dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

dbdでは感想・ご質問"大募集"!! 少しでもご興味ある方、お気軽にご連絡ください お問合せ<dbd.hanscollection@gmail.com> ツイッターも始めました。 #dbd_han どうぞよろしくお願いします!!

役者 半

こんにちは dbd半です。
昨日は朗読劇「たくさんのお月さま」公開お知らせブログを書かせていただきましたが、
今日は役者の話です。
まだ見ていらっしゃらない方、たくさんいらっしゃると思います。ww
昨日の今日だしね。お立ち寄りのついでに、是非、昨日の記事も見てみてください(^^)
記事内に動画リンク貼らせていただいております。



さて、ころころお話が変わって申し訳ありません。
日々アンテナを張って、これイイナと思うものをブログらしく記録すること、そしてぜひ皆さんにも共有したいと思っております。

というわけで、今日は久しぶりに役者のお話。
役者の皆様、体、鍛えていますか?

本業でもないし、私も趣味の範囲だし、他にもやりたいこと盛りだくさんのため、日々の鍛練は疎かになりがちです。
前にやった稽古で片足立ちした時にどうしても足が震えるようなことがありました。今日ラジオ体操中にふと思い出し、体幹鍛えられてないぁと思って、またパソコンでカチカチ調べておりました。


その中でもハッとするものがありましたのでご紹介させていただきます。
ハッというのは、「よだかの星の考察」ブログでお話しさせていただきました。
なんか良い!ぐっとくる!その瞬間に感じる"ハッ"とする何かです。


こちらはバレエの先生が書かれているブログのようです。

足が 波に揺れる船のように左右に大きく揺らいでいるのです
そして上にある身体全体を支えようとがんばっています
それでもバランスはとれるのですが 不安定感がありますよね
様子を見ながら なんとな~く口をついて出た言葉は
「足裏じゃなく 足首でもバランスがとれるよ」でした
「首が楽で頭が動ける」をお願いしながら
くるぶしのあたりでバランスをとれることを思ってもらうと
あら不思議・・・☆
足裏のグラグラがなくなりました!


だそうです。

なるほど、体のことを考えると重心がかかる部分というのは足の裏の前に全て足首を通過します。
足の裏の表面ばかりに気を取られていると、いつまでもぐらつきが取れないというのまさしく道理ですね。

足裏でバランスをとろうとすると
指が床をつかもうとして足裏全体が緊張してしまうのと
足首も力が入って動きにくくなるのかなって思います。


と、このように綴られています。
あとは実戦したりイメトレですね。
半も仕事の合間に実践してみましたが、少し難しかったです。
でも、繰り返しやっていこうかな(^_^)


さて、この先生、このほかにも素敵な記事をアップされていました。

中でも、お芝居のジャンルに通じることをお話しされているなと思わずクリックしちゃったのがこちら


先生は「できる限り」って言っても
生徒は「できる以上に」やろうとします
だって できる範囲でやってると
「もっと」って言われちゃうから
だから必死でがんばりすぎます

もう少し生徒の身体に寄り添って
ゆっくりと身体をつくっていってほしいです
これでは身体を壊します

踊ることの楽しさを味わってもらう

大人バレエは まずそこからって思うのです
「楽しい♪」って思って踊れば
身体はもっと動きやすいし
もっと上手になりたい!って思うから

「バレエはこういうもの」
という固定観念にとらわれて
大事なことを忘れないでほしいなぁ


先日演劇仲間のトークにも似たような会話がありました。

「台本とかセリフに縛られてやる演技ほど、面白くないものはない。どうやったら、そういった型をはめずにやれるのか?」

役者というのは滑稽な生き物で、
虚構の中で呼吸をしなければなりません。
嘘のキャラクター、嘘の過去、嘘の設定です。
すべて虚構です。
けれども、その中で息遣いを感じない<作られた>役はまったく面白くないのです。
見てるこっちがはずかしいというか、やっちゃったなぁ〜というか。

つまり、どれだけ美味しそうな料理も、本当に<味>が美味しくなければ、お客様は、楽しめない、そういう事なんです。

キャラクターという器から入った演技はそれと同様、味がカスカスで見るに堪えません。
心ができていない役はどんな個性を持ったキャラクターをやってもつまらないのです。
呼吸をしない、会話ができていない、それはどんな人にも見えてしまします。
演技の経験をしている人に限らず、見た人には必ず伝わるのです。

これは始められたばかりの方だけではなく、特にテクニックを覚えた経験者の人が陥りやすいパターンです。
半も昔、心の入っていない役のまま本番を迎えたことがあります。というか、半々くらいでそうだったんじゃないかなぁ。

役者は心を扱う生き物です。


器は後からついてきます。
心の揺れ方を表現するからお客さんの心にも波紋を呼ぶのです。
頑なな心。むき出しになる心。掛け合い相手や設定の中で変化する心。決断する心。
役者は決してそのことを忘れてはいけません。
そして、演出は器を強要しないよう気をつけなければなりません。
器はやはり器なのです。

こちらの先生の中にもう一つ面白い記事を見つけました。

バレエの先生ですが、ホルン奏者の音楽家のブログについて書かれていました。

本番の緊張に負けてしまう危険が高い練習のやり方とは?

