dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

dbdでは感想・ご質問"大募集"!! 少しでもご興味ある方、お気軽にご連絡ください お問合せ<dbd.hanscollection@gmail.com> ツイッターも始めました。 #dbd_han どうぞよろしくお願いします!!

もっとできると思ってた

こんにちわdbd半です。

定期的なレッスン&稽古が入ってくるようになり、半の生活は順調に<日々お楽しみ>が増えてきています。

 

ところで、皆様。
芝居でもダンスでも、自分の動画って、見ていますか?

 


結構抵抗がある方が、ほとんどだと思います。
はい。半も漏れなく抵抗を感じています。

でも今は、それ以上に必要な事だと思っています。

 


芝居人の多くは、素に戻っている時に、トランス状態の自分など見たくないはずです。
内容にもよりますが、まぁ変人な領域であること、一般的な状態ではないことは、明白ですよね。
一般良識のお持ちの方であれば、なおの事、ね。

 


ただ、今現在の状態が「見るに値するものなのかどうか?」は自分で冷静に見極める必要があります。
当然のことですが、中途半端やこじんまりしたものは見応えがありません。
動画や写真で見る自分の姿は、お客さんに見せる姿です。
このままでいいのか?
どこをどう改善しないといけないのか?
自分の目で見るのが一番手っ取り早いです。

 


そこで、最近調子に乗っていた半は、自分の動き(ダンスの動画)を見てこう思ったんです。


「もっとできると思ってた」


そしてこう思いました。


「恥ずかしい」

 


見られること事態に恥ずかしいというのでは在りません(それは考えるのをやめました)。
見るに耐えられない自分の姿が恥ずかしいと思いました。


多分、自分はもっとできているはずだと、どこかでそう思っていたのです

それは少しばかり私自身の中で実感していたことだったから。
以前より体が軽くなり、できなかったステップが踏めるようになってきました。
ストレッチ効果で開脚も開いてきましたし、普段でも音楽を聴いてお題の曲を身近に感じています。
まだまだな部分は承知の上ですが、少しはマシになったと思っていたんです。

 


なんとなく、自分は見る側としては目が肥えているのだと思います。
今までの舞台を見てきている回数は、そこそこありますし、普段の生活でも見応えのあるものに意識をしています。

目から吸収したインプット情報は年々増していきます。


なのに、自分の姿は自分の想像とは違ったのです。
アウトプットが追い付いていない。
自分の中からの意識と、他から見られた自分、これは案外差が大きいものなんです。

 

 

*     *     *


なかなか、難しいですね。

良い時も有れば、そうでない時もある。
人生、これの繰り返しです。

でも、逆もしかり。
嫌な時もあるけど、良い事だってある。実際嬉しいこともありました。

 


まずは、自分が客席から見て、恥ずかしくない出来栄えに持っていくことです。
せめて一曲。

なんとか自分でゴーサインが出せるように、いそしみたいと思います。

 

 

 

諦めが肝心

「諦めが肝心」

 

大人になって好きになった言葉です。
同じ意図で「しゃーない」(「仕方がない」の関西弁)という単語も気に入っています。


仕方ない。
諦めろ。

 

一見ネガティブなイメージを連想してしまうのは私だけでしょうか?
少年漫画で育つお子達は今も多いと思いますが、その反対の言葉がよく出てくると思います。

「あきらめんじゃねーーーーー!!」
「まだおわってねーーーーーーーー!!」
的な。


今は、その解釈が少し変わったのです。

 


大人になって理不尽なことが沢山あります。
人事異動。
給与格差。
世間体。
醜聞。
地域性。
人間否定。
もろもろ。

組織と言うものがある限り、人と人とがコネクトする限り、必ず何かの障害は発生します。
その中でしか得られいない<イイ事>がある限り、人はコネクトするのを、やめられません。

 

そんな時、皆さんはどうしていますか?

重圧やプレッシャー、好奇な目、皆さんはどうやって対処しますか?

