dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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わむ、1回目の稽古〈読み〉 〜かしげき2018〜

お疲れ様です。

一昨日は腹痛で湯たんぽを久しぶりに使いました。どうもdbd半です。皆さま体調壊していませんか?

暖かな春はもうすぐそこ。無事に乗り切りたいものです。ちなみに半の腹痛は一晩で回復。おそらく食べすぎかなと(笑)

 

さて芝居の話をしましょう。

今回は、かしげき2018はサポートメンバーでの参加を希望しています。

 

この前の日曜、初稽古がありました。

 

 

ダンスが得意なリーダーおしずさんの下、リトミックあり、ダンスあり、台本の読み合わせ有り、コミュニケーション重視で楽しく時間を過ごさせて頂きました。

 

久しぶりの地元公民館稽古。←久しぶりのわむメンバーでの稽古です。実に、かしげきの稽古振り。

 

 

初めましての方も、久しぶりの方もいて、とても程よい緊張感の中でやらせてもらいました。

 

最後に〈読み〉をしました。

 

半はスタッフ希望なので、メインの皆様が読むのを聞いていましたが、おしずさんのご好意で最後に一度、一部シーンを抜粋して半も読ませてもらいました。

 

 

〈読み〉・・と言うのは、台本をもらって最初にやる稽古です。〈読み〉と言ったり〈本読み〉と言ったり。台本に沿ってそれぞれの役を割り振って声を出して読みます。キャラの個性や、全体像を掴むのは読みが一番です。

 

 

実は、半は〈読み〉が大好きなんです(笑)

なんかキャラクターとのチューニング作業のようで。

相手の方の息の取り方を探るような感じもあって、お互い探ってるから集中力や注意力もあって。

 

その中で前後の話を追っていきながら、話の起承転結を見つけて拾っていく。表現していく。

最初の読みって、実はとても鮮度が良いと思っています。

だって、キャラクター目線で物事が”初めまして”で展開されていくんですもの。

 

 

だんだん稽古をこなしていくと、先が読めた感情表現や動きをしてしまうことがあります。

やってらっしゃる方は、あるある ですよね?(笑)

 

ところが、この〈読み〉の段階だと、噛んじゃったり感情の読み取りの間違いとか多少は有りますが、ベースはlive(生の反応)な反応ができるってことです。

相手のリアクションの取り方も、自分の心の動き方も、ベースは、初めまして=作られてない=リアル(LIVE)につながります。

 

もちろん稽古を重ねたものの方が全体的な仕上がりは良くなるはずなのですが、この〈読み〉の時に感じるあれこれそれを半は大事にしたいと思っています。やっていくとこの時感じたリアルな気持ちを忘れちゃうから(笑)

 

(^-^)と言いつつ、今回はスタッフ希望なのですが(笑)。

 

短時間でも役をやるとアドレナリン出る〜(//∇//)ってなるので、ちょっと書いちゃいました。

 

思えば、かしげき2017の時も、きちんと読みをしませんでしたし、劇団蓮さんの参加はもう立ち稽古でしたので〈読み〉をやっていませんでした。

 

お相手がいて、声を出しても良い場所でやる〈読み〉は、楽しいです(//∇//)(//∇//)

〈読み〉はいくらでも遊べます。感情をわざと変えてみたり、声色を変えてみたり。

 

 

 

 

☆    ☆     ☆

 

ちょっと懐かしい話。

高校の時の劇部で、絵本をみんなで読んで、わざと言い方を変えて、調子を合わせていく“遊び”をしました。

 

例えば・・

 

お母さんが料理をしていて、楽しみに待っている坊やの話の絵本があるとします。

絵本には料理を待っているうれしそうな坊やの話が書いてあるとします。

言葉尻なんかは気にせず、感情の成り行きのまま読むんです。

 

※文字だけだと雰囲気が出ないので、イメージにしたものを青字にしてみますね。

 

1人が恐る恐る読む

坊や「今日のご飯はなぁに?」

坊や「きょ、きょうのごはんは、なぁに・・?

 

<次の人が もうちょっと怖い目に読む

ママ「今日は坊やの好きなビーフシチューですよ」

 ママ「今日は坊やの好きなビーフ シチューですよぉ(にっこり)」

 

<どんどんビビってく感じで読む

坊や「うわー、やったぁ〜。」

坊や「うっうっぅわぁ〜やっやったぁ〜・・」

 

<怖い〜!って思って読む

坊や「でも、ニンジンは入ってないのがいいなぁ・・」

坊や「で、で、でもぉ、ニンジンはぁあ、入ってないのが、ぃぃなぁ・・」

 

 

<もうやめて!もうやめて!!読む

坊や「だってニンジンは赤いんだもん」

坊や「だってだってだって!!ニンジンは!!赤いんだもん!!!!」

 

そこで、お母さんが料理ができたわよっとにっこり笑いながら僕の前に料理を置く。

 

坊や「いっただきまーす」

坊や「ひーっ!いたっ、いたっ

いただきますぅ(死んだ魚の目をして)」

 

 

楽しい食事の時間が、一気にホラー(笑)

緩急をつけるアドリブや擬音的なもの、どんどん入れて全く問題なし。オールオッケーなんでやりたい放題です(笑)

 

ま、こんな風に“遊んで”いたわけです。

 

あぁ懐かしい。

絵本とのギャップがあればあるほど、妙にシーンにあってきて、かなり楽しめたりします。

 

☆   ☆   ☆

 

 

あぁ、また芝居熱が上がりますね。何度も言いますが、今回はスタッフなので、参加者の皆様が盛り上がっていけるようサポートできればできればと思っています(^-^)

 

盛り上げるためには自分も盛り上がらないとね!

参加者の皆様もお芝居を楽しもうとしている姿が見れて半も嬉しくなりました。

 

今回の作品について、今後の劇団わむの試みとして月1ペースの稽古になるそうです。

週一ではありません。月一です。

場合により、月二も考慮の範囲だそうですが、ベースは月一だそうな。

こんな少数回数の稽古に挑む劇団さんは、他にあるのでしょうか?

 

個人的に言えば半は稽古が好きだし、やらないと不安になってしまうので、本格始動なら出来れば最低週一は原則なイメージです。

ただし、社会人演劇の抱えるさまざまな事情を鑑みれば、こういった策があって然るべきかもしれません。

どういう結果になるにせよ、やってみないと分からない訳でなんですから。

 

それに、こういった考えは経験者だからこそなのかもしれません。こういうものだ!と決めつけてしまうのは、経験者であるがゆえ。

 

クオリティや、自分の能力、お客さん意識。

色々大事にしたいものはあると思います。

でも、大切なのは、やはりやってる本人たちが楽しめるかどうか。なのかな、と思います。

 

半はいつも力みがちなので、そういう意味でも裏方を経験できるのは幸いです。裏方として、皆さまが楽しむことをサポートできればなと、思っています。(^。^)

 

 

今後の動きは、半としても楽しみにしています。