本番直前まで、「欠点を直す」「できないことを減らす」のが練習や準備だと思って一生懸命そういう作業をやっていたのに、本番になると突然、音楽を演奏することが求められます。
音楽の演奏は、欠点を直すとか、できないことを減らすとか、ダメな自分を克服するとかそういうことは一切関係ありません。
音楽は創造行為・表現行為です

 


うぁ~、心当たりある(><)
出来ないことを頑張るあまり、できないことを克服するのが目的になってしまう。

バレエでも音楽でも演劇(芝居)でも、通じるものは同じですね。

つまり、目的のための手段を講じ、その手段のために目的を二の次にしてしまう。

無我夢中に何かに取り組んだとき、みなさんにも心当たり、あるのではないでしょうか?

 


正直に言うと、役者は心を扱う生き物だけに、私のような不安定な人間には不可が大きかったんです。
好きなものだからこそ、一生懸命にやりたくて、でも一生懸命にやればやるほど周りとの距離が大きくなって。
いつの間にか、器だけになって、ぽつんと一人になった。そんな本番なんて、とてもつまらなかった。中身のない、つまらない役をやってしまった。愛してやまない舞台を自分で汚した。
あぁ、書きながら気づいてしまいました。告白します。私は今も、あの当時の自分に、自責の念を持っています。


このバジルさんの言葉はとても大きい。

【練習は、純粋にしたいからするもの】
さてここで、わたしのからの提案は、
『練習をすべて、「〜したい」からする作業にしてみませんか?』
具体的にはこういうことです:
「この曲の、ここが聴いていて感動するから、自分もぜひ演奏したい。だから、その曲を演奏する。」
「この作品に込められている、こういう意味やメッセージに深く共感するから、自分もぜひそれを伝えたい。だから、その曲を演奏する。」
「こういう音を奏でたいから、この音階練習でその音を出そうとしてみる」
「こういうテクニックを使って表現したいから、その練習をする」
(略)

「〜が演奏したいけれど、現状技術が足りないから、それを直すために基礎練習をする」
というような発想とは異なるのが分かりますか?

楽器を使って、音楽を使って「やりたいこと」がある。
楽器の音、音楽が自分とって「大切なもの」である。
だから、演奏する。


演奏に取り組みチャレンジしていくうちに、だんだんうまくなっていく。その結果が「練習」なのです。


すべて、やりたいことや奏でたい音に向かって一歩一歩進む作業なのです

 

※アンダーラインは、半の気になることとしてつけさせていただきました。

演劇を始めた役者さん
演劇経験者の皆さん

技術や役というのは、心が出来上がってからですよね?

今、良い感じですか?

私の心は弱いです。
今はときどきの役者でしかありませんが、心を扱う準備ができているか今でも不安です。

ちゃんと向き合えているのか?
セリフは音ではなく会話になっているか?
呼吸はできているか?
相手の心と響きあっているか?
そして、それらを楽しめているか?


「やりたくてやる」演奏過程が、結果として「練習」になっているようにでるのです。


半は、今はまだあるのかないのかわからないような下手くそなテクニックに走りがちです。
そして、作品へのこだわりの為、ちょいちょい自分で自分を追い込みがちです。


私の心が、もっと素直に、もっと自由に解放されるように・・なりたい・・。


それは、とても勇気のいることです。
 


役者にだって、見せたくない部分はあります。
役者にだって、怖いものはたくさんあります。
役者にだって、逃げたくなることはあります。

 

 


それを解放して

 

 


「やりたくてやってるんだ~~!!」

と天井を突き抜けるような叫びで役者をやりたいです。

 

 




・ ・ ・。

 

 

でもそうなると自分でもどうなるか分からないですねww
その時はさすがに裏方はできないかもなww
役者オンリーでないと、何がどうなるやらσ^_^;

 

 

まぁ、まだ時間は有ります。
私の人生時計はまだ半分くらいでしょうから、
私の演劇人生2ndはまだ始まったばかりです。

朗読劇「たくさんのお月様」 ~0.068秒の演劇×動画~

こんにちはdbd半です。

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予定通り 劇団AQUAさんの朗読劇「たくさんのお月さま」動画UP致しました!!!
いえーーい!!ぱちぱちぱちぱちぱち・・・・。

 


ところで皆様、突然ですがコーヒーはお好きですか?

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それとも紅茶派?緑茶派?青汁派?それとも今は酸素水が流行でしょうか?

半は断然コーヒーです。毎日2〜4杯ほど飲みます。
朝のはじまりの一杯。午後には眠気覚ましの1杯。夜作業をするときは気合入れの一杯。
そして、時折リラックスタイムの一杯です。

今回の「たくさんのお月様」は、まさしくリラックスタイムの一杯を飲みながらのご視聴をお勧めさせていただきます。

 

今回の作品は約26分。
テレビで言うなら、アニメ一本分。教育テレビの『Eテレ 0655』なら5回分です。
3分で仕上がるチキンラーメンなら8杯は出来上がります。不動産業界が定める標準の歩行速度は時速4.8km、つまり分速80m、26分歩けば約2km。おおよそ東京駅から秋葉原駅まで路線伝いに歩けば到着できる距離です。

ランニングを30分すれば、体重60キロの男性なら417kcalの消費、これはおおよそ惣菜パン一個分。

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半の大好きなまるごとソーセージパン一個分です。ゲフッ。

 

 

 

 

 

動画の中では長い方だと思いませんか?

私は長いと思います。はっきり言って、見るのしんどいです。
約30分もあれば、一つの仕事は片づけられます。
仮眠をとることだってできます。気になっている漫画だって読めます。

でね、私もよくやるのですが、○○しながら動画を見たり、音を流しっぱなしにしたりするんです。
ふと手を止めたときに耳から入ってくる旋律などはとても気持ち良かったりします。
<音>として聞くことに関してなら、こういう楽しみ方でも良いですよね?