 

 

一昔、ふた昔前、若い若い半は、世の中が悪いのなら、ひっくり返せばいいんじゃね?くらい、それこそ少年漫画の主人公が言いそうな思考を持ち合わせていました。

もちろんそんな大それたことはしませんよ。(笑)


でも、理不尽な重圧があるのなら、自分は正しく周りが間違っているのなら、周りが変わるべきだ。
自分は悪くない。
悪いのは周りじゃないか。
そんな思いが強かったのです。

 

若干サイコパスの匂いがしそうですねww
いや、サイコパスまでいかずとも、一度は皆さんも思ったことがあるのではないでしょうか?


今はこう思うんです。

「諦めが肝心」


これは、本当の意味で諦めているわけではありません。
出口の無いほうに、思考を偏らせている場合じゃない。
自分のできることに向き合え。

「諦めが肝心」
「しゃぁない」


自分の中でそう変換される言葉になったからです。

 


世の中には理不尽がいっぱいです。
時には反旗を翻し、「物申す!」ことも必要だと思っていますし、飛んできた火の粉は払います。(←おほほ)

でも、それより大事なことがあるのなら、肝心要を忘れちゃいかんと思うのです。


先日アップした記事で私はこう書きました。

 

 

「舞台にトラブルやイレギュラーは付き物ですが、今回のような経験は他では無いものでした。

でも、そんな時に、誰があぁだこぅだ、なんでこうなったんだ・・ではなく、目の前に置かれた状況にただ応じる。

 

そんな姿が、カッコよく、潔く、羨ましく思えました。」

 

 

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 


これって、めちゃくちゃ大事だと思うんです。

あらゆる場面で、もう終わってしまったことや、決まったルールに対して、私たちは「うん」と言わざるを得ません。
不満や鬱憤もあります。
○○のせいだと言いたくなる時もあります。
ついでに罵り蔑み嘲りたい時もあります。(←ちょいs。冗談です)


でも、一呼吸おいてもう一度見渡した時、自分たちの本題がそれによって、どれだけ問題があることなのでしょうか?
自分のやるべき事は、そのせいで全くできないのでしょうか?
今、問題に対して糾弾してどうにかなる問題なのでしょうか?

半は思うのです。

出口のない思考に捕らわれるな!


考え方は、人それぞれです。

でも、考え方で人は(自分は)変われる。

 


舞台で円滑に公演をするには、どこかでこの思考が必要だと思っています。
誰かに期待をするのではなく、自分の役割をきちんとこなすこと。

 

どうすれば、自分が本来やりたいことに近づけるか。それに尽きると。
失礼な言い方になるかもしれませんが、どうしたら自分のやりたいことが出来るのかを考えるのに忙しくて、周りの環境や欠陥をあれこれと親切に言えるほどの時間はないと思っています。


せっかく人と絡み、いい作品を作りたいと思っているのなら猶更です。
真似したい部分を取り入れ、「面白い」「楽しい」をたくさんインプットしたいのです。


こう思えるようになって、半は幸せだと思います。
私、本当に「人や作品の良いところ」が、たくさん見えるんです。

 

 

特に、お若い方は、袋小路の思考に行き詰ることが多いのでは無いでしょうか?
もし、私の子供が成長してこういった悩みを抱える事があるのなら、今の事を伝えてやりたいと思っています。

今はこんなことを言われてもチンプンカンプンに感じるかもしれない。
でも、いつか自分の目標ができたとき、ふと思い出してもらえたらなぁと思います。


自身のやりたい事があるのなら、袋小路の思考に閉じ込もって・・・・・る場合じゃない!!って。

 


とある方が、最近「本当に(事実として)、人はなりたいようにしかならない」と仰っていて、半もものすごく共感したので、その影響かな。割とまじめな思考の話でした^^。

ダンス始めました〜その2〜

 こんにちわ。dbd半です。

 

