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さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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ディズニーリゾートに学ぶちょこっとエンタメ道~エンタメとお金の話~

こんにちはdbd半です。

最近には珍しく前回の記事から2週間以上の間があきました。

 

記事を書くのが遅すぎて、ブログをやっていて初めて、このまま続けられるだろうか?と一抹の不安を感じるほど(笑)。

もちろん続けます。

私が止めるときは、<書けなくなった>、その日が来る時だけです。

 

でも、もう少し書き上げるのが早ければなぁ・・。

書いている途中から、毎日の生活から発見はあるわけで、その間も心境の変化は訪れます。書きかけで、他のことが書きたくなったりね・・・ま、それもブログをやり始めた当初からの話ですから、読んでくださってる方は、よくご存じかもですね(^^;)

 

 

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「ディズニーリゾートに学ぶちょこっとエンタメ道~エンタメとお金の話~」

 

先月末の話にさかのぼります。(書くのが遅い笑)

 

※今回9000字ほどあります(^-^;) 書いている間に伸びた(;´・ω・)

 余談や前振りが長いので先に本題に進みたい方は下記リンクへ

【今回のテーマ~ディズニーリゾートで半が感じたエンタメのお話~】

①ステージで見られる出演者さんは役者さんたちのホンの一部


②自分が支払っても良いと思う5倍くらいのエンタメを提供すべし

 

 

その日は、ものすごい雨風でした。

台風が来た10/29(日)の事です。

 

 10月末と言えばハロウィンのイベントですよね!

ハロウィンイベント絶好調になるであろうこの日曜日。

半はそんな日にディズニーシーに行ってきました!!!
ランドではなくシーです。

 

一昨年から同じ時期にディズニーランドに行っており、今回はシーに行ってみようと意気込んでいました。シーに行くのはもう何年振りでしょうか。

 

ディズニーではこのハロウィンイベントシーズンの限られた日に限り、大人も仮装が許されます。ですので、この日はディズニープリンセス、プリンス、ヴィランズがわんさか・・・になるはずなのですが、さすがの雨模様に、仮装している方も少なく、せっかくのおめかしもカッパの中にしまわれて台無しでした・・(しょぼんぬ・・)。

半はしませんでしたが仮装をした方を見ているだけでも楽しくなります。

自前で作られていそうなものには感心せずにはいられませんし、小さなプリンセスやウッディやパズを見るとウキウキとした気持ちが、見る側に流れてきます。

 

ですが、この豪雨・・・。

 

チケット購入入口にある地球儀の噴水が、圧巻の滝でしたね(笑)※しゃしんも撮れず(´・ω・`)

パレードももちろん中止、アトラクションからアトラクションをさながら滝行のように移動しました。

ディズニーシーは演出的に水を使うものが多いのですが、夕方の豪雨の際には、さすがにヤバくない?と、身震いが・・・ですがせっかく来たからには少しでも楽しみたい気持ちも捨てられないのです。待ち時間10分で乗れるなんてラッキーねと言いながら、アトラクションを満喫してきました。


いや日付指定のチケット買っちゃったからさ。
他に振り替えるのもできないし、強行突破ですよね。
でも、この中でも仮装してこられるている方は、流石です。
ドレス型にレインコートを着ていらっしゃる方もいて、見た目とは裏腹に根性の入れっぷりに脱帽でした。


なんか最近嵐ネタが多いですね(笑)
半は雨女じゃないですよ!
たぶん連れの誰かが強烈な雨人間なんだと思っています。

 

さて、ディズニーリゾートでいつも感動させてもら居るのですが、やはりステージは素敵ですよね。私は芝居ファンですので、年々ディズニーの入場料は値上がりしていますが、ステージを見ちゃうとお金はペイできちゃうなぁと思っちゃいます。

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↑ステージ始まる前の照明つり込み


 やはり演技はもちろん演出技巧もたくさんあって凄いです。

 

今回見れたのはステージは二つだけでしたが、やはりここでしか見られない『特別な空間』でした。

 

=ディズニーリゾートに学ぶちょこっとエンタメ道=

 

ディズニーリゾートに学ぶちょこっとエンタメ道なんて、書かせていただきましたが、
本来、エンタメ×ディズニーについて書こうと思ったら、ブログのページなんて全然足りません!

たくさんの切り口があるので、それを文章化しようと思ったら、それだけで私の人生が終わっちゃいますので(笑)、ここでは、今回半が思った二つだけに焦点を絞って書かせて頂こうと思います!