でもね、こういう時は、メインが○○しながらの○○だから、話がいきなり飛んでいたりして、え?今?なに?
なんでこうなったの?なんてこともあります。それはテレビの時もそうなんですが。録画したテレビや動画は巻き戻しも手軽にできます。でも、なんか盛り上がっていた気持ちがしゅんとなって、なんかちょっと白けて、あっそっかぁ~なんてなったり。
忙しい皆さんならそういった経験ありますよね?

 

これってなんか楽しい気持ちが一気に台無しになったりしませんか?

 


今回の作品「たくさんのお月さま」は原作の内容がウィットに富んでいて思わずクスリと笑わせてくれるような作品です。
そして作品の中に強いメッセージがあります。

 

半は、制作者(動画の)なのでtest視聴を何度も繰り返しました。
部分的に見ることもあればすべて頭から最後まで通してみてみたり、気になったところを修正してアップして、また見てみたり、その繰り返しです。

 

でね、その中で一番作品を楽しめたのは、椅子に座ってコーヒーを飲みながら、耳を傾け画面の”絵”をなんとな~く見ている時でした。

時間の流れが心地よかったというか。なんか、スーッと入ってくるというか。

それって、やっぱり小屋(劇場のことを小屋と言います)で見ている感じに近いんです。

 


動画なのでね、見たいときに見ていただくのが一番です。

 

でも、良ければ・・

いつもの忙しい時間の合間に、少し休憩を入れてあげるような気持ちで椅子に座ってぼんやり画面を眺めるようなスタイルでご視聴頂けると、

この「たくさんのお月様」を

100倍楽しんでいただけると思います。


私が稽古していた時間よりも、本番の実際の時間よりも、時間をかけて編集制作しました。
好き嫌いや出来不出来はあると思います。

 

でも、少しでもあなたの琴線にふれる作品になっていれば、私はとても嬉しいのです。

 

ノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ


とある記事で「人生時計」というのを目にしました。※人生時間という言い方もある

人生時計 - 人生を時計一周24時間に例えると今何時?


人生を一日に置き換えてみると、「貴方は今何時にいますか?」と、投げかけをしてくれています。

"今"目の前の事はとても大事です。大変な時も楽しい時もたくさんあると思います。

もし人生が72年あるとするなら、”今”はその通過点だということなんだと思います。

 

人生(72歳)を24時間に置き換えてみたとき、3年(3歳)で1時間分、針は動きます。
1年では?

1日では?

1時間では?


30分では?

30分、0.068秒です。


人生の0.068秒間、
貴重な0.068秒間、

 
どうぞお椅子に座って好きな飲み物と一緒に、「たくさんのお月さま」をお楽しみください。

 

ノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ


劇団AQUA 朗読劇「たくさんのお月さま」実演

 

 

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youtyubeにアップしているコメントです。

クレジットを載せさせていただいておりますので、こちらでも張り付けさせていただきます。

↓  ↓  ↓

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劇団AQUA朗読劇「たくさんのお月さま」※↓詳細有り「もっと見る」クリックどうぞ
<たくさんのお月様>の画像と一緒にお楽しみください。
                    
2017年3月18日(土) 場所:アイ・リンクタウン展望
よだかの星」と2作品(dbd_半は客演で出演させて頂いております。)上演いたしました。
今回、私の希望でYoutyubeにアップさせていただきます。

出演:里見、おこめ、まこ、慈恵、飯島和謙、半(dbd-hans-collection)
画像編集 :dbd-hans-collection 半
音響選曲・編集:dbd-hans-collection 半

※お芝居の「生」を感じて頂きたく本番をUPしておりますが、解放された空間ゆえに演出上ではない「音」も含まれております。
※音楽と効果音はすべて編集にて追加しておりますが、それ以外の音響編集はしておりません。
※劇団AQUA 朗読劇「よだかの星」の朗読もアップしております。
どうぞそちらも合わせてお楽しみください。


劇団AQUA 朗読劇「よだかの星」実演

★良かったら下のイイネしてね!元気もらえます(^∇^)


★劇団AQUA(千葉県市川市メインで活動されている劇団さんです)
HP:http://www.gekidan-aqua.sakura.ne.jp/

★dbd-hans-collection(ディービーディー・ハンズコレクション)とは・・
千葉県船橋市在住のわたくし半(はん)がお芝居関係についてなんでもやりたがる
総合エンタメ活動組織名。つまり芝居何でも屋。メインはブログと動画×演劇です。
とりあえずいろいろ奮闘中ww↓↓(最新ブログ)
http://dbd-hans-collection101.hatenablog.com/

たくさんのお月様関連ブログはこちらから
http://dbd-hans-collection101.hatenablog.com/entry/roudokugeki-AQUA-title-20170206


★今回使わせていただいた楽曲と画像について
【曲】
  音楽の卵:http://ontama-m.com/ongaku.html
  Addpic:ニコニコ・コモンズ
  機工:http://domisoso.dojin.com/
  H/MIX GALLERY:http://www.hmix.net/music_gallery/music_top.htm
【効果音】
  くらげ工匠:http://www.kurage-kosho.info/others.html
  無料効果音素材:http://taira-komori.jpn.org/freesound.html
【画像】
  イラストAC:https://www.ac-illust.com/
  写真AC:https://www.photo-ac.com/