先週日曜日、下田での本番を終え、体がうずうずしている間に、水曜は習い事のダンスをしてきました。今週末、日曜日は15:00~18:00でふぁんふぁん(大人子供芝居稽古)もあるので、シフトレバーがD(ドライブ)の状態になったままです。

この調子でいっちゃうと、止まらなくなりそうなのがちょっぴり怖い今日この頃ww

 

さて、間が空きましたが、ダンスの話が途中で止まっていたので、その続きを書きたいと思います。

 

↓前回の記事です。 

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 

内容を要約すると、ダンスを始めた理由は、自分が思ったように体が動かせなくて悔しかった、とこういう事でした。

うわぁ~一行で収まるww

 

で、その他にもダンスに魅力を感じた理由がありました。

1、体を基礎から動かしたい

2、定期的な運動がしたい

3、表現力を身に着けたい

4、音を聞く耳力・リズム力を鍛えたい

5、絡みが無いので自主練しやすい

6、個人練が芝居より恥ずかしくない 

 

列挙してみると、こんなところです。

下二つは個人的なところですが、、まぁもう少しづつ順を追って語らせてください。

 

列挙したところで、お分かりだと思いますが、ダンスに特化したい・・というより半にとってダンスは通過点です。

ダンス一本でやられている方、言い方が極端ですが、どうぞ怒らないでくださいね。

ダンスの世界と芝居の世界は近いけど全く違います。

ダンスの道は奥が深くて、週一回の半が到底習得できるものではないと思っています。

ダンスの良い部分と芝居とが共通しているところも多くて、半はその良いところどりをさせてもらっているにすぎません。(^^)

 

 

1、体を基礎から動かしたい

当然ですが、定期的な稽古をしていないと体は鈍ります。基礎から鍛えるというのは体の柔軟性や、体の部位を思うように動かせるようになりたいからです。

私が見ていてすごいなぁと思うジャンルにパントマイムがあります。ノンバーバル(非言語コミュニケーション)の表現としてパントマイムはその筆頭ですよね。

ノンバーバルの良いところは、全世界に通じることです。日本だけにとどまらず、心のコミュニケーションができることです。また日本であっても言葉尻に捕らわれず、意思疎通ができます。

半はパントマイムがやりたかったのですが、なかなかパントマイムを指導されているところはありません。でも、体の部位を動かすという点で、ダンスはとても近いものがあります。

 

レッスンを初めて2か月ほどですが、やってみて分かったことは、ストレッチなどで体の可動域を増やせることです。

開脚のストレッチや肩甲骨を動かすことを意識的にやることで、同じ動きをしてみても、ダンスをやっていないときと比べれば、かなり違ってくることが想像できます。

 

表現をするという事は、本来の気持ちそのものや心の流れを、大きく外に出すことです。そこには多かれ少なかれ強調・誇張・デフォルメされたものが見やすく面白さがあります。体1cm可動域が広がれば、舞台上ならとても大く躍動感が違って見えるのは想像できます。

私が通っているダンスレッスンは、その基礎部分もしっかりとしてくれるので、かなりまじめに基礎を磨いています(^^)

 

 

2、定期的な運動がしたい

鈍るよね。もう~~~~ものすっごい鈍るよね。アラフォーとは言わない30代の半は、日々それを感じていました。

何かやらないと、やべぇ・・・。

 

3、表現力を身に着けたい

自分でいうのもなんですが、表現力はある方なのではないかと思っています。

ま、芝居やっているくらいだしね^^;

でも、自分で気づいていることが一つ。

ワンパターン。

要は癖ですよね。たまにしかしないことには、あまり手数が増えないものです。

さっと出る引き出しは多いほうがいい。自分だけだとあまりに少ない。

それには、観察して真似ること、そして自ら研究すること。つまりこれは場数ですよね。回数が多ければ多いほど、刺激が多ければ多いほど、人は感化されます。

 

役者の皆さん。自分の動き、癖になっていませんか?マンネリしてるなって思ったことありませんか?

