dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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笑顔の作り方

2020年が始まり半月以上が過ぎました。

こんばんはdbd半です。

 

皆様2020年いかがお過ごしですか?

 

 

朝は携帯のアラームに起こされ出勤して、ルーティンでパソコンを立ち上げ軽く掃除をし朝礼、その後席に着いてパソコンに向かう。

そんな生活の半ですが、今は産休!

 

朝時間に急かされない生活はどれだけ、ユルいんでしょうか?

産休に入り約2ヶ月。出産という大仕事はあったものの会社に縛られない生活の緩いこと緩いこと。今の生活に慣れている自分が怖いっ!

私ったら、一年後、会社勤めの生活に戻れるのかしらっ?

復帰後のことを考えれば考えるほど、天国と地獄を連想してしまいます。_| ̄|○

今から考えたって早すぎるっつーのっ!

 

と即答で自分ツッコミしています。

 

 

さて、うちのお嬢ちゃま、すくすく成長しています。

ただ今生後1ヶ月半、

体重は4キロ、身長は58センチほどになりました。

産まれてきた時も標準内でしたが、現在も風邪ひとつせず無事に大きくなってくれていることに喜びを感じています。

 

そして、2度目とは言え、忘れていることの多い事。

赤ちゃんの扱い方、赤ちゃんに必要な事、赤ちゃんと言う生き物の事。

 

 

生まれたての赤ちゃんは喜怒哀楽は有りません。

最初の笑顔も顔の表情感のひきつりだと言う解釈もあります。

 

いや正確に言えば喜怒哀楽はの根本的なものはあります。

でも、それはまだ名前のついていない感情。

喜びや怒り悲しみ楽しみ、その全てはまたこれらの言葉に当てはまるような形では無いのです。

 

 

ぼんやりと温かいふんわりした心が軽くなるものだったり

イガイガした感じで心がトゲトゲになっちゃうようなもの

 

「よろこび」や「いかり」なんて幼すぎる心の形を言い表すには単純化しすぎです。

 

 

でもね、赤ちゃんを見る私たちはつい笑ってしまいます。私たち大人や言葉を理解し始めている子供だって、つい笑顔になってしまうんです。

 

赤ちゃん本人はただ

ぽやん と寝ているだけなのに、周りの人はにここにして、「かわいいね」「かわいいね」って思わずにっこりしてる

 

そしてちょっとした顔が引きつった瞬間

「笑った!笑ったよ」

「見てみて!今笑った!」

「写真写真!ほんとだ!笑ってる!」

 

周りは騒々しくて眠れやしない

ちょっとおかしくなってきちゃいます

だから

 

「笑って。笑って。」

 

って何度も言うからさっきと同じように顔を引きつらせてみると、

「笑った!」

 

って、また周りの人達は自分を見てくる目を細めてにっこりしました。

 

 

 

きっとこうして赤ちゃんは学ぶんです。

 

あぁ、これが笑うってことなんだ

 

 

 

笑うって行動が、言語化されていく過程です。

 

 

面白いなぁ

 

 

感情も同じように周りの大人から名前があることを知って行きます。

 

「楽しいね」

「面白いね」

「悲しかったね」

「怒ってたの?」

 

あぁ、この気持ちに名前があったんだぁ

 

 

 

 

赤ちゃんを育てるって、なんて劇的なんでしょう

私は芝居が好きで芝居を始めたり休憩に入ったりまたリスタートしたりしているわけですが、いつも思うことがあります。

 

リアル(現実)が何より劇的。

リアル(現実)が何より大事。

 

 

日本国内、各地で天災に見舞われています。その度エンタメを自粛する傾向があります。

あるドラマの主演女優が被災のため放送が延期になった時に行った言葉が印象的でした。

 

「仕事をさせていただいてこんなことを言ってはなんですが、ドラマより生活が大事なんで。ドラマはまた放送できます。今は皆さんの生活を優先してください。放送は心が元気になった時に。」

 

当たり前と言えば当たり前です。

でも、そう言いきれる事って素敵です。

 

 

 

話が少しずれました。

赤ちゃんは1日1日大きくなります。

もうこの瞬間には戻れません。

 

55センチになった赤ちゃんは新生児服がピッタリしてきました。

1ヶ月半前のことですが50センチの頃新生児服がダボダボだった頃にはもどれません。

 

 

赤ちゃんはその間毎日毎日学習しています。

笑い方だってそうです。

 

みんなを見て笑うってこう言う事なんだって。

感情を表現する役者は、むしろ逆の行為なのかもしれませんね。

文字や言葉(台詞)から感情を繰り出す事。

 

 

一方、赤ちゃんの方は、何にも考えずに複雑な気持ち、剥き出しです。

 

そう思うと、赤ちゃんの方が、先生なのかもしれません。

 

 

 

稽古場で笑えって言われて笑うのはできるかもしれません。

でもそれがどれだけ自然な笑いなのかは、難しいです。

でもでも演出も他のスタッフも役者も周りの人が皆笑っていれば、どれだけ自然な笑顔をなる事でしょう。

 

作られた笑い

作れなかった笑い

 

作られていく自然な笑い

 

 

ん?

 

難しくてきました。

 

だから言える事は一つかな

 

 

皆笑ってる方がいい

 

 

そして、まだ、何もわかっていないはずだけど、

 

この笑顔には勝てない