  使える写真ギャラリー:http://www.sothei.net/


その他半sフォト

素敵な素材無料提供に感謝と感動です。

ご感想・お問い合わせは下記メールにて承ります。
dbd.hanscollection@gmail.com(dbd半宛)


最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

カミングスーン メニームーン

こんばんわdbd半です。

ブログ内でのカテゴリーにいつも悩みます。

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初期のころはとりあえず、なんでもいいから検索で引っかからないかなぁというのと、記事数が少ないため見た目の<かさ増し>でどんどんカテゴリーを追加していました(==;)

 

だって、少ないとさびしいじゃん。

 

でもそろそろ投稿記事も100超えたし、書いてる項目もちゃんと紐付いていなくて、今はまったく見ずらくて仕方ありません。

自分で言うな。

 

なんだか最近書いている分野も増えてきているので、投稿記事が200を超えたくらいには一回整理したいと思います。

すぐやらない・・・ww

 

200記事というと、まだまだ先は有りますので、そのうちカテゴリーの一斉整理をしますのでよろしくお願いしますm(._.)m


さて、ツイッターとこのブログでも、ぽつぽつ発信していますが、そろそろ「たくさんのお月さま」の大詰めです。
ほぼほぼ完成とか言っときながら、見直すと「ここ直したい(><)」「ここが気になる(><)」がついつい出てきます。

たぶんAQUAさんの中でも一番私がこの朗読劇を堪能しているのではないでしょうか(笑)

 

もう終わった公演だしね。

そうそ、通常劇団というのは公演、つまり本番が終われば打ち上げをして裏方の主催もしくは制作の方がお片付けをして終了です。きれいさっぱりです。終わったら早々に次の公演に向けての稽古がスタート、もしくは何もない時間の始まりです。

何もない時間というのは、お祭りの後のようなちょっと寂しいような、あの感じです。

 

これがまた公演のいいところなんだよね。その日に向けて頑張って、本番終了したら今までの大変さはなんだったんだっていうくらいサーッと平穏な日々になる感じ。

まるで夏のお祭り。まるでレースのゴール間近みたいな感覚。

 

 

でもね、動画は逆だよね。
本番(収録)が終わってからが仕事(活動)です。


動画もね、楽しいんだよ。楽しいんだけど、反面つらい部分もあります。


出来上がっていく感じはそりゃぁもうあたし天才じゃないかとご満悦になれますがww
低迷するときは何にも何にも、手がつかなくなります。さらにできあがった!と思ってもっかい見直したら気になるとこ見つけてまた手をつけたくなる無限ループ。何より!この見直しするのにめちゃ時間がかかる!

 

 

最近は携帯からスルっと動画編集してすぐにUPできる人もいるし、きっともっと手軽にできたりすると思います。半も、動画芝居「ねぇ、くまちゃん」の時は丸を2日で発想から収録、アップしてます。

 

逆にね、凝りだせば凝りだすほど動画はアップロードまでの道のりが遠い・・・。
これは私だけでしょうか・・・・?

 

ただでさへ、編集スキルが乏しいうえに、妙にこだわってしまいます。開演時刻の縛りがないとなおさら。

これも半の悪い癖です。

 

でもね、

 

でもね、

 

 

これだけは言わせて!

 

その分愛情はたっぷりです。

 

 

また後日この「たくさんのお月さま」の動画アップまでの道のりは書かせて頂こうと思いますが半のこだわりが、どんどん膨らみ今に至ります。


皆さんの心に少しでも残るものをお見せできるならとあれやこれやと試行錯誤。

 

実際は見ていただかないと、わからないものなのですが。。。

 

もし、何か響くものがあれば

イイネやリツイート、頂けると嬉しいなぁ。

 


さて、残りもう少し。

仕上げの仕上げ、頑張ります。

半、dbdのコンセプトに悩む

どもdbd半です。

 

一昨日は夜中に寝付けなくて、遅寝になってしまい日中の仕事が空回りでした。

気晴らしに演劇関係の情報を見ている時だけ目が覚めていましたσ^_^;

 

こういう時は、仕方ありません。

今日から気を取り直し、お仕事も頑張りたいと思います。

 

 

さて、いろいろネットで調べて行くといつもひとつの事を先駆者の方々は教えてくださいます。

 

チラシ、集客、メッセージの伝え方、アプローチ方法。

 

これらに共通しているのは、

「誰に向けて」発信しているのかです。

 

営業的な言い方をするとターゲットを絞り込むこと。

不特定多数にぼやけた内容を伝えるのではなくピンポイントに人物像をイメージしてその人にむけてどのようにうったえられるか、という事です。

 

お客さんにターゲットと言うのは大変失な言い方だと思いますが、企画運営、経営、物作り、マネージメント上で使われる比喩です。誰に向けて、これはとても重要なのです。

 

万人ウケを狙って誰にでも通じるものより、一人の心を打つものとして作品を作る方が、圧倒的に共感しやすいものになり作品としてのクオリティが上がります。結果その良さはターゲットを中心に「イイね」の輪が広がって行くというものです。

 

ラッパ屋という劇団さんをご存知でしょうか?

 

 

私は拝見したことがないのですが、サラリーマン層に向けた作品を作りたかったと明言されており、社会人劇団として二足のわらじで、今は5000人の動員数を確保されるほどの規模の劇団さんだそうです。

 

誰に向けての作品作りを行うかとても明白で、この劇団の作品なら、安心して見に行けると言うお客さんは多いのではないでしょうか?

