こんばんわdbd半です。
先週末は、かしげきの通し稽古がありました。
※通し・・・最初から最後までを通してやる稽古(全体の流れを見れる)
今回の目的は、全体的な動きを実行委員の方に見せて、進行上問題がないか確認する日でした。
こういった演劇祭は大きなものから小さなものまであると思いますが、同じ舞台を複数の団体が使うので、できることできないこと、様々な制限があります。
各団体さんとの間の5分や10分の間で、次の舞台スタンバイをすることやデハケがスムーズにできるかなどの確認です。自分たち仕様ではないため、作りこみはできません。
舞台セットだけににかかわらず、照明にもかかわりがあります。
照明の位置というのはあらかじめ決めておかないと、かなりのズレが生じ、かっこよく見せたいところが怖くうつってしまうこともあります。場当たりなどでチェックをするのはもちろんなのですが、自分たちのためだけにサス(舞台上からスポットライトのように光を落とす)が欲しいとかは、できません。
複数の団体が使うからこそ一つの団体の細かいリクエストまでは応えきれないのは当然のことなのです。
だからこそ作り手はそれを事前に踏まえて考えていきます。
制限について話しましたが、こうした複数団体で同じ舞台を使うことには、メリットもたくさんあります。
いちからの舞台作りで何が大変かというと、スタッフさんの確保です。
特に<できるスタッフさん>になると有料になりますし、その道でお仕事をされている方であれば、小さな劇団からすると、結構痛手になります。
自発的に無償でされる方もいらっしゃいますが、人気のある方は引っ張りだこ・・・のイメージがあります。
やりたいこととコストが一致しなくなるのは、小屋代、スタッフ料、舞台設備費、舞台美術費です。
そこに上手く折り合いをつけるのが劇団運営者の腕の見せ所になってくるわけですが、一筋縄でいかなのは、どこの劇団でも同じではないでしょうか?
そんな様々な問題が噴出する舞台作りについてですが、このかしわ演劇祭は、ほぼ丸投げでOKなわけです。
役者とアイデアと下準備さえあれば、舞台に立てるのです。
特に、今回はスタッフ作業のメインを委員会側の方がしてくださる超リッチな仕組みです。
スタッフの確保どころか舞台のセットづくり(平舞台・客セづくり)まで、実行委員会の方筆頭で全員で作り上げるため、各団体の負担はとても軽いのです。
今回のかしげきでは半は音響スタッフ希望しています。
作品自体としては演出の方が、選曲からきっかけ、声の録音まで行ってくださっているので、ほぼほぼ何もしていません(;^_^A
何もしていない上に、本番のオペも実行委員会のスタッフの方がしてくださいます。
良いのかしら・・・とは思いつつ、乗りかかったものは最後までやりたいです。何より音響として満喫できるのは舞台の仕込みが始まってからだな・・と思っています。
セッティングもオペもやらないので、当日もほぼやることが無いのは分かりつつも、仕込みと本番を舞台側として経験できるだけでも、スタッフとして真っ白な状態よりも前に進めます。
音響の音の出し方もずいぶん変わりました。
特に、今はハイテクなのでPCで音が鳴らせないと、ついていけないですね・・・^^;。
半がむかぁ~~~~しに経験した音響は大学時代までさかのぼります。
音響デッキを二つ担いで(ME用とSE用、クロスフェイド用)、ツタヤでレンタルした曲をぎりぎりでスタンバイさせてどうやって上手くタイミングを合わせるかしていた時代です。※学生時代は無料公演で当時は著作権についてもシビアではありませんでしたね~。
今はフリーで作ってらっしゃる楽曲の方もたくさんいて、音探しは大変な一方楽しみな一つなのですが、たくさんのジャンルの音楽をネット上で拾うことができるようになりました。
そして、音響のソフトも増えました。無料で使えるものもたくさんあります。
増えた・・・増えたけど・・・何が使いやすいか、実はよく分かりません。
PCのソフトというのは本当に便利なのは便利なのですが、その都度使い方を覚えないといけないところが大変です。
動画編集ソフトしかり、音響編集ソフトしかり・・・。
そしてやっとやろうとしたら、○○はできるけど、△△はできないよ・・・と後でわかったり。いやそもそも基本操作もネット上で調べるので、行き詰ったときに誰にも教えてもらえない・・・挫折・・・なんてこともあります。
なので生来の機械音痴の半は、100回くらい失敗してやっと一つ習得できるようなペースです。
毎回やっていると、途方もない・・。
こうして気になるのは、今の音響さんがどのようにしているか・・・ということです。
じゃじゃ===ん!!
