dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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Deep inside

どうもdbd半です。

皆様お元気にお過ごしですか?
あっつい季節になってきましたね。

半は極度の寒がり&エアコンアレルギーなので、いまだに冬服がタンスの中を占めています。
そろそろ、寒くならなければいいんですが・・。

 


さて、少し活動は休止中ですが、芝居について考えます。
具体的なことでは無くて、心のバランスについてです。


私は小さな人間なのでつい周りと比べて良いなぁ・・・と、思ってしまう事があります。
今なら、「芝居ができない」「ダンスが出来ない」「練習ができない」・・・。
いろいろできない尽くしです。


ベビちゃんのせいだ・・なんてもちろん思いたくありません。我慢だっていうのも余り言いたくありません。


でも、今このタイミングで活動できていたら・・・
皆から、ずっと置いてけぼりを食らってしまうんじゃないか・・と思ってしまう事があります。
分かっていたこととは言え、ジレンマはどこにでも付いて回るのです。

 

 

 

 


ところがね、そのジレンマが落ち着き始めました。
それはふとしたことの積み重ね。

 

 

 


前回の記事でも書きましたが芝居仲間の友人が、芝居をやっていない私にエールを送り続けてくれました。


見ていたテレビの中で、出てきた言葉が何故か残りした。「100人が100人、認めてもらう事より、一人でも納得してもらえるなら良いんじゃない?」

 

歌が上手い人が必ず人気があるわけでは無いなぁと改めて思った事。技術では無くても人気がある人って、なんだろう?って思っていた事。

 

 


つまり、人が人としての力をどれだけ持っているかっていう話なんです。

スキルや才能だけでは無くて、その人自身を周りが受け止めてくれているかっていう。


それは、硬い言葉で言えば、《人間力

 


芝居でも演技が上手い人は沢山いる。
下手でも周りに沢山の仲間がいる人もいる。
一人でも、孤高にいい作品に努力し続ける人もいる。

周りから面白くないって言われてもやり続ける力を持つ人も。

 

 

芝居って、芝居やっている自分と素の自分とは表裏一体だと思うんです。
だから、演技の技術は今は磨けなくても、今は自分らしさを磨く時なのかなって。

自分を発信できたらどれだけ良いだろって。

 

 


仲間はとっても大事。
一人の時間もとっても大事。

 

 


私はお客さんに喜んでもらえるような芝居をしたいってずっと思っています。でも、お客さんのためだけの芝居をやりたいわけではないの。
自分の中のたくさんの感情が洗濯機で回されたようにぐちゃぐちゃになってグルグル回されて自分でも分からなくなった状態で。でも絡まりながらでも引っ張り出せる一つづつの衣類のように、芝居は感情の糸を引っ張り出せるところが魅力なんだと思う。

だから根本は、自己表現であって、誰かとか何かとか関係なくて、自分の中で何か疼く感じがして、追いかけてしまう。
これに尽きるの。

 

 

なのに、周りを見ては、色んなことを思ってしまう。


ほんと、どうして人間てこうも人(他人)と比べちゃうんだろうね。
良いものを持っていても、誰かが持ってるオモチャが素敵に思えたり、自分だったらもっとできるんじゃないか、みたいな根拠のない憶測をしたり。

 

 

 


私自身がもっと、自分らしく、誰かと比べてしまう枠組みから、離脱したい。

そこからかけ離れて凄いものは凄い!って賞賛できて、カッコイイって思うものに痺れて、良かったよっー!って、エールを送れるようになりたい。

 

 


ま、まだまだ何度もその枠に落ちてしまうだろうけどね^^;

 

 

 


それでも、今は少しだけ、前より霧が晴れたような気持でいます。