いろんな役をするなら猶更ですが、動きについても個性を出したいですよね。

 

4、音を聞く耳力・リズム力を鍛えたい

これも半の癖ですが、聞く力が極端に弱い

掛け合いのある台詞を言うときや、きっかけが音楽のココと言うとき、自分の役に入るだけではなく、「聞く力」がとても大切です。よくあるのが、相手が単語を間違えて言っているのに気づいていなくて、そのまま演技を続けていたり。←人の話を聞けない人の典型的(;^ω^) 直したいところの一つなんですけどね。

だからなのでしょうか、半はリズム感が致命的です。全くないわけではないと思いますが、手拍子をしていても、いつの間にかゲシュタルト崩壊的にテンポがズレていく人、それがまさしく半です。

分かっていることなので、鍛えるしかありません。人よりできないのは分かっているんで、じみちにコツコツが大事。

 

 

5、絡みが無いので自主練しやすい

6、個人練が芝居より恥ずかしくない 

 

先週、所用があって、レッスンに行けませんでした。週一のレッスンなので、丸2週間のブランクです。

休んでから後日、別に日にたまたま時間があって、小一時間ですが、個人練してみました。

 

うわぁ~~。ダンスやっている人、みた~~い。

↑いちようやっている人

 

良く街中や公園で、音楽を流しながして反射する窓ガラスとかを見ながら、ダンスレッスンする人いますよね。なんかミーハーな感じですが、ちょっとカッコいいなぁ~と思っていました。

返して、芝居の一人稽古は、結構異様です(^^;;;)

意味不明な言語(活舌の練習)を言い出したり、相手がいないのに、いると想定して一人喋り始めるわけです。

周りの人から見たら・・怖いよね・・。

最近、一人稽古はしていませんでしたが、昨年ちょっと公園で朝練しただけでも、人の目がイタカッタ・・・帽子を深く被り、みないでくれーーーーと、ずっと思っていました。

 

その点、ダンスは良い。

ダンスやってる人っぽい。(←やってる人)

イヤホンしているので、周りを気にしない。(←自己陶酔)

掛け合いがないので、いない相手のことを気にしなくていい。

 

と、気持ちいい汗をかいて家に戻ると、家人にこう言われました。

 

「やめてよっ夜中に。変な人みたい。捕まるよ~」

 

このアンチめっ!!!

 

 ※私のパートナーはいたって良識人なのです。芝居やってないときに出会ってるからね。心配も含めての発言なのは理解しています。そして世間的にはこの反応が普通なんだと・・・。何より、一番恥ずかしいなぁって思っているのは私ですしね。 

 

でも・・・、

 

めげませんけどねっ!!!!!!!!!!!!!!!

 

ま、表現するという事はそれだけ人目を引かないといけないわけで、近しい人がいきなり人目もはばからず奇声を発したり躍りだしたりする事を良しとしない人もいるでしょう。そりゃま、当たり前か・・・。

 

でも、そんなの気にしていられません!

お金ない。場所ない。人もない。それでもやりたいんです。

私のWANT TO DO は止まらないのです。

 

ここまで熱く書いていますが、現実的には、家人はそれがスタンダードなので私もスタンダードに聞き流し、次のことを考えていました。

 

エキストラとは言え、大きな舞台を経験できた。
舞台熱を冷めないままダンスのレッスンもできて、初めて2か月ですが体が軽くなっているのが分かる。
ダンスはディズニーでのオーディション動画撮影もあるし、しっかりやろう。
脱線でミニの別企画も思考中です。

うん、いい調子です。

いい調子・・・

 

だが、しかし!!
でも一つ物足りないことがあります。


あぁぁぁぁ~~
舞台で台詞を言いたい・・・・"(-""-)"

 

やればやるほど貪欲になる。芝居の恐ろしいところです。

ま、こればっかりは、しばらく先にかな・・・。
エキストラですが役者としていろいろできるのはうれしいです。でも、やはり舞台上で台詞を言えるのはとても気持ちがいい。

台詞を言うのは喉をつぶさないようにする別のケアや基礎練が必要で台詞を覚えないといけないし、それなにりにリスクが増えるんだけどね。

 