どうですか?
今回の通し稽古で、操作の仕方を見せてもらっていました。
どうですか?どうですか?
か、かっちょえええええええ!!
あ、すみません。興奮しすぎましたww
見てください。このちっちゃくてコンパクトなミキサー。
こんなちっちゃいミキサーがあるのを初めて知りました。
シンプルでかっこいい。
で、音響操作ならではなのでしょうが、右手と左手の配置がまず違うのです。
右手はキーボード
左手はフェーダー側
さらにさらに、本日担当されていた方は、音の編集も合間に同時操作。
マジでか・・・・・。
台本を見ながら、そこまでできるのか・・・なんて半は始終驚きっぱなしでした。
音響ソフトも私が知っているものとは違いました。
ただ音を出すというよりもいろんなことができそうなスペックの高さを感じます。
具体的にどう使いやすいかなどを説明できるまでに及びませんでしたが、見させていただいた限り、MEもSEも即座に出力できる仕様になっていますし、順番の入れ替えがかなりスピーディです。
あぁ~~あのラジカセの再生ボタンと一時停止ボタンから手が離せなかったころとは段違いです。
いや、実は今日は、このかっちょいいよ~~~(><)というのを伝えたくて書き始めた記事でした(笑)
半の舞台熱はいたるところにあります。役者だけなんてもったいないです。
裏方を知れば舞台はもっと楽しくなります!!
と言うわけで、ただ言いたかったので、あまりそれ以上のネタはありませんw
あんまり書いちゃうと公演のネタバレも嫌だなと思っちゃうのもありますしね^^
今回私が参加する団体さんは劇団わむが主催のSUNというチーム名です。(わむの中では二チームが出演予定)
まだチケットを予約していない方は是非是非ご購入を!
私たちSUNの本番は初日と楽日の昼公演です。
中日のマチネはお客さんとして客席にいますので、半を見られたらツチノコを見つけたように気軽にお声掛けくださいね^^。
本番中はPA席付近にいます。
↓かしわ演劇祭のHP
↓7月に行われた中見せ時のsunのブログ
↓チケット予約
かしわ演劇祭~かしげき2018~ | かしわ演劇祭-かしげき-
【以下出演日詳細を引用】
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〈期間〉
2018年9月22日(土)~24日(月・祝)
〈出演団体〉
【A】劇団VS
【B】かしわ市民劇場CoTiK
【C】自己批判ショー
【D】劇団日曜日
【E】デキマチ小演劇部
【F】AB【a:be:】
【G】月ねこ座
【H】SUN (from 演劇ギルドわむ!!)
【I】きらぴかハッピー
【J】劇団ぴよすと
【K】えんどれす〇 (from 演劇ギルドわむ!!)
【L】劇団GuReMN
〈出演日程・出演団体〉
出演順の並びではございません。出演順は当日に発表いたします。
受付は開演の45分前、開場は開演の30分前からそれぞれ開始いたします。
①9/22(土)13時
【C】自己批判ショー
【H】SUN (from 演劇ギルドわむ!!)
【J】劇団ぴよすと
【L】劇団GuReMN
②9/22(土)18時
【A】劇団VS
【E】デキマチ小演劇部
【G】月ねこ座
【K】えんどれす〇 (from 演劇ギルドわむ!!)
③9/23(日)13時
【A】劇団VS
【B】かしわ市民劇場CoTiK
【D】劇団日曜日
【F】AB【a:be:】
【I】きらぴかハッピー
④9/23(日)18時
【C】自己批判ショー
【D】劇団日曜日
【E】デキマチ小演劇部
【G】月ねこ座
【J】劇団ぴよすと
⑤9/24(月)13時
この回のみ、休憩を挟み投票結果の発表があります。
【B】かしわ市民劇場CoTiK
【F】AB【a:be:】
【H】SUN (from 演劇ギルドわむ!!)
【I】きらぴかハッピー
【K】えんどれす〇 (from 演劇ギルドわむ!!)
【L】劇団GuReMN
〈チケット料金〉
一般:予約:2,000円 当日:2,500円
学生:予約・当日共に1,500円 ※要学生証提示
小学生以下:500円 ※要予約
リピート割引:予約・当日共に500円
※2度目入場時、要半券提示。その際受付で半券にスタンプ押印。
押印済みチケット持参で次回以降無料
(実質3回目以降の来場は何度でも無料)
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残り一か月を切りました。
参加者の皆様がんばれ~~^^