 

皆さんの中には、皆さんの中での「これが良いんだよ~!」というのがあると思いますので、それは皆様の中で大事になさってくださいね。

今回半が感じた、自分のお芝居の糧となるエンタメについて二つ書かせて頂こうと思います。

 

【今回のテーマ】

①ステージで見られる出演者さんは役者さんたちのホンの一部


②自分が支払っても良いと思う5倍くらいのエンタメを提供すべし

 

 

この二つについて書こうと思うのですが、まずね、ちょっと前提になるお話。

 

エンタメとお金って切っても切れないカテゴリーだと思うんですよね。

 

皆さんは、どんな時にお金を払って買いたいと思いますか?
どんなものにならいくらくらい払いますか?
どうしたら良い買い物ができた!と思いますか?

それがエンタメ(衣食住にかかわらない娯楽)であれば、どうですかね?
このライン引きって、とても難しいと思うんですね。
人によって違いがありすぎるし、地域性もあるでしょう。

 

私も小劇場通いしていた頃は、
「これでウン千円て、とりすぎやろう・・・お金かえせ~(ーー)」と思うことが散々ありました。

お客さんを置いてけぼりにしているにもかかわらず、自分たちは頑張りました。
・・・というのはよくある話ですからね。

 

実際、運営費など見えないコストはたくさんありますし、小屋(会場)を借りるだけでも結構なお金がかかります。趣味の範疇にすると、マジで痛いです。
だからこそペイ出来る以上の見込みでチケット代金を決めるのが相場かと思います。

そうじゃないと継続運営できないので、やむを得ないところも有るんでよね。

趣味もただでは出来ないのです。

芝居は他の趣味より、時間とお金と労力がかかる割に、クオリティが追い付かないカテゴリーだと思います。基本的に団体戦だし、こうであればいい!というものはありませんからね。

だからこそ、継続するだけでも難しい。

 

お金は、かかっちゃいますからね~。

致し方ない部分だと思いますが、思いますが・・

ただ、ふと立ち止まってみてもいいのかな、と思います。

自分が知り合いの為ではなくて、一お客さんとして見たとき、自分の作品はいくらくらい出しても良いと思える作品なのでしょうか?

 

価格のつけ方は、いろいろあると思います。

先ほど述べたように、使い込んだお金と差し引きゼロになる想定でチケットの金額を考えるのが常套でしょうが、固定金額にこだわる劇団さんもあるのではないかと思います。半は後者で、大阪で自分が主催をしたときは500円のワンコイン料金にこだわっていました(笑)

チケットに対するお金の考え方、お金自体に対する考え方で、料金の付けた方は異なってくるでしょう。


ですが、極論、金額の高い低いにかかわらず、どうせやるなら、


「またお金を払ってでも見たい!」と思える作品作りをしていきたいですよね!

 

そう、つまりはリピーターです。

 

芝居の分野は、長いものでは何か月も、何年も繰り返し上演されます。

小劇場の世界においても、再演やリメイクなどはよく上演されています。

音楽や映画、本でも何回も楽しまれる方はいらっしゃいますよね。

 

どういうときに、お金を払ってでも、また見たいと思ってもらえるのでしょうか?

それは、どうしたらそんな作品になるのでしょうか?

 

そんなヒントが今回のディズニーで見つけられた気がしたのです。(^^)

今回はそういったお話

 

 ※有料公演されている方は、各人が有料公演をやる<価値観>がおありだと思いますので、それとは別に、ド素人の半なりの考えを、物は一興くらいで読み進めてくださいね。

____________________________

 ①ステージで見られる出演者さんは役者さんたちのホンの一部

 

 

 

私たちは舞台やエンタメを楽しむとき、当たり前の話ですが、上演中だけのことしか知りません。
役者がどんな人で、普段どんな生活をする人なのかも、人柄も、練習量も。
ま、そりゃそうですよね。そんなのは作品には関係ないからです。

ですが、みなさんは、開脚や、側転できたりしますか?
歌ったり、踊ったりできますか?

だいたいの人は出来ないですよね。あ、もちろん半もできません(笑)


プロだから・・・そうなんです。それはそうなんです。
ここで見られる人たちはエンタメのプロです。

でも、プロだから出来るんでしょうか?
違いますよね。
普段毎日練習したり。
研修生として下積みがあったり。

見えない努力がたくさんあります。

 

半はプロではありませんので、やるといってもこのようなプロの方とは雲泥の差です。

時折、ストレッチしたり、顏パック(例の残りです(笑))したり、くらい。

 

テレビの俳優の方が、プライベートをリークされて作品の出演を降板することってありますよね?