 

つまり、この劇団にお客さんは何を期待しに見に行くか?ということです。

 

映画でもそうですよね?

スリルを味わいたいのに恋愛映画を選択することはないだろうし、思いっきり泣きたいっ!って時はヒューマンドラマだったり感動大作と銘打った作品を選ぶと思います。

 

この劇団、この作品に、何を期待するか?

 

それはとても重要なのです。

 

 

私、なんかいろいろ手を広げていますね。話が大きくなっていますか?(笑)

私も時折どこに向かっているんだ?と思うことがあります(笑)

 

ただ沢山の人に演劇というジャンルの醍醐味を味わってほしい。作品を通して私のメッセージを届けたい!と思っていると、こうなってきました。ww

 

半はあくまでアマチュアなんですけどね。

半は全てセルフプロデュース、セルフマネージメントなので、お芝居に関わるあらゆる事を網羅したいと思っています。

 

関東に来て、ゼロからのスタートで一番困ったのはお客さんです。演劇は見世物の為、お客さんがいなくちゃ作品は出来上がりません。特に一人芝居じゃ尚更お客さんを呼ぶのはしんどいですからね。

 

それは動画という作品にてしても同じで、よりたくさんの人に知ってもらうためには、良い作品を作るのはもちろんのこと、知名度を上げる必要性を感じてきました。

半の場合特殊で、実はあまり目立ちたいという気持ちはありません。むしろ目立つのは嫌いです。売れたいと言うのも少し違います。もちろんお金が入るのは嬉しいけどねσ^_^;でもお金のために頑張れるか?と言われるとダメなんですよね。私が営業に向いてないって思うのはそこです。最後の踏ん張りでお金で動けない。そう言うところが私がアマチュアで良いと思うところです。

 

さて、そのためには、dbdの方向性も将来的にはどういう演劇をする人なの?どういう人向けの演劇なの?と、キチンと提示できる方がいいなぁと思っています。とは、言いつつ・・dbdは私の「芝居なんでもステーション」なので、好き勝手に気まぐれにやりたいというのがあるので決めきれないでいます。

 

 なので、こういうお客さんにdbdはこういうお客さんに向けて!というのが、浮かびません。

ん〜、
作品自体ならこれは〇〇真っ只中の人へ向けて!というイメージはあるんですけどね。

ん〜どうしたものか。

 

 

考えても答えが出ない時はどうしてもあります。

 

 

 

ちなみに劇団ギルドわむさんの企画の中で、

「ふぁんふぁんカンガルー」

というのが、立ち上がりました。

まだ1回目の打ち合わせが終わっただけです。

 

1回目の打ち合わせでお話したのが企画名とテーマ、つまりコンセプト(ブランド) についてです。

 

この企画に対してみんなは何を求めるか?

この企画にこれがあるから、やりたいと思うこと。

これから外れたなら、主催やリーダーであろうが、違うよと声を上げるべきもの。

意見が分かれた時に何を軸に判定して行くか。

その軸になるもの。

 

コンセプト

ブランド

テーマ

 

そういったお話をしました。

 

ふぁんふぁんは(略します)、親子体験教室のようなものではありません。

 

大人も子供も一人の表現者にかえり、新しい発見を見つける<場所>です。

親なら、子供の面倒を見ないといけない、ついこれダメあれダメって増えますよね?

そういったことから解放される場所、親も一人の個人に戻れる場所として、ふぁんふぁんは立ち上がりました。

子供はどうでしょうか?

子供だって表現者になりえます。何が楽しく何に悲しくなるかを知っているからです。

子供だって表現する楽しさを知り、大人にセーブされることなく解放できる場所であれば良いと思うのです。

 

 

稼働して一年になりますが、dbdよりふぁんふぁんのほうが土台がしっかりしていますね(笑)

 

同じリーダーなのにこの違い(笑)

 

 

ま、出てこないことは仕方ありません。

dbdもふぁんふぁんも、相互作用を持っています。私がdbdで感じることをふぁんふぁんにも活かせますし、ふぁんふぁんで得た事をdbdでも活かせるんですから。

 

え?

ふぁんふぁんとdbdの違いですか?

 

♪( ´▽`)dbdは、私のやりたい事をやります。ガンガンやります。(笑)

 

ふぁんふぁんは、みんなで決めてゴーします。みんなの感じる事が重要なんです。

 

なので進行の仕方が全く違います。ふぁんふぁんの母体は劇団ギルドわむだしね。

 

 

ま、今はまだつかめませんが、いつの間にか出てくるかもしれませんね。dbdのコンセプト。

誰に向けて何を作るか。

 

またぼちぼち考えます。

焦る理由はないんですから。

 

 

舞台の稽古場

こんにちは。

 

dbd半です。

 

 

今日は劇団アクアさんの稽古場にお邪魔して来ました。

再来週本番を迎える「舞台」の稽古です。

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劇団ギルドわむさんの稽古では、今はシアターゲームメインの稽古で基本即興です。

(芝居で即興というのは、即興劇。つまり台本を使わない芝居をいいます。)

 

 

わたし、dbd-hans-collectionでは、今は基礎練をたまーにやって肉体維持をとりあえず行うだけです。

 

自分が本格的な稽古をするなら、それだけの用意をしなければなりません。最近は裏方が主流になっていて体がなまりはじめているのを実感します。またそろそろ体が黄色信号を出しているので赤信号になる前に体を使うようにして地道にやるしか有りません。赤信号になったら今までの蓄積ゼロになって、動けるようになるまでまた時間がかかります。

 

  

