dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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半が下手くそでも「見に来てください」と言う理由

こんばんはdbd 半です。

かしげきが終了して、普段の生活を取り戻しています。

 

秋風が冷たく、自称寒暖差アレルギーの半は、一週間前から喉の痛みと寒気を感じます。

いつも春と秋には風邪薬でも飲んだの?と言うくらい眠気に襲われます。

ついに先週金曜日、食卓も片付けずテレビも付けっぱなしで、

 

「あかん、もうあかん、

・・・ちょっと寝かせて・・」

 

と言いながら居間で電源オフになりました。充電が切れる間際のスマフォはきっとあぁ言う感じなのではないかと思います。その数日は眠気を感じるため早寝を徹底していたので7.5時間は平均寝ていたはずです。そばにいたマイファミリーは何が「もうあかん」なのか、きっと理解できなかったことでしょう。

 

寒気や眠気について、調べると副交感神経がどうのこうのと出てくるので、とりあえず3日前から湯船に浸かるようにしています。

湯船に浸かりながら鳥肌だったりするので、私の神経はよほど素直じゃないなぁと思います。

 ま、そんなこんなですが、皆様もあったかぁ〜くして、風邪予防しっかりしてくださいね!

 

 

* * *

 

さて、今日は前振りの長い始まりてましたが、

タイトルのことを話したいと思います。( ^ω^ )

 

 

~半が下手くそでも「見に来てください」と言う理由~

 

先日のかしげきで

フライヤーを作りました。

 

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かしげきフライヤー(表)

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かしげきフライヤー(裏)

 

挟み込んだのはこのフライヤーを白黒一色刷りしたものでした。自己紹介をしたうえで「まずはブログにお越しください」とあるように、ブログを見に来てほしいというメッセージをメインに作成をしました。

 

このチラシを手にした人が、どれだけこのブログを見てくれているかはわからないんだけど、目的は「半を知ってもらう事」「半という芝居人が千葉で活動しているよ」と知ってもらう事でした。

そして、このブログの内容や、動画とかにも目を向けてもらえたら・・そういう気持ちでした。

 

でね、「半を知ってもらって」「ブログに来てもらって」次に何を言いたいかって言うとね、これなんだ。

 

 

「作品を楽しんでもらいたい!」

これはもちろんですよね。

作品作りの大前提。

 

でも、半にはもう一つあったんです。

 

「私を踏み台にしてもらいたい!」

 

なに?いきなりマゾ発言?

違う違う。ww

ちょっと強烈な単語しか出てこなかったんだけどね。(^^;)

つまりは、「私より良い作品ドンドン作っちゃってください!」そういう意味なんです。

 

私って不器用だし知識もそこまで有るわけでもないし、好きな分野も偏っています。 

ほぼ一人での活動だから得手不得手が顕著に出るのは当然だと思う。そこで、いくら試行錯誤を繰り返しても、元々センスのある人の一発書きや、さらにその道に努力を重ねている人には到底かなわないしね。

でも、それを悔やむより、もっと言いたいことがあるんだ。

 

フライヤーの中で

 

「オール ハイクオリティ は ご提供できません」

 

 

と書かせてもらいました。

 

私はいつも作品作りをする工程で、一つのメッセージやシーンにこだわっていて、それを中心に作品作りをしています。

これはチラシに書かせていただいた通りなんだけどね。

私dbdの半が考えることは一つ。
たった一つを見てもらう人に届けたい。
それは
「ありがとう」なのか
「ごめんなさい」なのか
「大好き」なのか
分かりません。
作品を通してどうやったら見てる人に届けられるだろう?

dbdはそれを考えて活動しています。

 

でも、ここでは、もう一つ言いたくってね。

結論的に私自身もすべてに満足するような作品はこれから先だって、たぶんできないんだ。どれだけ頑張っても、どれだけ出来たと思っても、絶対にこういった葛藤はつきものでね。

「もっとこうできたんじゃないか?」

「もっといいモノつくれるんじゃないの」

「へったくそだなぁ」

  ・・・てね。

自問自答の繰り返し。

ただでさえ初心者なことが多いのに、 向上心だけは強いから(笑)

 

でね、私の作品のどれか、フライヤーでも動画でもブログでも舞台でも、それを見た人の中にはこう思う人も絶対いると思うんだ。

 

「これくらい私にもできるわっ!」

「つまらんなぁ、自分だったらもっと面白いもん作れるよ」

 

私はね、そう思ってもらえたらいいなと思っているんです。(^^)

もちろん私はその時点での最善を尽くして取り組んでいるし、それでも最高に納得できる作品に追いつけない歯がゆさはあるんだけどね。

 

 

でも、なんていうか私はね、「こんなに下手でもやっているぞ!!!」っていうのを言いたい。

 

 

プロならこういうのは無しだと思う。

クオリティは求めれてなんぼだし、みんな見る目が肥えているのを前提で作品作りのアプローチをしているだろうしね。

どちらかというと100点満点からの原点方式。

 

