(๑˃̵ᴗ˂̵)はいっ
皆様お疲れ様です。
dbd半です。
前回はめちゃめちゃ途中でしたね(^^;)
そして、かなり日が空いてしまいすみません。
で、今回脱線しながらめちゃめちゃしゃべってるので、長いです。ざっと見ていただいて、時間あるときにもっかい見にきてもらう方がいいかもしれません(^◇^;)
↓【前回の内容】
dbd-hans-collection101.hatenablog.com
今回はこちらの続き。
先日わむさんの稽古場に顔を出させてもらいテンションもりもりで帰ってきたわけです。
前回は、やはり稽古場だからこそできる声出し、その為の基礎練についてお話しさせていただきました。
今日は稽古場だからこそできるもう一つ大きなメリット、掛け合いについてお話ししたいと思います。
[かけあい]
このなかでいうと③ですね。
③演芸などで、二人以上の人がかわるがわる話したり演奏したりすること。
お芝居の中では、相手がいて喋りあったり、動きがあったり、そう言ったことを掛け合いと言います。
または、いやらしい意味合いではなく、絡みがある、と言う言い方をしたりもしますね。
よく「〇〇さんと一緒に舞台やったけど、全然絡みなかったね〜」
なんて言い方をします。
まぁ、要は同じシーンで喋り合うなどの出番がなかったから、舞台上での掛け合いも何もなかった。
そういう感じです。
で、話を戻すと、半は今まで、1人作品をが多かったわけです。
やりたくなかった訳ではなく、やれるすべを模索すると、シンプルな形がやりやすいよね〜ということで、一人芝居などにいたった、そういった感じです。
むしろ、掛け合い、絡みはめちゃめちゃやりたかった!です‼︎
だってね、1人だと手応えって皆無なんですよ!当たり前の話なんですが。( ;´Д`)
誰かがいれば、その良し悪しも二分、三分され、いろんな視点ができます。
視点が広がれば、自分の思い込みも払拭され、より高い望みを拝める可能性が増えます。
チームでやるメリットはとても大きい。
だからこそ、dbdでもメンバー募集するわけです。
(20170522更新:申し訳ございません。ただいま募集はしておりませんm(__)m過去ブログとして記事は残しております。)
ま、dbdのメンバー募集はちょっと置いといて、お芝居の[かけあい]の話をしましょう。
一人芝居と違って掛け合いをすると、自分の間やテンポ、内容だけだったものに、別の間やテンポ、内容が入り混じるわけです。
そうすると、自分のペースを保ち続けるのは難しくなります。
当たり前の話ですよね。
だって、普通の生活においても誰かと話すと話し方や内容やそぶりで次の展開にどんどん変わっていきます。
営業職などされた方で、一部の方は、次の展開を<読む>方もいらっしゃると思いますが、それは高等技術で、話の内容はどんどん変わっていくのが普通だと思います。
話の展開や予想外の反応を楽しめる!
これが、[かけあい]の良いところですよね!
この予想外というのは、とても貴重でとても楽しい!
ものです。
自分がこういったという言葉に対し、想定以上に「えっ?何それ?何?何?それからどうなったの?」なんて食いついてもらえたら、「実はさ〜」なんてちょっと嬉しくなって照れてしまうかもしれません。人によっては、調子に乗って1くらいの話の内容を100くらいに盛ってしまう方もいるかもしれません。(←で、後で困るのが、のび太みたいなタイプ)
A「今朝、遅刻しそうで大変だったんだよね〜」
B「えっ?何それ?何?何?それからどうなったの?」
A「えっ。知らなかった?
武蔵野線遅れてたんだよ。(ほんとは自分が寝坊して電車は5分遅れただけだけど)
もう、駅の中もすんごい込んでてさ〜、皆ちょっとづつしか動かないし。」
B「そうだったんだ。大変だったね!」
A「おお、もう大変なんてもんじゃないよ。寿司詰め状態って、あのことだよ。寿司詰め!俺は鯖じゃないっつうの。」
B「へぇ〜、それで遅刻しちゃったんだぁ」(←こいつ、話盛ってんな(¬_¬)の目線)
な〜んて、即興でできたりするわけです。
大事なのは、相手の発信を受けて、自分も(柔軟に)反応を変える。
逆に相手に分かりやすいように、発信を出す、受け取りやすい発信をするということ。出したり受け取ったり、押したり引いたりが重要です。
これが、掛け合い難しいところでも有り、おもしろいところですね!
そうすることで、ブラックのコーヒーにミルクを入れた時のように、最初はお互い別々の色だったのに、混ざり合い受け取り合うことで(掛け合いをすることで)、茶色のコーヒーとして、一つの空気、一つの世界が生まれるわけです。エントロピーの増大の法則はお芝居でも通じるのです!
↓エントロピーについてはこちらをご参照ください。エントロピーを言いたかっただけです。深い知識はありません(๑˃̵ᴗ˂̵)
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/entoro.html
ああ、掛け合いって、面白いですよね!