半の中では、役者はショートケーキの苺です。

 

 

生の新鮮な苺を美味しく最大限に味わってもらうには、美味しいスポンジと生クリームを用意しないといけません。そのレシピの開発が必須なのです。特に自分が役を演じるならなおさら、納得できるまで作り込まないと安心して役に入れません。

 

今のdbdで舞台を用意するほどのバイタリティは有りません。それが、現状です。

 

 

舞台は総合芸術です。

半がいくらアイデアや試行錯誤を繰り返し良いモノを作り出したとしても、それはやはり1人の枠というのは簡単に超えられるものではないでしょう。

 

 

舞台はナマモノです。

その場でお客さんも含めて、カオスのようにいろんな感情が入り混じり、それがいつしか爆弾のようにひとつの感情の塊になったりします。

 

 

あぁ、

 

舞台の稽古がしたい。

 

 

 

即興の重要性も分かります。

日々のちょっとした鍛錬も重要です。

 

 

でも、きっと半は皆でやる舞台が一番好きなんです。

舞台の役者同士の掛け合い、見せ方、音の入り、照明の加減。

一人じゃないからこそできる、一筋ではいかない何か、そこにしかないもの。それが舞台です。

 

 

でも、複数名でやるというのは本当に大変なのです。大人になるとなおさらです。いろいろな諸事情を無視するわけにはいきません。

 

スケジュールを組むだけでも、こうやりたいということを伝えるだけでも、ものすごい熱量と伝達能力が必要です。

 

先日dbdのプロデュース用に助っ人様、みさきさん(ここでもさらっとお名前開示)に会いに行くだけでも、ど緊張の半です。

 

それを思うと本番という日に向けて、毎週、自分も含めて複数名の時間を拘束し稽古を重ねる事は現状到底できません。

 

 

半は言い聞かせます。

 

時期尚早。

 

 

しかるべき時がくれば、その時は必ず来る。

 

 

私が舞台が一番好きだと思い出させてくれるのは、やはり稽古場です。

 

 

アクアさんにお邪魔させていただくと、私が舞台をやりたいといつも再認識させてくれます。

 

 

今は下積み。こんなんで私が舞台の作品を作っても大したものにはなりません。

今目の前のやることをやるのが一番の早道。

ブレない自分づくり。コンセプトからお客様へのアピールの仕方。構成力にツールの使い方。

ヒューマンスキルにコミュスキル。

 

まだまだ足りない事づくしです。

 

今は志を忘れない。

出来ることをしながら、目標に近づくこと。

 

 

良い刺激をいただきました。

アクアさんの皆様、いつも見学を自由にさせていただいてありがとうございます。

 

本番もどうぞ頑張ってくださいね。

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お時間ある方は是非。無料一回公演です。

 

 

 

夏に向けて、公演ラッシュの始まりです。

アクアさんだけではなく、7月8月本番を迎えられる方はたくさんいるかと思います。

 

先日、舞台で不慮の事故が起きたニュースを見ました。

舞台はなにが起こるか分からないものです。

皆様の無事の公演、お祈りいたします。

 

七夕企画〜小説「星に願いを」〜

こんばんは。dbd半です。創作意欲がとまりません。

 

ブログを書くと言うのはとても勉強になります。一年を通して書いていましたがもう少しペースアップして行けたらと思う今日この頃。

 

はい、話は変わりますが、今日は七夕です。

 

みなさんお空を見上げていますか?

 

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携帯電話のフォト機能では綺麗に撮れませんが月光がとても綺麗です。明日は満月らしいですよ。

 

さて、珍しく小説?を描いてみました。

書くことは脚本の練習にも役者の練習にもなります。いろんな分野はお芝居につながります。

 

 

ちょっと少女漫画風かな。本格的ではないのでゆる〜くよんでください笑。

 

 

下手な横好きではありますが、お楽しみいただければ幸いです。

 

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「それ、変だよ」

幼馴染のたか子が、口を尖らせて私の隣でそう言った。

 

それ、とは私の髪型のことだ。

<脱>散髪屋という事で、初めての美容院だった。

 

いつもの散髪屋のおやっさんは、白髪と地肌が入り混じった頭をなでながら、ちょきちょきと小気味良い音を軽快にならせ、いつも10分ちょうどで仕上げてくれる。それがどうだ。美容院というのは、予約を入れて順番待ちをしたのち丁寧に持ち物や上着まで保管してくれる。

そして短髪にもかかわらず、「今日はいかがしましょうか?」などと聞いてくる。

カット以外に何ができるのだ?ともごもごしていると、カットとシャンプーで宜しいでしょうか?と良いタイミングで促されてしまった。

 

こうなったら、言われるがままだ。

 

初めてのシャンプーは気持ちが良い半分、こそばゆいが半分。

 

そしてカットももちろんお任せだ。この髪の毛に何のリクエストができるのか、私が教えて欲しい。

 

そうして、出来上がった私を見に、、というかからかいにだと思うが、美容院を紹介したたか子が現れ、横に来るなりこの一言だったわけだ。

 

たか子のはっきり物を言う性格は好きだが、時には気遣いというのをそろそろ覚えて欲しい。案外、男子の方がデリケートだったりするのだ。

 

無性に、散髪屋のおやっさんの産毛のような白髪頭をなでなでする光景が恋しい。

 

「っかしいなぁ。あのお店だったら、お任せでも上手にしてくれると思ったんだけど。」

 

たか子は半分お節介混じりで美容院を勧めて、そして仕上がった私を差し置いてぶつくさ文句を言っている。

 

普段ワックスなんかつけない短い髪が、芝生のように逆立てられその影を見ても自分の物と認識できない私は、どこの穴に入れば良いんだろ?

