dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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「エンドレスサマー」の制作※ネタバレ含む(舞台美術)

おはようございます。

本番から一週間経ちました。

dbd半です。

季節はサマーからオータムに移ろうとしています。

蝉の声が鈴虫の鳴き声に変わってきました。

 

エンドレスサマーのQSCアップはもう少し時間がかかるそうで、エントレ様よりわざわざメールをいただきましたm(__)m半はすぐアップされるものだと勝手に思い込んでいたので、こちらの思い込みだったのに、エントレ様からメールをいただけて嬉しかったです。

 

エントリー経験者の方に聞いたところではやはり一週間ほどかかったそうなので、私のように季節ものをするのだと、早めのエントリーがやはりオススメですね★

 

私はと言うと次の作品にはまだ取り掛かっていないのですが、どんなことしようかな〜できるかな〜と模索中です。(^^)こういう時間も貴重です。こうやってブログも更新できますしね。

 

さて、前回予告しました通り、今回はエンドレスサマーの舞台美術について話していこうと思います。

 

舞台美術というと、こうもっと舞台を理解しつつ細やかで大きく、アーティスト要素のあるものだというイメージが半にはあるのですが、今回話す舞台美術というのは、見た方には一発でわかりますよね。そうです今回一番力を入れたのはランタン(灯篭)です。

 

あ、この辺りからかなりのネタバレします(笑)

 

ツイッターにて、ちょこちょこ何やら制作中というのを言っていましてが、あれです。あれ。

 

当初はね

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これ!

これをやりたかったんです!

 

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綺麗でしょ!

綺麗でしょ!

 

これはね、こちらのサイトで見つけました

 

『紙袋』をリメイクして、お家で大活躍させよう♪DIYで驚き収納ボックスに!その他びっくりアイデアもいっぱい♪ - Spotlight (スポットライト)
http://spotlight-media.jp/article/234527789815790413

 

★★DIY★★ですね。

★★エコ★ですね。

 

素晴らしい‼︎

 

舞台の雰囲気作りでエコ活動もできる、何よりかんたんそうだっ

 

そう、これがそもそもの間違いなんですよね。

初めてやるのに、しかも不器用で絵心のない私が、簡単にできるわけがないのです!

 

【簡単にできない理由】

①そもそも沢山吊るすランタン、一つなら不用の紙袋で済むが、袋によっては大きさも厚さもバラバラ。特に薄い袋でない限り光を通してくれない‼︎すでに舞台用だと数十個は欲しいので、薄手の紙袋限定でリサイクルできそうな紙袋は自宅に数十個もない‼︎

 

②半の絵が下手すぎっ!

とりあえず必要だと思われる道具を買い集め、簡単なイメージでなんとかやってみるかっ!とやりはじめたものの、出来栄えがこれ・・・

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なんか、違う。

 

 

しかもランタンの中身見えてる・・

 

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手がき感が半端ない::: 

なぜ?

 

 

数少ないdbd−hans-collectionのドSなメンバーメガネ君(仮名)に相談。

 

これ、やってみたんだけど・・と見せたところ

 

すると、おもむろにファーストフードで使われた透明コップを取り出し、ペーパーナプキンを縁に沿わせて入れて、明かりをつける。

 

 

 

こっちの方が良くない?

 

 

 

 

 

ごもっとも

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でもでもDIYだよ!

エコだよ!

 

俺は(作んないから)いいけどこっちのが半が作りやすくない?

 

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そメガネ君は、お芝居をやりたい!というよりは、アドバイザーに近いポジションです。

なんというか、観劇もしませんし、役者もしません。ただ、本当に一般のお客さんの目線で言ってくれるお方なのです。

(ま、半分、半がメガネ君、君メンバーね!と言ったような感じなので仕方ありませんσ^_^;あ、加入に反対はしていないようなので。なので、時折ストレートな意見を言ってくれるのです。)

 

 

 で、少し穴をあけて雰囲気をつくってみたのががこちら

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確かに!

いい感じです。

 

さすがメガネ君。鋭いところをつっこんでくる。

で、さらにいいのを見つけました。

和紙の折り紙です。

 

 

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つくってみるとなかなかいい感じです♪

やはり足でお店をまわるといいことがあります。

 

でも、お気づきですよね?

裏面がありません(汗)

 

2枚重ねるか、そのためには再度買い足しです。

もしくは揺れないような工夫をして見えないようにするか・・・。

 

見えないと思うけど、やはり舞台用で考えると何があるかわかりません。全面ほしいところです。

 

試作する日々が続きます。

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で、結局、和紙の折り紙は折り紙でも

上記のものはお店に行っても追加が見当たらなかったので、別のお店でたくさんある和紙折り紙を選択。

 

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(やぴしあ長時間つるして落ちないかのテスト中) 

 

 

そしてやはり前面に折り紙をはることに。

 これで舞台に立っても安心感が出てきました。

 

ただ・・・

やってみると今度は糸が気になってきました。

ぶっちゃけ見えないだろう=><=とは、思いつつ、なんだかここまで来たら”気になる”が止まりません。

 

 

タコ糸を使用していましたが、てぐすに変更

そして、10弱作った後で・・・はて、和紙折り紙、中じゃなくて表に張り付けた方がきれいじゃない?と気づいてさらにやり直し(汗)

 

そうしてできたのがこちら

 

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我ながらなかなかの出来栄えでござる。(^^)

写真だとゆらゆら感がうすくて見えづらいですが・・・実際はかなりいい感じでした。

 

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 見えますかね〜?

写真だとかなり暗いですね。σ^_^;

 

 

 

結局当初のランタンとはかなりイメージに違う方にはありました。

試作をのぞけば、2時間ほどで10~20作れました。

予算もおおよそ

電池 1620

ケース 約1200

折り紙 432

てぐすのりとか。てーぷとか含め

ざっと3500円ほどでしょうか。

 

が、実際はこのために道具なども購入したのでやはりその倍近く?倍以上?かかったように思います。

 

 やはり、一つの物を作品に沿わせて作るというのは、とても大変でした。

 

はっきり言って

「眠たかった!!」

 

作業は基本夜中だったり、早朝だったりしたのでなかなかの労力

そして終わりのない探求になります。

 

ただ、今回作成してみて

良かった!!と思っています。

 

なぜなら、ま、考える力みたいなのがついた気がするからです。

私がここでアップするのも、真似られたらどうしようとか・・・

え、ただ、こんだけのことだったのと思われるんじゃないか・・・

そういうのも思いました。

 

でもね、こんな単純な仕組みを

こんだけ試行錯誤したのは、どうやったって半オリジナル!!という自信になったからだと思うのです。

 

でね、もしこうやったらもっと簡単だったとかもね、あると思うんですよね。

 

それは私の知識や経験やセンスのなさなので、それは受け止めるべきだと思うんですよね。

 

 

ただ、ただ

私がやりたかったこのシーン、このシーンのために頑張れた、

それが嬉しかったです。

 

反省点はありますが、ラストのこのシーンの出来上がりは

なかなか思っていたイメージに近いものができたと思っています。

 

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相変わらず手書きで見づらいのですが、

皆様、どうでしょうか?

(^^)

 

まだ、ご覧になってない方は、半がやりたかったのはこれなんだなと思っていただければと思います(o^^o)

 

さ、今回は長かったですね。

 

次は、役者としての事も書いていきたいですね〜。

 

見る目線が変わるような裏設定的なものも暴露しちゃおうかなと思っています。

 

ユーチューブとこのブログと両方で楽しんでもらえると嬉しいです。