dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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台詞の言い方について

dbd半です。

皆さまこんにちは😃

 

今週末いよいよ本番です。

そんな中うちのお子がRSウィルス感染でした。(*´Д`*)

 

先週は交代で家人と休みを取り、中途半端にしか仕事が出来ず、週末やっとウイルスが抜けたんでホッとしております。

 

コロナ自粛で抑えられていたRSウイルスが感染率去年対比で400倍らしいですね。400倍てっ(*´-`)

ちいちゃいお子ちゃまはどうぞ気をつけてあげてくださいねー。

 

 

さてさて、今回も役者をやる事になった半ですが、残り作業+αで役の見直しをしております。

 

今回の役所はなかなか手こづっております。

すぐに捕まる役もあれば迷子の迷子ちゃんになる役もあります。

今回は後者かな。キャラ迷子・・。そういう事もあります。

なんとか先々週の稽古で良しダシがありましたが、先週は段取りに追われて自分の役に没頭はできていませんでした。

 

役者をこなしながら相手役を見たりするのは、やはり難しいです。

 

 

週が明け自分の役を振り返ると、セリフがただの「音」になっている事に気付きます。

ちゃんと台詞になってないなぁ。

 

 

 

今回は長めの稽古スパンでしたが役者が揃っての稽古は実質2回だけでした。

 

しかも欠員が出たため、主役の女の子は客演で、今月頭から集中的に参加してくれています。しかもしかも初舞台つ!できるかぎりのフォローをしたいと時間を優先しています。

(こっそり言わせていただきますが、はっきり言って初舞台のレベルでは無いほどイイですw)

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私は常々「台詞を言う」には、二通りあるんじゃ無いかなと思っています。

 

一つ目はワンフレーズづつイメージを持ち言葉を発する台詞の言い方。

二つ目はセンテンスごとに感情に乗っていく台詞です。

 

例えば、「このリンゴおいしいね」と言うなら、このリンゴでイメージが浮かび、美味いと言う気持ちが湧いてきて、誰に向けてどんな感じで言うかも想定しながら言う台詞回しが前者です。

後者は、一つの単語や意味は意図を介しません。「りんごが美味しい」その思いそのものをぶつける感覚です。

 

私はきちんとお芝居を習ったわけでは無いのでキチンとした定義があるのか無いのかは分かりませんが、この二つの使い分けが出来ればいいなと思っています。もちろん演出の好みもあります。

 

 

この二つの良さとデメリットは、それぞれあると思っています。

 

前者はリンゴからお客さんにイメージを沸かせて一つづつをしっかりと伝えられます。逆に言えば、少し重たい。一つづつがしっかりとしているので、もっちゃりしすぎると、テンポが悪い。何をそんなに大事に言ってるんだろう?って言うセリフには不向きです。

 

一方、後者は言葉の意味や物のイメージを伝えるのでは無く、ダイレクトに感情を発することができます。なので、ぶっちゃけリンゴだろうがバナナだろうがミカンだろうがパイナップルだろうが、さほど違いはないでしょう。

要は今手にしているものが美味いと伝えたいのです。ただしこの場合、音の響きやリズムの良さは軽視できません。ダイレクトな分、何を言っているのかが分かりづらくなる事もしばしばあります。イメージを飛ばさない分聞き手に心地よさが無ければ、ただ喚き散らしているようにしか見えなくなります。

 

 

 

どちらにせよ、素人のわたしには台本を繰り返して読むのが一番なのは、変わらないんですがね。一番やっちゃいけないのは、できてるつもりになる事かな。

 

 

裏方をしながら、主催をしながら、団長をしながら?役者をするのは、割と大変です。

裏には徹せられれば・・と言う事も思う時がありましたが、でもやっぱり役者ができるのは、有り難い話ですね。

 

役の事を考えられる。

台詞を覚えられる。(脳トレw)

舞台に立てる。

 

 

台詞は多くありませんが、台詞を言う時にはキッチリ見せつつ、セリフがない時はセリフが無い上での個性が出せればいいなと思っています。

 

 

もう少しで、本番か。

 

このコロナ禍中、何が起きてもおかしくはありません。

無事に上演して、お客さんに見てもらえるまで届けることが、私の最重要事項です。

 

そして、一役者としても、皆さんに楽しんでもらえるものをが届けたいと思います。