dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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規約  ~エンタメと発表会の境界線~


こんにちはdbd半です。

 

もう少しでディズニーランドでダンスをする本番を控え、レッスンは直前の土曜日あと1日になりました。

前回の記事

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 


このブログの日曜日のレッスンから、昨日水曜日のレッスンをしてきました。


昨日、本当にびっくりするくらいエネルギーが飛んでいました。


前回のマインドセットが完全に功を奏しています。
でもこれには、皆が根底に上手くなりたい!

ダンスが好きだ!

もっとやってやる!

という気持ちが大前提にあるからこそです。

 

私は習い始めたひよっこで、最後尾列が定位置ですが、昨日はドンと背中を押されたように追い風が吹いている感じでした。


マジですか・・。

 

ここにきて、自分もマインドコントロール(自主練・マインドセット・セルフコントロール)をしっかり、やならなければと思います。

自分を高めるのは自分しかいません。

 

 


所で、今回のディズニーですが、参加するにあたっての条件が厳しいです。


いえ、当たり前のことと言えば当たり前なんだと思います。
ただ普段、ゆるい・・と言っては語弊があるかもしれませんが自由に表現する活動を自主的にしているものですから、ちゃんとしたお約束になれていないだけです。

 

例えばこんな項目があります。

www.tokyodisneyresort.jp

 

  ※上記サイトより部分抜粋


演奏・演技構成

演奏/演技のみでパフォーマンスを構成してください。
※MCは演奏グループに限り入れることが可能です。内容は楽曲紹介のみとし、最小限の時間で構成してください。
※ゲストに恐怖感・不快感を与える演奏・振付・表現等はご遠慮ください。
※弾き真似やリップシンク等のパフォーマンスは応募の対象になりません。
※出演決定後に、応募書類で申請いただいた演奏/演技内容が実施できないことが判明した際は、出演取消とさせていただく場合があります。

 


選曲

パークを訪れた方誰もが楽しめる、アップテンポでディズニーパークの雰囲気に合った楽しいイメージの楽曲で構成してください。

 

 

以下のような楽曲は演奏/使用ができません。
(省略)

<音源を使用される場合>
曲の権利元から使用許諾を得ていない楽曲
(ディズニー楽曲、パークのショーのCDであっても、当社では権利を所有していないため、当選者は著作者やJASRAC等の管理事業者に許諾を得る必要がございます。応募前にご確認ください。著作権についてはこちら)

 


衣装について

以下のような衣装/スタイルは認められません。

破れていたり着古した印象のあるもの、退色が見られるもの、清潔感のないもの
サングラス
自然でない奇抜な髪色/髪形(医療用ウィッグはその限りではありません)
キャラクター等の仮装(ディズニーキャラクターであっても認められません)
キャラクターを形取ったプリント、手作りのアップリケや刺繍が施されたもの(ディズニーキャラクターであっても認められません)
ブランド名、ブランドロゴのデザインされたもの
無精ひげなど、清潔感のないスタイル

(省略)

 

 

 


ディズニーランドで踊るのでディズニーの楽曲を使用しますが、著作権料はきちんと払わないといけませんし、選曲は楽しめる楽曲でなければダメです。


さらに、応募に出した構成でなければ、出演出来なくなるかもしれません。
衣装も、ディズニーキャラクターも使用できませんし、他社のロゴが入ったものは使えません。
 ※衣装を考え用意してくだった裏方様有難うございます。この場を借りて御礼m(__)m

遅刻は出演できませんし、ギブスや包帯もダメです。
つまり寝坊もケガもアウトです。

 

 

 

 


当たり前と言えば当たり前。

 

 

 


身が引き締まる思いです。

 

 

 


私たちは・・・という括りにしてはいけませんね。
私は普段ゆるい活動だったんだと、まざまざと感じます。


親近感と言えば響きは良いかもしれませんが、自分がやってきた活動に○○くらい良いだろう・・というのがあります。
髪型だってむしろ茶髪に染めたいわぁと思うくらいw(上記には記載していませんがアクセサリーも過度な髪染めもダメです)

 

 

私たちがしようとしているのは、自分たちが楽しむものではなく、お客様に楽しんでもらう事。主役はお客様。

 

  

自分たちが楽しむのはもちろんですが、主体はあくまでお客様なのです。
ステージは自分たちのものではなく、パークに来られているお客様のものなんです。

 

そのための規約として設けられている、発表会ではなくエンターテイメントとの線引きをハッキリと感じます。

 

これは、エンターテイメントなんだ。と。

 


私は、物好きで行っている表現活動ですが、自分がしたいからするだけでは面白くないと思っています。
このブログもそうですし、芝居に対してもそうです。
自分を出したいだけなら、人の目につかず個人で日記をつければいいだけです。
ただ表現したいだけなら、自主練だけ行っていればいいんです。


舞台は、誰かに見せて、見てもらって、本当の作品になります。
見てもらう物なんです。


見て楽しんでもらう物なんです。


小さな小劇場というジャンルは、下手をすれば大人の発表会だと揶揄されてしまいました。


目指すところは、

発表会じゃないんです。参観日でもありません。


エンターテイメントなんです。


エンターティナーでなればならいないんです。

 


舞台とお客との境界線を越えた一体感を生み出すことは、半の芝居人生の目標であり軸でもあります。

具体的にどうすれば良いかは、一言では言えません。

けれども、私が素敵だなと思ったエンターティナーは現状に満足する人は、一人もいませんでした。
常に、自身の中で進化を追い求めていました。

 


私たちは何十回、何百回と練習を繰り返します。
稽古場には同じメンバー、同じ顔触れになります。
でも、お客さんのことを絶対に忘れちゃダメなんです


お客さんに楽しんでもらう事が、本来あるべき姿です。


普段ライバル視しているメンバーも、お客さんの前では、一出演者であり同士で、心強い仲間です。
お客さんに向き合い楽しんでもらうエンタメは、一人一人が全力を出しつつ、お互いが支えあう時、最高潮になります。

 

 

 

 

 

 

私は一つ決めていることがあります。

私たちの楽曲はつなぎの曲も入れて全部で5曲です。
私の出番は一曲目の1分ほどの出演ですが、すぐに私のディズニーは終わります。

でも、最後の曲が終わるまで、最後の一人のダンスが終わるまで、一出演者でいることです。

 

出番はあっという間に終わるでしょう。でも、舞台袖にいても気持ちは絶やしません。
気持ちでは最後まで踊り続けます。皆を最後まで応援しています。
ラストの曲は、皆息切れになるほど激しく、過呼吸になるほど全力で食らいついている人もいるくらいでした。
それぞれの葛藤の中、最後まで心を奮い立たせています。

 

そんな皆を応援せずにはいられません。 遠巻きでも寄り添いたいのです。

そうすることで、ほんのちょっぴりでも、舞台のオーラはお客さんに近づくと半は信じています。

 

 

 

誰かに思いを届けるのは簡単なことでは有りません。
強ければ強いほど、うまく伝わらないこともあります。
実力が及ばず右往左往することもあります。
シンプルなことなのに、単純に言葉にできないことも。

 

 

だからこそ、強く強く願います。

 

 

最高のエンターテイメントを届けよう。

 

 

 

 

 

本番まであと3日です。