が効果的な宣伝活動になるのは、手探りです。
ですが、私の信条として、
お客様と共に劇団を作って行きたい、と言うのがあります。
甘えた事を言うなら、「育ててもらいたい」です。
私たちはまだまだこれからです。
どこまで根を生やして地域の活性化に貢献できるかはわかりません。
ですが、この千葉の、この船橋に居住を構え、この土地で芝居をやろうとしたことに、きっと意味があると思うんです。
劇ストは可能性の塊です。
形を変え状況を踏まえ柔軟に対応しながら、三年継続しました。
この柔軟性と皆で支えてこられた強さ、それらは絶対に、公演のカラーになります。
広報活動は、一足飛びになる可能性もあります。しかしそれはいつどんな形になるかはわかりません。
肝心なのはどんな時も自分たちのあるべき姿を持続すること。そのためのスタンス、劇スタイルを構築すること。
劇ストは営利目的ではありません。
営利目的ではないからこそ、純粋に芝居の楽しさを存分に広く広めたいではないですか。
もう一歩、前に足が出れば、違う世界が楽しめます。
芝居を楽しまれている皆様、
もし告知に対して二の足を踏まれているなら、後押しさせてください。
是非思いきって一歩を踏み出してみてくださいね!!
私たちも、一歩一歩、歩みを進めてみます!!
ご予約↓
【劇団sTory 旗揚げ公演】
『ひまわりが咲いたら』
🌻2023年9月17日(日)
🌻開場14時30分/開演15時
🌻場所:宮本公民館の2階の講堂(船橋駅より徒歩18分ほど)
🌻事前予約先着100名様限定、オリジナルストラッププレゼント🎁✨