次にいつ役者として舞台に立つかはわかりませんが、その時にキラッと輝けるよう今は、磨きをかけることを心してやろうと思います。

 

↓練習用に購入した初めてのダンスシューズ

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ドキドキしながら船橋駅構内のシャポー船橋地下1階にチャコット船橋店で買ったよ。^^ 

シャポー船橋店|チャコット

ギャランティ

こんにちはdbd半です。

 

下田での出演は演者としても刺激的で心に湧き上がることばかりでした。

 

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 

 
ただ、それとは別に、役者としてと言うより、人間として嬉しかったことがあります。

対価です。

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(↑※上記はあくまでイメージです)


今回、表現者として初めてギャラを頂きました。

私はアマチュアで、どちらかと言えば出ていくお金のほうが多く、それが当たり前だと思っていました。


よく一般公募されているエキストラ募集にも参加したことはありません。(興味はあったんですけどね^^;)


今回、何より嬉しかったのは、このブログを通してdbdにお声をかけて頂き、dbdの私を信じて依頼してくれたことです。
そのうえで、お互いに良かったと言える形・・つまりwin-winでやり終え、ギャラを頂きました。

また別件で、以前にフライヤーの雑談をしたヤツが、今になって「これ」と幾分かを封筒に入れて渡してくれました。
ま、縁故なので、大目を見てのことだと思っていますが「してもらったことは、ちゃんと返す」と言葉を添えてくれました。

 

↓この記事の下のほうに書いたヤツです。 

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 


ちょうどマネーを頂いたのは同時期でしたので、この二つが、表現者dbd半として初めてマネーを頂いた企画、という事になります。


心からあふれ出る表現したいって言う欲求を叶える喜びとは別に、いち表現者として世間様に評価してもらえた喜びを感じています。
私の表現活動で対価を払ってもいいと思ってもらえた。

そのことが、何より・・めちゃくちゃ嬉しいのです。


自信のない半が、ちょっぴり世間に認められた・・・って事です。

大げさかもしれませんが、半にとってお芝居は半身のようなものだから、その半身が他者に認めてもらえたというのは、喜ばずにはいられなことなのです。

フライヤーのヤツの前では、嬉しすぎて無意識で、文字通りピョンピョン飛び跳ねていました(笑)

 

*         *        *
半はアマチュアです。この世界で生きていこうなんて事は思っていません。
そこまでの覚悟は持ち合わせていないから。
でも、こうして評価してもらえるのは嬉しい。

と同時に今までにないプレッシャーも感じました。
今まで持っていた緊張感とは別物の、無言の圧です。

 

お金を頂くという事は、単純なことですが、簡単なことではありません。

頂いたら頂いた分だけ、いやそれ以上の事をしてなんぼです。


自分の未熟な部分は山ほど知っています。

でも、だからこそ人様に喜んでもらえることを、純粋に求めて行きたいと思いました。

 


それには目の前のお題を着実にやることです。
ひとつづつの積み重ねが、いずれ道にもなれば、山にもなるのは、経験済です。
避けてはダメなところです。
今回も、その積み重ねのうちの一つの山です。

 

お金にしろ遣り甲斐にしろ、もっと大きな山に登りたいのなら、近道はありません。
中には飛び級できる人もいるかもしれませんが、私には一歩ずつ着実に進む方が性分に合っています。


焦らなくてもいい。
自分が止まったと思わなければ、進みたい方向に体がきちんと向いていれば、遅くても早くてもゴールに向かっていくと信じています。

 

 

 

 

 

 

20181014戦中戦後の歌謡曲無事終了 ②

前回の続きです。

 

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 

 

遠征客演のため、前日から下田入りした半。

 

本番前日、初めてお会いした方達に仲間入りさせてもらい、いよいよ会場入りです。

 

私たちは、半と半の芝居仲間一人、前日に初めてお会いする方三人、あと隣組座長を含め総勢六人体制です。

 

私と私の連れ以外は皆さま前年度もこのイベントに参加されています。

まず半は状況を理解するのに必死ですが、皆さま協力しあえる雰囲気がバシバシ伝わります。(この場をお借りして御礼。袴の着付けを丁寧に教えてくれてありがと=><!)

