dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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優しい人

こんにちわdbd半です。


先ほど書いていたブログ記事が飛びました。(T-T)
急にキーボードもマウスも使えなくなったのです。
これは止む無しとシャットダウンをしました。

メモ帳機能で下書きをして、まだ未保存だったため、すべて消えてしまいました。

とても残念です。皆様も気を付けてくださいね。いきなり何が起こるかわかりません。

 

 

と言うわけで、書き直しの書き直しのため、さらりと書き直してアップすることにします。

このメモ書きは2回目の書き直しでした。
1回目に書いた際は、文章が長くなりすぎて、思っていた方向と違う気がしたからです。

と言うわけで、更新が遅くなりました。( ;´Д`)

 

さて、そうこうしている間に、季節はもうじき12月に入ろうとしています。


皆様、お元気でらっしゃいますか?お風邪ひいていませんか?
私は、ダンスで体を動かすようになったおかげか、この季節にもかかわらず、すこぶる元気です。

鼻炎も喉風邪にもなっていないのですが、もしかしたらこれからかもしれませんね。
油断はせずに、いつも通り早めの厚着対策をしています^^


さて、今回は、ふぁんふぁんのお話。

メンバーに「やさしさ」をもらった話です。

 


今回は稽古前に、公園ランチを企画していたのですが、メンバーの一人が、そこでなんと太巻き寿司(お手製)をって来てくれたんです。
お手製ですよ。お手製!!

 


半は、ほっともっと(お弁当屋さん)で買ったお弁当を持参だけでした(;^ω^)

でもね、うちが連れてきていたお子ちゃま(6歳)がいきなりこう言うんですよ。


太巻きすきじゃな~~~い」


はぁぁ〜〜!!!???

これ、うちだったらブチギレですね。
うちだったら「なんだとぉぉぉ!!???時間と労力とコストをわかって言っているのかぁ!!!???(分かっているはずがない6才)


んでこうなるんでしょうねもう二度と作らないっ!!」
とまぁ、家ならそうなるんでしょうね。

半が、お料理が好きになれない理由がこれです。

やってもやっても食べる側はお店を利用する時と同様、言いたい事好き放題です。

ど素人が、しかも不器用な半が、見た目も味も美味しいものを作れるなんて、ミラクルなんです。それを分かりもせずに、食材の無駄も知らずに、一度も箸も付けずに、食べたくなーいなどと言われた日にゃ、ちゃぶ台ひっくり返すぞっ!!と、なります。

 

ですが、今は心に収めてとりあえず、メンバーに平謝りするしかありません。子供はよく分かっていない事情で、ぽやんと、しっぱなし。

 

ごめんねっ!と手を合わせていると、、


なんとメンバーがめちゃくちゃ優しかったんです!!

 

「○○ちゃんは、何が好き?何が嫌い??何だったら食べられる???」

「○○ちゃんは、嫌いなのとってあげるよ(^^)」


ガーーーーーーーン

半の頭に、でっかい岩がガーンと落ちてきたくらいの衝撃波がっ!!

 

い、今なんとおっしゃった??

(お目め、ぱちくり、ぱちくり)

 

具をそろえて、酢飯を作って、きれいに巻かれた、美しいこの太巻きを・・・
嫌いなものを避けて好きなものだけに取ってあげる・・・・

 

あ、あ、あり得ない・・・・

 

あぅっあうっ・・・


あり得ない優しさに呼吸困難になりそうだよぉぉぉ!!!

 

 

そうして半がフリーズ状態の間に、「卵と海苔が好きなのかぁ」と、何のためらいもなく、美しい太巻きの具材をバラし、好きなものだけにしてくれたんです。


あ・・あ・・ぁ・・

(ドラゴンボールのキャラがやられている時の喘ぎ方)

 

 

何という事でしょう。
半は日ごろ、優しい人間でありたいと、心に思っていますし、できうることは実行しているつもりです。


ですが、私にはここまでの優しさは持ち合わせていませんでした。

 

毎日の忙しさに追われ、ついビジネス換算する癖があります。
「労力」「コスト」「時間」

これらを一瞬で無に帰されることに、非常に腹が立ってしまうのです。特に家族間は、尚更な傾向があります。


「子供なんだから、仕方ないよ〜」


私があんまりに驚いたリアクションを取っているのを見て、フォローするように付け加えて言いました。

 

「子供なんだから」

 

私は、この言葉が好きではありませんでした。
ふぁんふぁんでも、大人と子供、それぞれが尊重できる場所として、うたっているわけですし、「子供は子供扱いするから、子供なんだ」という持論があります。←極端なのは承知ですが、子供は案外理解力があるのを間近で見ていてそう思うからです。

 

 

でも、メンバーが言ってくれたこの「子供んなんだから」というのは、妙に居心地が良い響きに思えたのです。

子供扱いというのとは、また別で。

能力差として子供である事を認めてくれている、そんなニュアンスです。

 


そして、見返りのないこの優しさが、半の中にも伝わってきました。
優しくしてもらえると、なんて人は優しい気持ちになるんでしょうか??

 


ここ最近味わっていなかった真綿のような柔らかい何かが心にしみこんでくるのがわかります。
心のトゲトゲが、どんどんまあるくなって、どんどん小さなお山くらいになって沈んでいく感じです。


「や、やさしくなろう」

 

 

なんていうか、もう口に出ていたと思います。


その日の稽古は、なんだか、みんなが大好きって気持ちでいられました。
そして、その柔らかい感じは今も続いています。

 

多分、半の性格上、すぐに突起物は出てくるだとおもいます。アレコレ考えたり感じたり、良くも悪くもこれが半だから。

でも。今はこの気持ちをなるだけ長く、忘れないように、味わいたいと思っています。

 

*                     *                      *

 

優しさは、伝達する。


誰かからもらった優しさは、また誰かに届くんだ。
メンバーが子供にしてくれたことは、子供から私に、私からまた誰かに。
そしてこのメンバーの優しさはきっといろんな人から流れてきたものでもある。

私は、そんなすべての人に感謝したいって思うんだ。

 

人と人が関わるから起こるわけで、劇団という組織には、いろんな交わりがある。

 


私は10年後20年後のふぁんふぁんを考えているんだ。
今の子たちが、卒業しても、また継続的に存在価値のある団体としての意義やあり方を模索している。

 

でも、あんまり遠くを見すぎているとさ、足元や中腰位で見つけられる宝物に気づかないわけでしょ。


今回はね、とっても良いことメンバーに見つけてもらったんだよ。
そのあとの稽古は、もうめちゃくちゃ楽しかった。集まれた時間は少なかったけど、意味のある稽古になったと思う。

 

先月の稽古でね、実は悩んでいたことがあったの。長くなるから今回は書かないんだけど、稽古のやり方や、ふぁんふぁん自体の方向性、私のコンパスがこっちじゃない!って言ってる気がして。


でも、それが払しょくされる良い稽古内容になったと思う。

ふぁんふぁんは、まだまだこれから。
みんなの刺激や関わりが、ふぁんふぁんを成長させてくれる。
私も、皆にいろんな事を気付かせてもらっている。

 

こうして書く事で、まだまだ気持ちは持続しそうです。
だから皆に感謝なのです。^_^


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