 

 

リターンする前の私なら、こんなのは言えなかった。

半は映像でも、「自分を見る」という行為が好きじゃなかったし今だって実は得意ではないんです(^^;)

何より、若かった頃の私はいわゆる「べき思考」人間だったから、下手なもの見せるくらいなら作らなきゃいいくらいに思っていた。

べき思考・・・○○はこうあるべきと、優先事項を決めつけすぎて、自分にも周りにも完ぺき主義を求めがちになる。○○しないといけない。○○なんだから。それが当たり前だと自分の理想像を、常識だと当てはまてしまうような思考。

人にお見せするものなら完ぺきであるべき・・・みたいなね(^^;)

 

 

でもさ、今はそうじゃないんだって、言える。

 

もともとdbdは0点とか10点くらいから始めたようなもんでさ。

100点には程遠いけど、それでも無いところから形のあるものに作り上げていく工程っていうのは楽しいもので、手を焼けば焼くほど愛着も湧いてくる。

知らないことを調べたり、やってみたり、その繰り返しでね。それが大変でもあり楽しいモノなんだけど。

 

 

でね、スタートがそこからなら、あとは加点されていくだけじゃいかって、今は思ってる。

最初が0とか10ならステップアップするしかないわけだしね。ww

そのステップアップする工程自体も見る人に楽しんでもらいたいし、私も次はもっと頑張るって意気込んでる( ^ω^ )

 

だったら、新作だけのPRだけで良いんじゃない?舞台ならそうでしょ?って声が聞こえてきそうなんだけどね。

でも、それだけじゃないんだ。

ウェブや映像で残すメリットって、ものすごくあって、過去作品をいつでも見れるの。

 

まだまだ未発達の半の作品だから、気になる人から見れば、たくさんある駄作の中の一つでしかないと思う。

 

でもね、、これから先、粗が目立つ作品があっても、そんな作品を見た人が、

「俺ならもっとできる!」「私でもできるんじゃない?」って思ってもらえるなら、それで良い

そして是非作ってもらいたい!!

 

作ってもらって、その工程を楽しんでもらって、TRYすることは簡単じゃないかもしれないけど、出来ないことじゃないって、知ってもらいたい。

自分が思っているほど、やりたい事をするハードルは高くないかもしれないって。実際やってみてもらえたら・・。

 

そう思うんだ。

 

やりたいことは何でもいい。

役者でも、演出でも、脚本でも、制作でも、フライヤーでも、ブログでも、それらとまったく関係のないことでも。

 

 

私が、私の作品たちが、他の人のTRYに貢献できるなら、こんなうれしいことはないんだ。

それだけで、私の作品たちが意味を成していく。

だって、それこそ私がdbdで活動する目的の一つだから。

 

TRYするものがお芝居だったなら、お芝居を作る人が増えるってことになる。

お芝居をやる人が増えるってことは、私にとって仲間が増えるのと同じ。

仲間が増えれば、お芝居を楽しんでもらえる機会が増える。

ポジティブシンキングなのは、わかってるけど、こんな良いことはないよね。(^^)

 

そう思うとね、どんな作品でも、一つでも見てもらいたいと思う。

精一杯やっても、下手くそでクオリティの足りないものでも、見に来てほしいって今は言えるんです。

 

 

<おまけ>

あと、もう一つのこだわり★

タイトル、「見てください」・・・ではなくて、「見に来てください」・・・にこだわる理由

 

これは、最初のとっかかりは、絶対に自分の行動でないと納得がいかないと思うから。

お客さんの自由性や自発性は、舞台だと絶対に必要なんです。

今はテレビや音楽は、見るとはなく見られるし、聞くとはなしに聞こえたりします。舞台ではチケットを押し売りされたとしてもそうはいかない。

 

自分から見に行くという大前提の「意思」が必要なんです。

 

制作者側は「見て良かった」というものをつくるより先に、「見たい」と思ってもらえるものをお客さんに提供しないといけません。「見たい」と思ってもらわなければ「見て良かった」のお声は聞こえないですから。

 

とても大切なことです。

そういったお客さんとの接点がとても大切なんです。

 

だからこそ、やはり半の気持ちは「見てください」ではなくて、ブログでも動画でも「見に来てくださいね」という気持ちになりました(^^)

 

妙にこだわりを入れてしまうのは半の癖ですね(^^:)

 

 

* * *

どんな作品でも、一生懸命やれば愛着はあります。

でも愛着以上に、私は自分の作品を皆さんにご紹介する意味を感じています。

 

どうな風に、感じられるかはお客さんの自由です。

私は私の意思としてここで書かせていただいていますが、受け取り方は千差万別。

見ていただいた方が、楽しんでもらえるよう私なりのベストを尽くして、これからも活動していきたいと思います。

 

 

・・・チラシ見てくれた人がこのブログに来てくれると嬉しいなぁ(^^)