 

 

到着早々に、衣装合わせ。12時には本番11時には開場です。

 

楽屋では、

隣組さんの衣装の数々。

戦中戦後の衣装。小道具。セット。

普通じゃ手に入らない品々ばかりです。

中には手作りでこしらえた昭和初期風のブレザーまで。

新しいものを手に入れるより困難なものばかりではないでしょうか?

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そして洋風ドレスやチャイナドレス、アクセを沢山持ってきてくださった共演者様もいらっしゃいました。

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煌びやかな衣装や時代を表す衣装は、それだけで見応えがあります。

 

今回は演技やストーリーは脇役、主役はあくまで音楽です。

 

物言わぬ衣装や小道具の存在は、音楽のアシストをするのにとても効果的なんだと気付きました。

逆に舞台の演技が音楽を食ってしまっては元も子もありません。

 

 

事前に聞いていたとは言え、昨日だけの打ち合わせでは確かに不安はありました。

が、後はもうやるだけです。

 

衣装合わせがほぼほぼ終わり、いよいよ開演。

 

私たちの最初の出番は2曲目、3曲目です。

2曲目では、共演者様のうち、お一人が"はいからさんが通る"のような袴衣装で舞踊を舞い、もうお一人の方が書生風の袴姿で剣舞を行います。3曲目では、全員でセリフのないショートストーリーを展開。

 

 

2曲目の音楽が始まりました。

下手から"はいからさん"が、飛び出します。

続いて書生姿の剣舞です。

それぞれ1分ほどの持ち時間。

 

お二人とも昨日会ったばかりなのに気さくに話してくださり、お互い不安だね、、などと言っていましたが、いざ出番が始まれば、空気が一瞬で変わりました。

 

 

マジでか・・。

 

ヤバイ・・。

 

ヤバイ・・・。

 

 

舞踊は、愛らしく若々しく思わず、ぎゅっとしたくなるような可憐な仕草で魅了します。

 

剣舞は、思わず舞台袖でカッコイイ、を連発してしまうほどの鋭さ、俊敏さがあります。

 

お二人とも舞台上では一人。誰の助けもありません。

 

お二人とも、昨日まで、わからないどうしよう?などと言っていたようにはとても思えない。。

 

か、カッコいい。。。

 

 

舞台の雰囲気が音楽だけでは無かった視覚的な演出が広がり、立体的な空間に早変わりしました。

 

時間を短縮して申し上げますと、最後のアンコールで出演者皆が登場するのですが、今回初めてお会いしたもう1人の方は、歌を一曲披露してくださいました。

その美しい歌声が響き渡り、私たちを舞台に誘います。

歌・・。すげぇ。

 

こ、この方たち、何者・・。

 

お互い顔見知りではあるようですが、普段はバラバラの活動をされているようです。

それぞれの魅力がパッと舞台に華を添えます。

 

役者としても活動している半ですが、自分に、「これはできます」と言えるものが何も無いのを感じずには入られませんでした。

 

いやぁ、もうね、

皆、

マジでカッコ良かった!

 

素敵女子すぎるだろ!

(><)

 

 

私たちの出番は6曲ほどでした。

舞台にトラブルやイレギュラーは付き物ですが、今回のような経験は他では無いものでした。

でも、そんな時に、誰があぁだこぅだ、なんでこうなったんだ・・ではなく、目の前に置かれた状況にただ応じる。

 

そんな姿が、カッコよく、潔く、羨ましく思えました。

 

舞台の進行の最中でも、色んなことが起こりました。ただそれはこちらの思っていたのと違った、それだけです。

 

お客様がたは、皆さま、喜んで帰ってくださいました。時には涙を流していらっしゃる方もいたり、演者に思い出を語ってくださった方もいらっしゃいました。

 