作品自体を楽しみにしている人からすれば、俳優のプライベートの話なんぞ、まったくもって関係がないはずなのに・・・なんで?と思ったことはありませんか?

 

なんとなくテレビによく出演する俳優さんと舞台役者との比較をしてみます。

 

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舞台に立つ役者さん、ステージに立つキャストさんは、プライベートがほとんど見えません。

もちろん有名になりそうな方やカリスマ的な人気を誇るキャストさんもいますので、そういったファンの方は、プライベートも知りたい!って人もいると思いますけどね。

おおよそ、舞台の方のプライベートなにがしのほうを作品よりも重視するという方は少なかろうと思われます。

 

それは良くも悪くもなのです。

出来て当たり前だからこそ、普段の努力は認知されにくいです。

 

 舞台の上の自分・・・評価されない自分・・・

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ですが考えてみてください。

皆さんはステージの方がされていることの、どれだけの事ができますか?

声量や柔軟さ、アイコンタクトなどのコミュニケーション、もろもろ。

舞台に上がる人も私たち同様に一人の人間です。

怠ければ、体はついていかないだろうし、年を取れば今までできたことも容易くできなくなります。

半は、この年齢によるハードルを日に日に感じます。

そして思うのです。

 

努力の継続がなくては、舞台での活躍はできない。

 

その場しのぎではダメなんです。体力も技能も、すぐに身につくわけではありません。

毎日なのか週の何回かなのかはわかりません。けれども確実に、舞台だけでは一見わからない基礎が役者の根底にはあります。というか、ある一定のモノを見せようとするなら定期的な鍛錬が必要です。

 

私は、そんなことに、時々注目してほしいなと思ったのです。

舞台裏にある本番までの道のりを少し想像してみてください。

上演中だけをお客さんは見るものですしそれが当たり前ですが、たった一つの事も もしかしたらものすごい練習を積み重ねあげたものかもしれません。

逆に簡単にできるのだとしたら、簡単にできるまでの経緯があったかもしれません。簡単にできるだけのトラウマがあるかもしれません。

もし観客席にいて「わぁ、これすごい」と思えた感動があるならば、そんなことを思い描くと、感動が増幅してきます。

 

そして逆に役者をやられる方は気を引き締めてほしいのです。

(自分にも言い聞かせです)

根底にあるものは、必ず見えます。努力はすぐに見えなくても、必ず力になります。

身体的なもの、メンタル的なもの、人徳的なもの、すべて。

小劇場ではセルフプロでユースが基本ですから、芝居の何某だけではなく、社会の中で身につくもろもろも反映されます。忍耐力、リーダーシップ力、継続力、集中力、コミュニケーション力、観察力、行動力、傾聴力。

その時にやった役は、必ず自分そのものです。

瞬発的に違う役をやれたり身体的能力を発揮できるのは、やはり日頃の自分が根底にあるからです。そこに価値が出てくると言わざるを得ません。

 

舞台はおおよそ、30分から長いもので3時間ほどですが、一公演の舞台は役者の人生の中のほんの一部です。

30分や1・2時間の公演をするのに、たった一つのセリフを言うのに、どれだけの労力やスキルが必要でしょうか?

私はディズニーのステージを見てみて、とても興味深かったです。

笑顔でい続ける辛さ、身体的な能力。お客さんと目を合わせられる力。

社会人演劇は、二足の草鞋です。二足の草鞋の中で、どれだけ自分を高められますか?

 

私はここでもう一度言いたいと思います。

自分の作品にいくらならお金を出して見たいですか?

 

30分の公演であれば、その30分の中に、どれだけの総合力を見てもらえますか?

 

自信をもって提示できる価格であれば、お客さんは、その劇団の、その役者さんの舞台に、きっとまた来てくれると思います。

 

演劇を見る側の立場になって考えていきたいと思います。

 

 ②自分が支払っても良いと思う5倍くらいのエンタメを提供すべし

 

でね、次に言いたいのがこれです。

5倍くらいのエンタメ・・・つまり、5回見たいなと思える工夫があればリピーターになってもらえるのではないかということです。

同じ舞台を5回見る・・

 そんなこと普通しませんよね? 

よほどのファンか、関係者か・・・

でもね、本だったらどうでしょう?映画ならどうでしょう?

