「半さんは、役者ですか?演出ですか?」
少し前に新しく入った団員に聞かれました。
「どっちもやりたい」
曖昧かもしれませんが、そう答えました。
「皆好きなんだよねぇ」
dbd半です。ゴールデンウィーク皆様いかがお過ごしになりましたか?半吉はこのやすみに「こどもの国」に訪れましたよ。
子供が楽しめるものがたくさん。
行き渋っていた上の子が一番ノリノリで「あれやる」「これはやらなきゃ」と大人たちをリードしていました。笑。
しばらく役者から遠のいていました。
昨年は「花とスズ」の朗読劇をやりましたが、その時私は裏に専念。
わたしが出演したのは、一昨年の夏「ROLL EAT SUMMER」
役者をやるのは実に2年ぶりになります。
役者をやらないと、感覚鈍るっ!!(;´д`)
そんな焦りもあり、ちょい役で出演できる設定を脚本に入れました。
2年か・・
思ったよりやべぇぞ。
最近少し体を動かし始めました。
と言っても軽い筋トレやストレッチです。
喉がやられやすいのは、分かっているので、改めて鍛え直し。
でも、前に比べれば、すごく枯れにくくなってきています。
前は、一回稽古で喋るだけで、翌日スカスカを感じるほどでした。(^◇^;)
年齢?スパン?💦💦
とにかく、なかなか体が思いだしてくれていなくて、大変です。腹式だわよ。腹動いてないわよ。と自分に声がけ。
声が出せなきゃ芝居はできませんからね。
このままもっと体を作っていけば、本番には間に合いそうです。
自分の役が決まれば、それをまっとうしたい。
役者魂・・。ふつふつと湧いて来ます。
照明育ちの演出や
音響育ちの演出、
役者育ちの演出とあるかと思います。
私は役者出の演出です。
脚本から演出、演出から役者
どれも視界が違うので切替が大変です。
でも・・久しぶりに役者をやるのに・・
・・胸がドキドキします。
ロールイートもその前の劇スト商事も切迫詰まった中での代役でした。
本来の役者として芝居を作る工程を想像するだけで、心臓が疼くのを感じます。まるで恋する乙女です。しかもまだ4ヶ月あります。
「自分は役者です」と言うのは、私にとってハードルが高いものでした。
役者さんへのリスペクトもあるし、憧れもあって。自分が役者って言えるの、かっこいいなって。
でも、最近、自分の中で何かが色々変わり始めています。
私は演劇人で、脚本家で演出で、役者なんだと。
未熟なことは多分に承知です。
自信は相変わらずありません。
でも、覚悟ならあります。
今までも、そのつもりで乗り越えてきました。
絶対にやり切る。
傷は今も痛みます。
それでもやめられない。
自分が表現者である事
自分が努力し続ける事
自分が芝居がとことん好きな事
芝居で人を魅了したい。
皆をもっと高見に連れて行きたい。
この衝動は変わりません。
私は、自分で思っていた以上に演劇人でした。
私は、自分で思っていた以上に役者でした。
自分の役をきちんとやり遂げたい。
役をもらうと言うのはそう言うことだと思います。
皆もそれぞれ役者としてもがいている部分があります。
もがくからこそ次のステージに乗れます。
今のところ、私の役は一つしか決めていませんが、役を作っていきます。
大阪のお母さんに言われました。
動画見たよ。半ちゃん出ないの?見たいわ。
随分前に大学の先輩に言われました。
お前、もっと満足できる芝居やれよ。
役者、半はどこまでできるのでしょうか?
役者、半は、どこまでいけるでしょうか?