dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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「やりたい」から「やらないと」に変わる時

どもどもdbd 半です。

 

団体になると人と人の絡み合いです。

 

お互いのペースがあっても、最終的な着地を目指します。

皆、お芝居が好きで集まったメンバーです。

お芝居が好きでやりたくて集まったメンバーです。

が、時にこの「やりたい」が「やらなきゃ」になる時があります。今の舞台に関わらず大なり小なり、そういう事はあるのです。

 

やはり舞台は期日があり稽古場に行って集まれる日というのは限りがあります。

 

もちろん、稽古日に毎日でも行ければ良いでしょう。(実際は毎日の稽古には体と頭を休める時間がないので、それは大変すぎると思いますが)

 

でも、皆仕事や大事な用事だってあります。

体調だって崩すことや冠婚葬祭だって、あります。その間にホン(台本)を読んで整理する時間も必要です。

 

そして、こんな何かに差し迫られた時、「やりたい」が「やらなきゃ」に変わる時があるんです。

 

それは先に述べたように本番までの期日かもしれません。

それはダメ出しに対してクリアできない時かもしれません。

それはいくら読んでも作品をイメージ化できていない時かもしれません。

それはやむを得ない事情で皆に迷惑をかけたと思った時かもしれません。

それはセンス(感性)の違いかもしれません。

 

何に対してなのか、どのタイミングなのか、それは特定できないものです。

 

でもこうなった時の展開は別れ道になると思うんです。

①やりたい→やらなきゃ→やってやる→できた!

②やりたい→やらなきゃ→なんでやらなきゃいけないの?→やりたくない

 

 

このような体験をした1人の役者が公演が終わった後にこう言いました。

「芝居が嫌いになりそうだった」

 

 

私には、この言葉が強く残りました。

私はここで言っている通り芝居は自由で良いと思っています。

 

たくさんの作品があっていろんなクリエイターがいて、それを楽しんでもらえらお客さんがいる。

 

なのに、、、どうしてこんな事になるんだろう。

 

多分、誰がこうとか、そう言うんじゃなくて、自分が自分を責めちゃってるのかな、と思います。できない自分を。やりたいって言ったのに、やりたくないって思ってしまった自分をかもしれません。

それはもちろん私半にもある事なんですが、やりたいけど、できないジレンマは付き物で、プロでもない私たちにはプロの方から見れば、どこか甘さだってあります。それでも抱えるジレンマはとても大きい。

 

私自身、今だって確実に足掻いてるし、表現者としてまだまだだなと思うことが多々あります。あり過ぎてここでは割愛なのですがww、でね、友である芝居仲間から教わったことをここで共有したいと思います。

 

「お客さんに楽しんでもらおう」

 

目を閉じて6秒以上、お客さんのことを想像して見てください。

 

私たちが向き合うのは、演者同士でも演出でも自分でもなくて、今は見えないお客さんなんです。

それを思い出して見てください。

 

今の自分がどうすれば良いのかは、自分次第になると思います。

 

でも一つだけ。一つだけ。

役者が楽しんでる姿が、一番お客さんに届くと思う。

もしね、今はしんどくっても、例え、やりたくないの境地に立ったとしても、本当に何もかも嫌かな?

どんな些細な事でも良い。自分の楽しめる何かを探してみませんか??まずはそこから始めませんか??

 

演劇は、面白いものです。

自由なものです。あなたの好きを感じる心は、あなたのものだ。あなたの楽しむ気持ちは、あなたのものだ。

「やらなきゃ」はきっとしんどいよね。

どんな些細な事でもいい。好きのカケラを見つけてみて。

「やりたい」の気持ちを取り戻そう。

ほんの少し笑えたのなら、もっと大きく笑ってみよう。きっと、その笑いは皆を笑顔にする!

 

 

勝手な持論だけどね、どんだけ下手な芝居でも楽しんでる芝居は楽しい。

 

もちろんそう思わない人もいるだろう。

そう思わない人も、それで自由なんだ。

 

私もこれから先、舞台や絡みをもっと経験すると大きな大きな壁にぶち当たるかもしれない。

自分で自分を許せなくなってしまうかもしれない。芝居なんてやめてやる!そう思うかもしれない。

そんな時は、このブログを読み返したいと思います。

 

 

 

半はすべてのアマチュア演劇を応援したいと思います!