dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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さびしがり屋 〜ストーリー「H elp」追記〜

dbd半です。

ブログに個人ライン、この二日ほどで3回ほど使いました。
「半ちゃんさびしがり屋だからさ」


改めて見ると、自分に言うもんじゃないなぁ(笑)。


でもさ、芝居で、自分でやろうって思っている人の大概はさびしがり屋だと思うんですよねぇ。
中堅ではなくて小規模ね。小規模。

自分の制作物を作りたいとか、あると思うけど
もう一つの声はこんなんじゃない?

 

 

「いっしょにあ~そ~ぼッ」

 


大人ってさ、悲しい生き物でさ、大人になればなるほど、人との距離ってなかなか縮められないよね。
かといって誰でも良いかと言えばそうでもないしさ。

 

 

先日、わむさんの企画、脚本演出家のサロン「タクラム」で、自由に想像してあらすじを考えるってあれをやっていてね、、。
ビートルズの「HELP」を引用したんです。

 


「Help!」

 Help! I need somebody
 Help! Not just anybody
 Help! You know I need someone
 Help!

助けて!誰か僕を助けて。
助けて!誰でも良いわけじゃない。
助けて!君の知っている誰かが僕には必要なんだ。
助けて!


「誰でも良いわけじゃない・・・」
この歌詞、お見事ですよね。

 

和訳の仕方は様々あると思いますが、知恵袋にて全部を和訳されている面白い回答がありましたので
この後の歌詞が気になる方はどうぞ。上記は半が今直訳で書きました。
↓↓

ビートルズのhelpの歌詞を全て日本語に訳して、カタカナで読... - Yahoo!知恵袋

 


ときどき、助けて(しょぼん)ってなる時もあるけど、
オーマイガッ!っていう感じで助けて~~~~~!!ってなる時もありますよね。(笑)
このHelpっていう曲は、そういう心象描写がされているように思います。


大阪から単身関東に来て数年経ちますが、
大人になってから本当に気のおける友達を見つけるのはなかなか出来ないものです。
いまでこそ芝居を初めてやっと自分らしくお喋り出来る人に出会えましたが、その前には、マジでいい年をして「友達がいないよぉ~」と泣きべそをかいたことがありました。(笑)


ん?っていうか、芝居以外のお話で盛り上がれる自信がない!( ಠωಠ)
それって、どうなの・・・。
んん~??ちゅうか、今でも芝居仲間以外で友達と呼べる人がいない。。。


あぁ~なんか悲しくなってきました。(笑)

 

ま、半は4人兄弟の末っ子だしね。
基本甘えたいし、家ではいつも誰かがいるの当たり前だったから、ちょっとは仕方ないよね~(←めちゃ言い訳)


で、それが何なのさって事なんですが、何でもありません。(笑)
半と直接会ったり、お喋りすることがあれば、こう言う人なんで、めんどくさいなぁと思いつつ、しゃぁ~ね~なってことで、お付き合いいただければなと思った次第です。^^;

 

[追記]

 

ついでに、せっかく話題に出たので私が書いたストーリー(あらすじ)も載っけちゃいます。

 

「Help」

Help, I need somebody,
Help, not just anybody,
Help, you know I need someone
Help
助けて、私には誰かが必要なの
助けて、誰でも良いってわけじゃないのよ。
ねぇ助けて。あなたの知っている誰かよ。
助けて。

 

落ち込んだ時のルーティンだった。
一人部屋に閉じこもって、大好きなこの曲を歌う。
ギターを鳴らし、誰かに聞かせるためではなく自分の為だけに。

 

ここは叔父、喜一郎の仕事場だ。
喜一郎はそこそこ売れている作曲家だった。
曲に煮詰まった時、人間関係のごたごたに嫌気がさした時、桜子は決まって叔父の家に訪れた。


叔父の家は落ち着いた。
同年代の人とはあまり気が合わなかった。
桜子は独自の音楽を貫きたかった。
だからこそ自分に非があるとは思っていなかった。

そんな桜子を見かねて叔父は一つの提案をした。
「うちで暮らさないか?」

両親と話し一ヶ月叔父の家に住まわせてもらうことになった桜子。
暮らし始めて、初めて知った喜一郎の秘密。
喜一郎には隠し子輪(リン)と隠しペットのインコ(コジロウ)がいたのだ。
大人の汚さを受け入れられず、キレまくる桜子。


しかし、もっと孤独と怒りを感じているのは輪だった。
輪の気持ちに触れいていく桜子。
二人はどこか似ていてた。

そうした矢先、輪の祖母が輪を引き取りたがっていると耳にする。
今まで絶縁状態だったが、喜一郎の存在を知り、跡取りの孫がどうしても欲しくなったのだ。

 

その日、珍しく喜一郎は声を荒げて怒っていた。
桜子よりも輪よりも、喜一郎は怒って、泣いていた。

喜一郎にとって輪は今は亡き最愛の人の子供だったのだ。


事情を知っていくことで喜一郎の厳しさと優しさを知っていく桜子。
喜一郎と暮らすうちに、桜子は、自分の本当にやりたい音楽に近づいていく。

 

 

Help, I need somebody,
Help, not just anybody,
Help, you know I need someone
help

「本当に助けを求めているのは、私なんかじゃない。」


桜子の言葉に喜一郎は首を振った。


「聞こえていたよ。君の痛みは君だけの物なんだ」


引用:曲 ザ・ビートルズ「Help」より