 

逡巡していると、たか子がまた提案してきた。

「ね、映画いこ。まだお昼だし、見たいヤツあるんだけど、しずしず今日ダメなんだって」

 

 今日は土曜日だ。

しずしずと言うのはたか子の親友。中学になってから、知り合い一気に仲良くなった。

 

なるほど。私はピンチヒッターだったわけか。

でも、そろそろ私たちもいい年齢なのだから、少しは意識というものをして欲しいものだ。

私だって、健全な高校生だ。女の子と2人で映画だと言えば、、、いや、これ以上はやめておこう。

 

たか子にこの辺りの話をしても流されるだけだ。「な〜に、バカな事いってんの、受けるぅ〜」きっとそう言うだろう。

 

 *                     *                       *

 

 

映画は物凄く面白かった。

ピンチヒッターでも、こんな面白い映画に誘ってくれたたか子には感謝せずにはいられない。

私は映画が大好きだ。あわよくば映画監督にだってなれるものならなりたいくらい。現実は甘く無いのを承知しているので口に出したことはないが。

私はたか子に先ほど見た映画の評論をノンストップでしゃべり続けていた。

主人公のアクションの素晴らしさ、カメラワーク、佳境に従って盛り上がっていく脚本の素晴らしさ。

ああ、もう一度見たいくらいだっ!

 

たか子は適度な相槌を打って聞いてくれている。

こう言う時のたか子は本当に良い。私を自由に放し飼いさせてくれる。もともと好きなものが近かったのもあったし、私はこの時間がとても大好きだ。

 

 

外はいつの間にか暗くなってきていた。

 

「ね、もう一個付き合ってよ」

 

そう言うと小さい頃お寺の周りで遊んだように自然と手を繋いできた。

 

 

だからさ、、、。

 

 

 私の心中なんてこの女子にはきっと届かないのだろう。

 

どきどきする鼓動を隠して、たか子に言われるままついていった。

 

 

かなりの時間歩いただろう。電車にも乗った。

珍しく電車の中は混んでいて、カップルさながらたか子を庇う格好をしてみた。

いつの間にたか子が私の腕に収まるくらい私の身長は伸びていて、改めて赤面というか、、変な意識をしてしまう。

 

どうせたか子のことだから、こんな私のことなんてただの幼馴染にしか思っていないのは明白だ。このまま距離が開いて、大人になって全くの他人になってしまうくらいなら仲のいい幼馴染で居られる方がきっとマシだ。

 

 

「ついたこっちこっち」

 

 

そこは初めて降りる駅だった。

 

さらに、歩くこと30分。

 

結構な道のりだったが幼馴染なだけあって話は尽きない。

 私たちは最近あった他愛ない話をした。英語の教師は実はズラだったとか。同中だった子が本気でアイドルを目指すために上京したとか。好きなアーティストを発見したとか。いつまででも話して居られる。どれくらい歩いたのかなんてどうでも良かった。

 

たか子はそのままガンガン歩き出し山の方に向かっていった。しばらく黙ってついていくと、そこには小さな公園があった。

 

「誰も居ない公園てなんかワクワクしない?」

たか子は振り返りながらニヤリとした。

 

「うわっブランコの椅子ちっちゃ!私のお尻こんなに大きかった?」

「こういう遊具めっちゃ遊んだな!」

 

誰も居ない公園で近くに民家もない。きっと大声笑っても、迷惑にはならない。たか子のはしゃぎっぷりに私もつられる。

 

私はたか子の思い切り笑う声が好きだ。

心の中から楽しそうで、ついこちらも笑ってしまう。

 

でも今日のたか子はどうしたんだろ?何か言いたいことがあるような。先ほどは何も言わなかったが学校で何か嫌なことでもあったんだろうか?

時折、何か言いたそうにこちらをチラチラとみてくる。

 

「織姫様と彦星様会えますかな?」

 

そう言えば今日は七夕だ。ここ数年雨続きだったろうから、そのことを言っているのだ。確か今年晴れれば10年ぶり。

 

「なんかお願い事する?」

 

願い事か、、うん特にないなぁ。

 

今の所高校生活も無事にそこそこ楽しんでいるし、勉学は決して得意では無いが高望みもして居ないので、特に願うほどではない。

 

黙っていると、突然たか子か噴火した。

 

「ああ!!じれったい!」

 

なんだ?なんだなんだ??

 

「わかんないかな?このシチュエーション!!

人気もない!満点お星様!ここにいるのうちら2人!!どうよ!?」

 

 

えっっと、、どうよ?と言われましても、、

 

「わかってる。しずにも釘刺されてたし。あんたは鈍感だった!!昔っから!!」

 

 

なんだ?いきなりキレられてるこの状況。

だが、とりあえずヤバイ。たか子は普段笑顔を振りまいている分、一度切キレるとその噴火はなかなかおさまらない。自分でも止められなくなるタイプだ。

昔、いじめっ子タイプの年上の男の子に切れた際は、家まで追いかけてその親に直談判しにいき、その子のやって居たことをこと細かく説明し、最後にこう締めくくった。「こんなんじゃ良い大人になれませんよ!」全く子供がしかも年下の子供の言う言葉じゃない。

どうしてそんな事を私が知ってるかだが、その間中付き合わされるのはいつも私の役目だった。なので、アレを目の当たりにした経験者から言うと、今度は何が起こるやら・・。

 

