こんにちはdbd半です。
今旗揚げ公演に向けての台本を書いています。
本当に我ながら特殊な書き方だなと思います。
私は誰かに師事したことがなく、ただのアマチュア芝居好きです。
台本を書き始めたのは、このブログを立ち上げたもっと後から。ブログ歴の方が長いw
なので、素人感は否めないのですが、今まで見てきた芝居の蓄積や、もともと文系で書くこと自体は好きだったのもあり、楽しく取り組めます。
ただ、本来は飽き性です。
書く時は一気に書き切ってしまうのが本流だったので、短編ばかりでした。
「花とスズ」から長い話を書く楽しみを知りましたね。私にとっても「花とスズ」の脚本への取り組みはとても勉強になりました。
ただ時々本来の飽き性が顔を出します。
今、実はちょっと休憩中。だいたい5割は書けました。何らかの理由でやむなく中断すると今度はなかなか筆が進まない。(^◇^;)ライターあるある?
でも、ずっと考えています。
頭の中で動き出したキャラクターの見えない部分やバックボーン。こう言う過去があってこの発言につながるんだろう。それならこう言う表現で出して(演出で)欲しいなぁ。
こんなキャラクターなら、こう言う話にしていけばもっと面白くなるかな、こんな色付け(展開)があってもいいなぁ。ここのエピソードどこに挟もうかな。
はい。私、キャラクター設定ありで話を進行していきます。
あらすじは完結していません。
大まかな展開はありますが、シーンごとの区分けもしていません。だから自分でもこの後どうなるやら(笑)
前にも書いていますが、私は役者上がりの台本制作者なので、頭の中で演じながら、その場の演出をイメージしながら、作中に落とし込みます。
なので台本のなかで即興してる感じなんですよね。
余談ですが、昨日はそれが残っていて、家人にキャラがいいそうな喋り方で「あいつ優しくない」と「あいつ」よばわりしてしまいました。(^◇^;)
お子にも嗜められ(笑)、ちょっぴり反省。ライターあるある?(笑)
さて、少し手は止まっていましたが、そろそろまた書き進めたいと思います。
少しスピリチュアルな表現の仕方かもしれませんが、時々聞こえるんです。
あの子達、台本の中のキャラクター達が、外に出たいよって、早く皆に会いたいよって。
なんとなく、響いてくる感じです。
ここで眠らさないで。
ここで誰にも見てもらえない中で埋もれたくない。
外に出たいよ。
光を浴びたいよ。
って。
今は私の頭の中だけで聞こえている声です。
だけど、このまま止まったらこの子たちは永遠に私の頭の中だけの存在になってしまう。
世の中に出してあげたい。
私の実力では十分ではないかもしれませんが、この声を感じた時、生み出してあげないといけないって思えます。
そして、こんな子たちなら書き切れるって、思います。
今まで消えて行った作品もあります。
書くのを途中でやめてしまったことも。
今取り掛かっている作品のこの子達は、生まれることが目的ではありません。
台本として仕上がって本読みしてもらって演じてもらって舞台になり作品になります。
活字になって、音になって、立体化して、改めてまた人の心の中に溶け込んでいくんです。
だから、私が生み出さなきゃ何も始まらない。
書き上がるのはほんの一工程でしかありません。
舞台の脚本はなんて素晴らしいんでしょうか?
こんなにも形を変えながら人に伝わっていくのです。時間をかけながら、少しづつ成長し、よりたくさんの人に伝達されていくんです。
こんなにも人を楽しませられるんですね。
だからこそ、土台をしっかりしてあげなきゃです。
沢山の脚本家の方には敬意しかありません。
私は一歩でも近づきたい。
より良い作品を生み出すために。
また書き出します。
この子達の声を聞きながら。