第三幕まである長時間の演目内容でしたが、最初から最後までご覧になっていただき、感無量でした。

 

また出演中に、日本国旗を振り続ける動きがありましたが、客席の皆さまもパンフレットに同封された国旗を持って、一緒に振り続けてくださいました。舞台側から見る景色は圧巻で、それだけで胸が熱くなるものがありました。

 

舞台での一体感て、半が思っていた以上に難しいことでは無いのかもしれない。

 

私が作りたいと求めている舞台の空気感の一つが、これです。

誰に指図されるわけではなく、お客さんも動きたいと思ってくれる、その結果、客席をも含めた一体感です。

 

もっと舞台に立ちたい。

 

素直にそう思いました。

 

 

 

今回の出演は丸二日だけの事でしたが、とても刺激的でした。

共演者同士の刺激や、お客様から頂く刺激。

出番の量は少ないものでしたが、とても遣り甲斐のあるイベントでした。

 

dbd半として活動する上での大事なことを一つ見つけた気がします。

 

今回お誘いいただきました隣組の昭太郎さん、私の誘いに乗って一緒に来てくれた芝居仲間、たった二日の時間でしたが初めましてから一緒に舞台に立てた共演者様方。

本当に有難うございました。

 

 

袖スタンバイ中、声を変えてくださったり、手を振ってくださった別団体の出演者様。

このイベントを企画してくださいました主催者様、有難うございました。

 

そして、ご来場いただきましたお客様たち、少しの時間でしたが皆様と一緒に時間を過ごせたこと、私にとっても大切な時間でした。本当に有難うございました!

 

来年、またあるのかどうか、出演するのかしないのかわかりませんが、一年後、自分もこれができますと言える何かが一つでもあれば良いなと思います。^ - ^

 

今回のフォトアルバム一挙公開

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20181014戦中戦後の歌謡曲無事終了①

今晩は、dbd 半です。

 

前々回から書いていた下田での客演エキストラ、無事に終了いたしました!!

 

ご来場頂きましたお客様、ありがとございました!!

↓前々回の記事

↓前回の記事

 

いやぁ、面白かった!!

 

あらゆる事が面白かった2日間でした。あっという間だったな。

早めに下田入りし、小雨の降る中少しばかり下田の町を観光致しました。


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今回は戦中戦後の音楽のリサイタル!

地元下田について勉強兼ねて黒船ミュージアムに行って来たよ。

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↑この方ペリーさん ペリーミュージアムにて

 

時代に関わる事なので、昔のことにちょっとでも触れたかったの。

 

難しい事は分からなかったけど、私が考えていた開国のイメージは随分凝り固まっていたなとと思いました。

外人嫌い、開国いや、そんな一色でしかないっイメージしか持っていなかったんだけど、案外下田の方と外国との交流の跡が見えて、下田の人々は外国の方々と、対、人としてちゃんとお付き合いしていたんだぁと思いました。

 

人と人の交流があったんだなぁ。

 

 

そして、いよいよ、ホテル入り。

私も芝居仲間を一人連れての観光入りでしたが、他の方は全く面識がありませんでした。

かなり行き当たりばったりw

 

でも、なぜか、なんとかなるだろー的な心境。

いざ、お部屋に入ると、カッコいい綺麗な方が一人。

早速、ご挨拶。

 

この方、めちゃくちゃ話しやすい。

会って15分後には、ノリツッコミしあうような雰囲気に。

すげぇ馴染む。w

 

次に会えたのは、先にホテルに到着。お風呂上がりのクールビューティ。

なぜかアニメや声優さんの話で盛り上がり、意気投合。

 

最後に到着した方は、昨年、一昨年と、このイベントに参加され方。おっとり系の雰囲気を身にまといつつ、グイグイいける口。w

 

 

なんか、テラスハウスみたい、、

 

扉がコンコンと鳴る度に、誰が来るんだ・・と楽しみになっちゃうw

 

 

そうして、この勢いのまま、食事、事前打ち合わせ、お風呂と一泊を、共にさせていただきました。

会ったその日に裸のお付き合い❤️(笑)

でもお風呂屋さんて当たり前ですが見ず知らず同士で、真っ裸ですからね。うふっ。

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いやぁ〜、その他諸々ありましたが、この日からサプライズ続きで、ここでは書ききれないっ!!