 

そうだっ。さっき見た映画の話をしよう。落ち着け。私が落ち着かなきゃたか子は落ち着かないぞ。

 

「だからさっ ねっ!聞いてるの!!」

 

そう映画の話を、、、と思った瞬間、体がぐらついた。つい考え込みすぎて顔に意識がいって居なかったのをたか子は無視されたと思いぐいっと振り向かせようとしたのだ。私はベンチに座って居たが、不意の重心移動で、まうしろ頭を打ち付けている格好になってしまった。

 

激痛が後頭部に走る。

そうだ。たか子はいつもそうなんだ。

 

勢い余って知らない家まで怒鳴り込むような女の子だったが、家から出た瞬間、立てなくなって大泣きをしていた。本当は怖かったのだ。いじめられたのはたか子じゃなかった。守らないといけないと立ち上がる正義感の強い女の子。でも、それは普通の小さい女の子だったんだ。

 

雨が降ってきた。

いや、たか子が泣いてる。

 

自分のせいだと思ってるだろう。たか子らしい。

見るとたか子の背景には満天の星空だ。そうか、たか子はこれを見せたくて私をここに連れてきたんだ。

たか子の涙はまるで流れ星が落ちてくるみたいだった。

 

 

「きれいだね」

 

 

「なっなにいってるの!?やばいとこうったんたんじゃない!!」

 

心なしかたか子が赤くなってるみたいだった。

 

イテテテテ、、

 

なんの話をしてたんだっけ。

 

 

「だから、私になんか言う事ない?」

 

少し落ち着きを取り戻したたか子はすぐに話を戻した。

うっ。実はある。あるけど・・

 

「あ〜ぁ、これだからっ!」

 

「10年」

思わず口をついで出た

「え?」

 

「10年経ったら言うよ。言いたいこと。」

 

「はぁ?」

 

「なんで10年?」

 

「今年10年ぶりだろ?七夕で会えるの」

「たからって、ながっ」

 

 

今の私はたか子を独り占めする勇気も玉砕する勇気もまだないんだ。

でも、きっとこの気持ちは変わらない。

 

だって、10年前もそうだったんだから。

 

 

 

*               *                  *

「たかちゃん、お願い事書いた?」

「書いたよ」

「なになに?」

「正義のヒーローになりたい」

「たかちゃんらしいね。じゃ、僕はヒーローを守るヒーローになる」

「なにそれ。へーんなの」

 

たか子はそう言って大きな声で笑った。私もつられて笑った。

そういや10年前も変だよって言われてたんだ。

 

次の10年後には、きっと言うよ。

今は言えないけど。

次にはもう20年越しのお願い事になるんだから。だから、きっと叶うだろ?

 

*                 *                 *

 

 

たか子はまた唇を尖らせて、「そうなったらあたし何歳になるのよ」なんてぶつぶつまた言っていた。私は、暗闇に紛れて、初めてたか子をぎゅっと抱きしめた。お互い緊張してるのがわかって、すぐに笑ってしまった。

 

 

慣れないことはするもんじゃない。

 

でも、どうやらたか子の噴火はおさまってくれたようだ。

 

 

私たちはまた道中他愛ない会話をしながら、帰っていった。

 

きっと私たちはすぐに大人になるだろう。喧嘩もするだろう。もしかしたら、お互い違うパートナーを選択するかもしれない。お互い離れた場所で生きていくかもしれない。

 

でも、この日この時、私のパートナーはたか子だった。

織姫と彦星が一年に一回しか会えない事を考えれば、私たちは会おうと思えば毎日だって会える。

 

私は口下手で、映画オタクで、特に取り柄はないけど、今なら何にだってなれる気がするよ。

 

 

"私は君のヒーローになりたい"

 

 

 

私は夜空を見ながら、見えない短冊に願いを書いた。

 

 

 

 

 

 

*                 *                  *

その頃のしーちゃん(しずしず)

 

 

「電話こないなぁ。どこまでいったかなぁ。てゆーか、いまこっちから電話してやろうかな。いっそのこと邪魔してやろうかな。ああ!気になるぅ!」

 

うずうずが止まらないしずしずでした。

 

たか子を仕掛けた張本人

 

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みなさまのお願い事もお星様に届きますように(^_^)

動画(静止画)編集の大詰め「たくさんのお月さま」朗読劇

おはようございます。

 

dbd半です。

 

 

お月様の仕上げ編集に取り掛かっておりました。スケジュールを、立てたことで、勢いが出てきました。ただ勢い余って徹夜をしてしまいました。(;゜0゜)

やり始めると集中しちゃうんです。

 

 

この朗読劇の編集は、半の当初の予定からから大幅に変わり、期限のない事を良いことにのびのびにしてしまいました。

 

ですが、これで動画の大元はほぼ完成。あとは画像の入れ替えを少しとコメントです。

 

 

結構変わったので、AQUAさんに怒られないかひやひやです。f^_^;

 

多分、大丈夫だと思うけど、、。

 

アクアさんといえば、今月7月23日本番を迎えられます。

 

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皆さん、頑張ってらっしゃるようです。

 

本番までには朗読劇のアップも完了報告できそうだ。ヽ(´▽`)/良かった。

 

なんでも早めに越したことは無いよね。

 

少し仮眠をとります。

最近良く寝ていたので、1日くらいならなんとかなるでしょう。今日行けば休みだしね。

 

たまには、こういう日もありなのです。