作品によっては繰り返し見ますよね?

ディズニーのすごいところって、言わずもがなですが一回ではまわりきれないエンタメの充実さだと思うんです。

トイストーリーマニア(シーの一番人気)でファストパス(優先券)をゲットした後、ディズニーシー・トランジットスチーマーラインに乗って移動して・・・ポップコーンのキャラメル味を買って・・・行ってみたいところが盛りだくさん。その間に順番待ちもするし、お手洗いだって行きたくなります。さらに通常であればパレードもガンガン来るわ、ステージの時間だってあります。

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一回でまわりきれなーい(><)!

ここでタイムロスしたからこうすればよかったのか!

このエリアは回ったけど、こっちのエリアはほとんど行けなかった(><)なんていうのが、たくさん出てきますよね。

だって、一度払ってしまえば、あとはどれだけアトラクションに乗ろうとステージを見ようと追加料金無いんですよ!

見なきゃ損!楽しまなきゃもったいない!!

そんな気持ちになっちゃいますよね。

 

んで、次行くならもっとこうしようと戦略を練るわけです。

お客の意識としては、「攻略したくなる!」そんな心情でしょうか?

 

このすごいところは、次来ることをすでに念頭に置いているということです。

一回で終わらないのが前提だからこそ、違う楽しみが待っているからこそ、次も行きたくなる・・そういうものではないでしょうか?

 

実のところ私も千葉に引っ越すまでは、こんなにリピーターになると思ってなかったんです。

一昨年、ハロウィンのイベントも見たく、たまたまディズニーランドに行ったんです。

そしたら「めちゃくちゃ楽しかった!!!」

 そしたら毎年の恒例になっていた・・みたいな感じんです。

でね、このリピーターになっちゃうのは私だけではないらしいです。(笑)

ご存知でしたでしょうか?

ディズニーのリピーター率は98パーセントなんですって。

 

なぜディズニーは98%のリピート率を誇るのか? 顧客満足向上に必要な6つの要素 鎌田洋氏が語る|ビジネス+IT

 ま、私もさっき知ったんですけどね(笑)

 

というわけで、重複して言いますがあくまで半の考えね。

 

今まで私が考えていたのは500円なら500円分の価値、もしくはそのプラスα∞があればいいんじゃないか・・ま、芝居はペイできれば、もうけもんという価値観だったんです。

 

でもね、それじゃ私と「好き」のジャンルが合う人に限られている上に、内容は500円分の価値しかないわけですよ。芝居には何かにつけてハプニングもあるわけでそうなれば400円300円くらいの価値になっちゃう。

お客さんのモチベーションだって皆が皆が好意的に観劇できるわけじゃない。直前で彼氏とケンカして気持ちは駄々下がり。でもチケットは取ってあるし、・・そんな状況のお客さんだっているわけでしょ。

要はお客さんに、どこまで楽しんでもらえるか?「面白かったね」のお持ち帰りをどこまでしてもらえるか?が問題。

 

1倍じゃ全然足りない。

2倍じゃ好きなタイプを絞りすぎる。好みが合う人の方が少ないと思った方がいい。

3倍じゃ良い状況のお客さんだけは楽しんでもらえるかもしれない。

4倍・・満足してもらえるお客さんがいるかもしれない。

5倍・・自信をもって提供できる。

 

 

そういうイメージ。

 

 

倍々で話をしましたけど、これは楽しめる要素が違えばいいと思うですよね。

過去に万単位の演劇を2度3度観劇をする知人がいて不躾けだけど思い切って聞いたんです。「なんで何回も見に行くの?」って。

 1度目はストーリーを楽しむ2度目は衣装の豪華さ3度目は楽曲。

そんなところに、注目する視点を変えて楽しむんだって。

 

そう、一度では処理しきれないエンタメがあるから、2度3度足を運ぶ。

運ぶ理由がある。

そういう事なんだと思いました。

 

具体的に小劇場で当てはめて考えてみると、

①例えば、客演。

AグループとBグループあれば見たいと思うお客さんは自然と増える

②例えば、オリジナル楽曲

ここでしか聞けない、ここでしか買えないとか、音楽ファンにも楽しめる

③例えば、舞台セットや衣装を豪華にする

コストがかかるし、かなり手をかけないと難しいけど、美しいモノに注目しちゃうのは確か。

④有名どころの脚本のリメイク

脚本自体にまず魅力があるっていうのは、作品としては重要

⑤例えば、見せ場の演出のこだわりを2個3個とアイデアをひねる

一回では解読できない作り方をするとかね「君の名は」という映画はいい例だと思う。

⑥受付嬢のスマイル

何気に超重要

 