とりあえず怒涛の展開が続き、最後は眠気まなこで必死に打ち合わせして、寝る前には、お泊まりお決まりの怖い話なんかまでして、、。

あ、ちなみにお隣のホテルはテレビでも紹介はれた心霊現象スポットの廃ホテルでしたヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

ネタそろいずぎっww

 

 

 

翌日、昨日の雨雲を遠目に、オーシャンビューが飛び込んできました。

いよいよ本番です。  (続く)

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紙ペラ一枚 〜台本の話〜

こんばんはdbd 半です。

 

前回のかしげきで音響裏方で見学し、勉強させてもらった事があります。

 

きっかけがある所の台本の、別紙が、しんどい!

 

音響や照明は、基本的に台本を追いながら、きっかけ表を元に台本に書き込んだ細かなタイミングやボリュームで操作を行います。

 

前回のかしげきは、スタッフさんとのきっかけ合わせが限られていた為、あらゆる配慮はあってしかるべきなのだと思ったのが、このことでした。

 

台本は渡し済みで、MEやSEの途中変更はありませんでした。

劇団付きの音響さんなら、何度も稽古に来ているので、タイミングや出したい雰囲気などは随時、演出と確かめ合う機会があります。

 

でも、場合によってはそうでない事もあるわけです。

演劇祭のようなスタッフさんが別で、きっかけ合わせの時間が限られている。さらにQ(きっかけ)が多い。

 

私が所属している劇団は、結果スタッフさん泣かせになっていたのは事実でした。

 

私たちが、出したきっかけの内容は、私自身難しいものではないと思いました。音が出せる環境で、きちんと演出と意思疎通が取れていれば、いける内容だと。

 

でも、それは甘かった。

私も稽古場に行った時、録音した(追加になった部分)台本が別の紙にあるのが、少し煩わしいなと感じた事がありしました。

 

それは役者が言うセリフとかぶる部分での内容で、その前後にもMEとSEがありました。

 

かしげきメンバーの稽古を観れたのは5回中3回の本稽古です。その時に、別紙である事に気づいて何かアドバイスできればよかったと、思う箇所でした。

 

紙をめくる、ただそれだけです。

 

でも、その間に手がとられます。

フェダーから手を離し、ページめくらないといけない為、次の曲の調整をしたいところが別紙に気をとられるのです。一瞬の事ですが、タイミングの近いところではそれがズレる元になります。

 

何度も言いますが、専属の音響ならこのタイミングというのが分かっていますし、手がとられやすいなら、その準備もできます。だいたいきっかけも覚えら事もできます。

 

ただ、状況によっては、その配慮一つで大変さを軽減できたかと思うと、仮にも音響希望で参加したにしては、半がお粗末だったと反省しています。

 

出来ることが少ないなら、出来ることはやりたいと思います。

 

 

紙一枚、でも、されど一枚です。

 

 

台本の持ち方って、それぞれだと思います。ファイリングする人、A4で持つ人、B4が好きな人。

奇数ページが右に来る人もいれば、逆の人もいます。

 

どう言う持ち方であれ、前提として、見やすい台本が良い。それは変わらないと思います。

 

 

今日、明日から入る下田の段取りを書いた資料を頂いていたのを見て、自分用に少しアレンジしました。中身は変わりません。

 

遠征客演と言うことで、段取りを合わせるのは当日の午前中です。

午前中でどこまでできるか、少し不安ですが、初めてのことに怖がっていてはいけません。

 

当日の段取り、バタつくのが予想される分、気がついて出来ることがあれば、やってみようと思います。