読む読む読む。
うっす。dbd半です。
今日は雪が降りました。皆さん、電車大丈夫でしたか?スリップしませんでしたか?体冷え冷えになりませんでしたか?
もう、これが過ぎれば春が来るんですね。
待ち遠しいような、ちょっと寂しいような^_^
さて、最近の半は、冒頭通り、「読む読む読む」時間を過ごしております。
最低、1日一回は読もうと繰り返しますが、なかなかどうして1日一回読んだくらいじゃぁ、全然自分の物にはなりません。
今回の作戦は、二本あるため、毎日一回読みプラスアルファできるときは今週は「よだかの星」の小返し、来週は「たくさんのお月様」こちらを中心的に練習して行く予定です。
でもね、半は本当に覚えが悪い!
今回は朗読劇なので、覚える必要はないのですが、私のセリフが多いぶん、ちゃんと世界を届けたいのです。なので、なるだけ私の中に取り入れたいのです。ですから、覚えるという言い方をしましたが、なかなか体に浸透しないという感じです。
緊張しいの私のことです。
当日は、きっと上がってしまって、どこまで出せるか分かりません。
そう思うと、足りない部分ばかりが気になります。本当はもっともっと稽古したい。
でも、焦っては行けません。自意識過剰は行けません。またあの白線が浮かんで来るだけです。(笑)
自虐ネタは、まぁ置いといて。
とりあえず、今は
読む
読む
読む
これしかありません。
今やるべきことはこれだけです。
読めば読むほど作品が好きになります。
「よだかの星」は、ご存知宮沢賢治の作品です。通常はストーリー事について、本番前に話すのは避けるべきでしょうが、著名な作品ですのでオフレコにする必要もないでしょう。
私は、最初読んだとき、「よだかの星」が好きではありませんでした。
なんと言うか、辛気臭いし。めちゃくちゃいじめられてるし、何より意地でも生きる!そう言う潔さがなくて・・、ファンの方には申し訳ないのですが、どこがいいんだろう?という印象がありました。
言葉の美しさや文字から浮かぶ色鮮やかさ、そう行ったものの方が強烈で。
でもなんだろう。
昆布じゃないですが、読めば読むほど味が出る。深みが出るというか。
一度目や二度目では拾えなかった、心情だったり風景が少しづつ増えていきました。
すると、ただ単に生死の結末ではなくて、それとは関係ないよだかだけが持ってる強さみたいなのを、描きたかったのかも知れない。そう思えるようになってきました。
ただ、やっぱり半には少し悲しすぎるお話です。
宮沢賢治ファンの方には私以上に思うところや、考えるところがあるでしょう。
*ファンの方には申し訳ないのですが、時間の都合上、原作から少しカットしたものを、朗読します。思ってらっしゃるメージとは異なるかも知れません。
だからこそ、咀嚼して、繰り返し咀嚼して繰り返し咀嚼して、繰り返すしかありません。
特に最後のセリフ。
とても印象深い。
これをどういうかで印象が変わります。
今もそのセリフについて、考えています。
本番まで納得できるまで考えたいと思っています。
作品を作るって難しい。(><)
でも、思い込みでは気づかなかった良さにも気づけるって言うのも、良いですよね。
作品作りの醍醐味の一つです。
さて、最初にも言いましたが今日は雪でした。
地面に積もり氷になった雪も、きっと明日には溶けてしまうでしょう。
帰り道、雪が落ちてくる様に、なんとなく見惚れてしまいました。
いつか、これにインスパイアされる作品も作って見たいです^_^