なんとなく、掛け合いのイメージを書き留めました。
我ながら今回は特に手書き感がハンパないですね!(((o(*゚▽゚*)o)))でも、いいんですww
発信が強ければ、受け取る方は弱くなる。
どちらかが聞き手になったり、感情的に冷静になったりするわけです。
逆に、受け取りを強調すれば発信者は前に出られます。添付ファイルはセリフと感情メインですが、動き回る殺陣なんかは、この応酬ですよね。例えば切られる方のお芝居が上手いと切る方はめっぽう強く見えます。
もちろん拮抗する場面もありますよ。
どちらも発信者になるパターンですが、それを細分化していくとやはり発信者、受信者が必ずあります。
これが綺麗に見せられると、
かっこいい!
綺麗!
面白い!
と、思っちやうですよね。^_^
半の場合、性格的なものと一人芝居だったこともあり、発信は強いのですが、受け取りが下手くそです。
上記のように拮抗するのはいいのですが、その後のフォローとして相手の話を聞く、相手の話に乗っかる、相手の調子に合わせる、これが難しいのです。
コーヒーにミルクを入れているのに、いつまでたっても黒と白じゃおかしいでしょ(^。^)
どうもその辺が、バリエーションが少なくって、半の補いたいところの一つです。
わむさんの稽古場では、やはりその辺りが気になりました。これはどうしても個人練ではできません。
その中で、流石だな〜と思う一場面がありました。
A氏と、入院してた話からバンド組もうぜの話になるという設定だけ決められたエチュードをしました。
待ち時間、3分くらいだったかしら。
話の展開は省略させていただいて、
じゃ、バンド組む?の内容に差し掛かった時です。
半 「バンドやっちゃう?」(質問)
A氏「バンドやっちゃう?」(意思確認)
半 「やっちゃう?」(自問自答)
A氏「やっちゃう?」(最終確認)
半 「やっちゃう?」(最終確認ok)
半&A氏「いえ〜い‼︎」(ハイタッチ・決定)
字面だと大変わかりづらいのですが、
同じような言葉を続けながら、どんどん盛り上がり、同じ方向性に話しが進んだ、そのような展開でした。
この中で、何がスムーズにそうさせてくれたのかというと、私はA氏の最初の繰り返し
A氏「バンドやっちゃう?」(意思確認)
これが起点だと思うのです。
ただの繰り返しと思うことなかれ!
これは、コミュニケーションテクニックにあるバックトラッキング、鸚鵡返しに他ならないのです‼︎‼︎‼︎‼︎
バックトラッキング
心理学やコミュニケーションについて調べたことがある方なら、聞いたことがありますよね?
バックトラッキングとは、日本語で「オウム返し」と呼ばれる、相手の言ったことを返すことを指します。
バックトラッキングの目的は、相手の話をちゃんと聞いていることを示すことと、相手に自分が発した言葉を再認識してもらうことにあります。
はい、ここテスト出るからね〜ちゃんとメモって〜
と言うくらいシンプルかつ有効な聞き手のテクニックなのです。
ごぉぉぉぉぉぉおおおおお‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
A氏が、このバックトラッキングを知ってか知らずかは分かりません。
ですが、それだけ受け手(聞き手)の対応ができるのは、とても重要なんです!
ちなみに、ビジネスでも、プライベートでも子供相手にでも、このバックトラッキングはとても有効ですので、お試しあれです(^。^)
受信、受け手、聞き手、複数の言い方をしましたが、芝居においては一つの言葉に収まります。
受け身の芝居
これについて語ると、またまた話しが長くなりそうなので、今日は回避しますが、掛け合い、絡みがあるところには必ずこの受け身の芝居が重要になってきます。
半も、もっともっと練習して上手くなりたいです(๑˃̵ᴗ˂̵)頻繁に稽古場に足を運ぶのは難しいですが、周りの聞き上手な方を参考にさせてもらうのは、有効かもしれませんね。
さて、今回は話しが長くなったので、まとめ!
1.稽古場だからできる練習には声出し掛け合い、掛け合いの楽しさ
2.掛け合いが上手くいくと、気持ちいい芝居がカッコいい
3.掛け合いに必要なのは発信と受信
4.受信、受け身の芝居の重要性
5.稽古場で練習できないなら、リアルな聞き上手を探せ!
(((o(*゚▽゚*)o)))なんか、言い方ちゃうけど、言いたかったのはこんな感じです。
わむさんの稽古は、いい感じで体も喉もほぐれていましたが、あれから一週間以上たちました。
次は、アクアさんの稽古場に行く予定です。
2月18日14時本番の朗読劇の稽古に参加です!
少しばかりですが演劇活動を開始して約一年。
アクアさんやわむさんで経験させてもらった事を力に変えて去年より一回り成長した半を是非お見せしたいと思います。