dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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伝える 〜ストリートピアノ〜

 

たまたま昔に録画されたTVを今日見ました。

どうもdbd半です。

 

「ストリートピアノ」

こんなものがあろうとは。

 

いかががりの人が突如ピアノを弾きだし、時にはその音に引き込まれ人だかりまでできる。

なんて、素晴らしいスペースなんでしょう!

 

小さなお子様から、むかしお稽古事でやっていた方、音楽関係を志すも別の道を歩んだ方、このピアノがきっかけで、ピアノを始めた方、バスの待ち時間にちょっとだけと言いながら弾きに来られたお祖母様。

 

ストリートピアノ

 

恥ずかしながら、こういう存在をはじめて知りました。

 

そして、素晴らしいと思う反面、意気地のない自分を思い知るのです。

 

私が「お芝居をやりたい」を追求して行くと、そこには、「誰かに何かを伝えたい」これにたどり着きます。

かなり曖昧な表現なのですが、何かと言うのはメッセージというか、感動というか、そう言うものです。

ぬくもりだったり、優しさだったり、強さだったり、愛おしさだったり、寂しさだったり、悲しさだったり、他にももっと具体的な言葉だったりします。

「会いたい」とか

「謝りたい」とか

「ありがとう」とか

「大好き」とか

「ゆるしている」とか

「負けたくない」とか

「一緒に頑張ろう」とか

「守りたい」とか

 

少しチープに感じる部分も有りますが、私の頭は、難しいことより小さい子が思うような誰にでも感じやすいものを、伝えたいと思っているのです。

見た人が、言葉にできなかった代弁者でもあり、その方がリアルに戻った時の何かのキッカケや思いの塊(衝動や熱量、思い出の一部)になれたら最高です。

 

私はその想いで動いていますし、これからもそうだと思います。

 

でも、私が発信できているのはどれくらいなのでしょう?

 

このピアノのように人を惹きつけ、知らない人同士なのに自然と足が止まり、時にはお喋りもする。

 

こんな事、

私にはできません。

 

フリーでお芝居でやれるスペースがあったとしても、私はそこに立つことにとても抵抗を感じます。

それは、恥ずかしさだったり、顔出ししたくない、なんて建前だったり、力量に対しての自信の無さだったりするのです。

 

私はずるい。

 

お芝居は見せたい。メッセージや感動を伝えたい。

そんな事を言っておきながら、私は自分をさらけ出す勇気が無いのです。

どこかで、保身に走り(何のための保身かは分かりません)、自分は役者である演出であると言うのが、憚れるのです。

 

本来、私がやりたいと思うお客さんと演者の垣根を超えた関係性は、私より、ふらりとストリートピアノに近寄り奏でだしたこの方たちの方が、よほど有益な活動をしているように思えるのです。

 

エンタメの私の貢献度は、まだまだ未熟です。技量もメンタルも。

 

身が引き締まります。

私は、ブログを開設する時も同じように葛藤が有りました。

 

 

本気で何かを伝えたい時は、この垣根を超えないといけない、そんな風に思います。

 

 

でも、まだ勇気は無いのです。

去年の夏は早朝稽古をしているような半ですが、舞台以外では本当に普通で、会社でみんなの前に立って話すとかも苦手なんです。

 

どからこそ、憧れるのかもしれません。このストリートピアノのような空気感。

 

いつか、お客さんと演者の垣根を越えて、皆さんの心にバシバシ、ダイレクトに伝わるようなお芝居をしたいです。

 

足が震える。笑いが止まらない。涙腺崩壊。

 

みたいなね。^_^

 

先は長いなぁ〜。でも、自分の道を信じていきます。半の成長はどうぞ長い目で見てやってください。応援、よろしくお願いします^_^