ざっと今思いつくことを書いたんだけどね、ま、そこはいろいろ考えられるところだと思うし、実際には5個にこだわる必要なないものなんだけどね(^-^;。

 

で、結果何が重要なのかっていうと・・

ハッピーのお持ち帰り

 

さっきも言ったけど、

どこまで楽しんでもらえるか?「面白かったね」のお持ち帰りをどこまでしてもらえるか?が問題だと思うんです。終わりよければすべてよしというくらい、終演後の余韻から帰宅するまで。どこまでその気持ちが持続するか。

 

これが出来れば、その公演期間に再度来ていただかなかったとしても、次回公演も

○○ら安心して見に行ける・・ここにつながるんだと思うんですよね。

 

まずは「ここは良い、ここは面白い」とロックオンしてもらうこと。一度ロックオンしてもらえれば、お客さんは金額以上のエンタメをここなら提供してくれると安心感とお得感を買ってもらえる。つまり足を運んでもらいやすい。

その時は来場者1のカウントが、次回公演には2になったり3になったり・・・。

1回公演だと、予算オーバーになる可能性はあるけど・・・、ここは制作側が皆と、予算とアイデアの兼ね合いを楽しむところだよね。

 

 

そうしていえることは、クオリティの安心を売ること。・・・そんなことにたどり着く。

 

実際、私も観劇しようと思ったら、自分一人なら知名度の無いところでもいいやぁと思えるけど、お連れ様がいれば、別。

何を頼りにお芝居を選ぶかというと、一度以上見たことがあるところや知名度のある演劇人が関係しているかになってくる。お金のことは二の次でね。

 

一定の人脈やある程度の劇団さんには蛇足になるだろうけど、どうやってお客さんと信頼を築けられるか。演劇は生ものだから、チケットを取る時点では、良いか悪いかはわからない。どこで信用してもらうか、かな。

 

「ディズニーリゾートに学ぶちょこっとエンタメ道~エンタメとお金の話~」のまとめ

 

【今回のテーマ】

①ステージで見られる出演者さんは役者さんたちのホンの一部


②自分が支払っても良いと思う5倍くらいのエンタメを提供すべし

 

①役者の力量は努力のたまもの。感動を得られたなら、それまでの経緯が必ずある。

 上演時間、出演時間ではなく、そこにつぎ込まれたすべてに価値があるのではないでしょうか?

 

②お客さんに金額以上の「良かった」を持ち帰ってもらおう。安心感とお得を売って、信頼を築こう。

 

5行で収まったね。(^^;)。でも簡単にまとめるとこんな感じかな。

 

 

 

ただ、言うのは簡単。やるのは大変だよね。

私もここまで考えていて、いったい自分に何ができるだろう?ってなってる。

知力も財力も乏しい私に、どこまでのエンタメが提供できるんだろう?って。

5倍なんて、想像もつかない。

こんなにすごい人たちが、たくさんいて、私に何ができるんだろう?

 

まだ、

まだまだ考えていこうと思う。

 

 

 

 

 

<最後にもうちょこっと追記>

継続することや、エンタメを提供する中で一番の敵は何だと思いますか?

 

「マンネリ」「飽き」「二番煎じ」

私はお金や人員がハードルではなくて、実際は、これだと思うんです。

 

今回ディズニーのステージを私は満喫してきたわけですが、同じステージをど「うしても称賛できない」と書かれたブログを拝見しました。なぜなら、こちらの方は良く観劇される方で、他の劇場でやっていた演出や内容を見た経験があったそうです。

私自身も、"この作品はなんてセンスが良いんだ(><)"と思っていたら、それに酷似した作品が昔にあって、げんなりしてしまった記憶があります。

オマージュというかインスパイアとかだと思うんですけどね。でも見る側からすれば、「すごいなぁ!」の感動は薄れてしまうのは事実です。むしろ残念な気持ちになってしまいます。最初から提示されている場合は別なんですけどね。

 

半とっては、まだまだ先の話(訪れない話?)ですが、この問題にぶつかる芝居人も多いのではないでしょうか?

 

同じことを繰り返すことは安心感を生む一方で、上記のデメリットもはらんでいます。

 

お客さんだけでなく制作する側にとっても、ね。

 

 

 #芸術の秋