dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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20181014戦中戦後の歌謡曲無事終了 ②

前回の続きです。

 

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 

 

遠征客演のため、前日から下田入りした半。

 

本番前日、初めてお会いした方達に仲間入りさせてもらい、いよいよ会場入りです。

 

私たちは、半と半の芝居仲間一人、前日に初めてお会いする方三人、あと隣組座長を含め総勢六人体制です。

 

私と私の連れ以外は皆さま前年度もこのイベントに参加されています。

まず半は状況を理解するのに必死ですが、皆さま協力しあえる雰囲気がバシバシ伝わります。(この場をお借りして御礼。袴の着付けを丁寧に教えてくれてありがと=><!)

 

 

到着早々に、衣装合わせ。12時には本番11時には開場です。

 

楽屋では、

隣組さんの衣装の数々。

戦中戦後の衣装。小道具。セット。

普通じゃ手に入らない品々ばかりです。

中には手作りでこしらえた昭和初期風のブレザーまで。

新しいものを手に入れるより困難なものばかりではないでしょうか?

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そして洋風ドレスやチャイナドレス、アクセを沢山持ってきてくださった共演者様もいらっしゃいました。

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煌びやかな衣装や時代を表す衣装は、それだけで見応えがあります。

 

今回は演技やストーリーは脇役、主役はあくまで音楽です。

 

物言わぬ衣装や小道具の存在は、音楽のアシストをするのにとても効果的なんだと気付きました。

逆に舞台の演技が音楽を食ってしまっては元も子もありません。

 

 

事前に聞いていたとは言え、昨日だけの打ち合わせでは確かに不安はありました。

が、後はもうやるだけです。

 

衣装合わせがほぼほぼ終わり、いよいよ開演。

 

私たちの最初の出番は2曲目、3曲目です。

2曲目では、共演者様のうち、お一人が"はいからさんが通る"のような袴衣装で舞踊を舞い、もうお一人の方が書生風の袴姿で剣舞を行います。3曲目では、全員でセリフのないショートストーリーを展開。

 

 

2曲目の音楽が始まりました。

下手から"はいからさん"が、飛び出します。

続いて書生姿の剣舞です。

それぞれ1分ほどの持ち時間。

 

お二人とも昨日会ったばかりなのに気さくに話してくださり、お互い不安だね、、などと言っていましたが、いざ出番が始まれば、空気が一瞬で変わりました。

 

 

マジでか・・。

 

ヤバイ・・。

 

ヤバイ・・・。

 

 

舞踊は、愛らしく若々しく思わず、ぎゅっとしたくなるような可憐な仕草で魅了します。

 

剣舞は、思わず舞台袖でカッコイイ、を連発してしまうほどの鋭さ、俊敏さがあります。

 

お二人とも舞台上では一人。誰の助けもありません。

 

お二人とも、昨日まで、わからないどうしよう?などと言っていたようにはとても思えない。。

 

か、カッコいい。。。

 

 

舞台の雰囲気が音楽だけでは無かった視覚的な演出が広がり、立体的な空間に早変わりしました。

 

時間を短縮して申し上げますと、最後のアンコールで出演者皆が登場するのですが、今回初めてお会いしたもう1人の方は、歌を一曲披露してくださいました。

その美しい歌声が響き渡り、私たちを舞台に誘います。

歌・・。すげぇ。

 

こ、この方たち、何者・・。

 

お互い顔見知りではあるようですが、普段はバラバラの活動をされているようです。

それぞれの魅力がパッと舞台に華を添えます。

 

役者としても活動している半ですが、自分に、「これはできます」と言えるものが何も無いのを感じずには入られませんでした。

 

いやぁ、もうね、

皆、

マジでカッコ良かった!

 

素敵女子すぎるだろ!

(><)

 

 

私たちの出番は6曲ほどでした。

舞台にトラブルやイレギュラーは付き物ですが、今回のような経験は他では無いものでした。

でも、そんな時に、誰があぁだこぅだ、なんでこうなったんだ・・ではなく、目の前に置かれた状況にただ応じる。

 

そんな姿が、カッコよく、潔く、羨ましく思えました。

 

舞台の進行の最中でも、色んなことが起こりました。ただそれはこちらの思っていたのと違った、それだけです。

 

お客様がたは、皆さま、喜んで帰ってくださいました。時には涙を流していらっしゃる方もいたり、演者に思い出を語ってくださった方もいらっしゃいました。

 

第三幕まである長時間の演目内容でしたが、最初から最後までご覧になっていただき、感無量でした。

 

また出演中に、日本国旗を振り続ける動きがありましたが、客席の皆さまもパンフレットに同封された国旗を持って、一緒に振り続けてくださいました。舞台側から見る景色は圧巻で、それだけで胸が熱くなるものがありました。

 

舞台での一体感て、半が思っていた以上に難しいことでは無いのかもしれない。

 

私が作りたいと求めている舞台の空気感の一つが、これです。

誰に指図されるわけではなく、お客さんも動きたいと思ってくれる、その結果、客席をも含めた一体感です。

 

もっと舞台に立ちたい。

 

素直にそう思いました。

 

 

 

今回の出演は丸二日だけの事でしたが、とても刺激的でした。

共演者同士の刺激や、お客様から頂く刺激。

出番の量は少ないものでしたが、とても遣り甲斐のあるイベントでした。

 

dbd半として活動する上での大事なことを一つ見つけた気がします。

 

今回お誘いいただきました隣組の昭太郎さん、私の誘いに乗って一緒に来てくれた芝居仲間、たった二日の時間でしたが初めましてから一緒に舞台に立てた共演者様方。

本当に有難うございました。

 

 

袖スタンバイ中、声を変えてくださったり、手を振ってくださった別団体の出演者様。

このイベントを企画してくださいました主催者様、有難うございました。

 

そして、ご来場いただきましたお客様たち、少しの時間でしたが皆様と一緒に時間を過ごせたこと、私にとっても大切な時間でした。本当に有難うございました!

 

来年、またあるのかどうか、出演するのかしないのかわかりませんが、一年後、自分もこれができますと言える何かが一つでもあれば良いなと思います。^ - ^

 

今回のフォトアルバム一挙公開

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