dbd 半です。
千葉県船橋市に在住ですが、先日千葉で震度5の地震があった影響は特にありませんでした。
最近、大雨、地震、地域によって異なりますが大きな被害が出ているようですね。
この記事を書き始めてから、時間が経つにつれ被害がどんどん拡大しています。
皆さまご無事でしょうか?
私の知り合い関係は連絡が取れましたが、地域にお住まいの方の無事を祈るばかりです。
そして各地域によって対処法なども異なると思いますから、まだくれぐれも気を付けて頂いて身の確保をなさってくださいね。
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ブログは、時間を置いても見れることなので、先日の事を書かせていただきますね。
私のブログはテンションが高かったり低かったりしますので、不愉快な思いをさせてしまうかもしれません。今大変な方や、それどころじゃないよっ!って言う方、無理をせずに、落ち着いてからまた遊びに読みにいらしてくださいね。
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さて、こちらからは通常運転です。
この前の日曜は本屋さんに行きました。
私も最近はネットで本を買う事が増えましたが、本屋さんに行くのはとても楽しいイベントです。テンションが上がります。
いろんな作品への扉が沢山あって、いつでも入って良いよって言われているような、あの感覚は本屋さんならではですよね。(o^^o)
そして、最近は本を選びに来ている人を見るのも楽しい事に気付きました。
私と同様、自分をときめかせてくれるステキな本との出会いに、静かですが皆ワクワクしているように見えます。
カップルで参考書を選んでいる人。
小学生ドリルを抱えて真剣に本選びをしている一人の男性。
一見本なんて読まなさそうな人が分厚い新書を流し読みしている姿。
それに、お店によって陳列されているものや、ランキングの出し方が異なるのも興味深いですよね^ - ^
私も今は、ゆっくり本を読む時間がメッキリ減ってしまいましたが、こうして本屋さんに行くと、心の中で浮き足立つのがわかります。
ああ‼︎本屋が楽しい‼︎
— 半 (@dbd_han) 2018年7月7日
本を見るのもそうだけど、本を見にきている人を見るのも好き‼︎
素敵な本との出会いを求めて、いつでも心がダイブしそう!
男性一人で小学生ドリルを持って真剣に本選びしてる姿に泣きそうになった。
人間の最大限の幸福は本を読めるってことなんじゃないだろうか⁉︎
今回のお目当は二つありました。
仕事で使えそうな本を一冊と、ヨシダナギさんの写真集です。
ヨシダナギさん、ご存知でしょうか?
私はテレビで出演されているのを何度か拝見して、先日ちらりと見たこの写真集のカットがずっと残っていて、どうしても全ページを見たい衝動に駆られていたのです。
いつものように、ネットで購入することもできましたが、ちょうど使っていない商品券もあったので、ららぽーと船橋内にある本屋さんへ行きました。ちなみに半は写真集を買ったことも買いたいと思った事も今回が初めてでした。
良く宣伝されているので見かけた方もいらっしゃるかもしれませんが、この本屋ではこの一冊しかありませんでした。
(>人<;)レア感!
あんまり写真を乗ってしまうと買われる方の楽しみが減っちゃうと思うので、冒頭をすこしだけアップ。
見てみるとやはり・・
人の立つバランスがいいですよね?
そして、配色。
綺麗の一言です。
背景の空の青と、自然の緑
下地になる黒い肌
そこに描かれる白や、黄色や赤
草や花で自らをデコレーションしていくセンス
まるで、人も、花や虫の一部であらかのようなデザインです
そして、そんな彼等は皆無表情。
(ひとりの子供を除いて。この子供の笑顔がかわいいんだな)
誰に媚びるでもなく、恥ずかしさもなく、自分らしさが光っています。
こんな格好してるけど、何か?
半はそんは気風がそこかしこに感じるのです。
その他に言葉を挙げるなら、こんな感じでしょうか?
原色、毅然、無骨、媚びない、清々しい、鮮やか、自然体、強さ
私はファッションには鈍感で、億劫だなと思ってしまうようなタチです。
時代により現れる奇抜なファションの良さも分からなければ、いくら流行っていても好きじゃないなぁと思う服装はいつまで経っても好きになれません。流行ったところで、どうせ直ぐに廃れるしなぁ・・と少し冷ややかに見てしまいます。
でも、やはり見た目恥ずかしい格好はしたくないと思います。
ダサいのか、カッコいいのかも分かっていないくせに、着たいか着たくないかの感覚も麻痺して、無難にやりすごそうとするのです。
また、私以上に周囲の目に厳しい人もいます。
周りの人の服装に敏感で、少しでも極端な格好をすれば冷たい目線を投げかける人です。その人の感覚なので、それについて何かを言うわけでは無いのですが、それだけ周囲に厳しく人を律する分、その人は自分にも厳しく制しています。
周りに厳しければ厳しいほど、より自分への制約も厳しくなり、私みたいなルーズな人間からすると、息苦しくないかな・・と、余計な心配をしてしまうくらいです。
社会の中で生活して行くと、いろんなしがらみや制約、そして文字化されない常識が沢山あります。
いわゆる「空気読めよ」って言うやつです。
地域や人によって変化する根拠の無い常識が、私たちに覆いかぶさり、初めてのことでさえ「わかって当たり前だろ」という波にのまれ、「普通」に淘汰されるのです。
「普通」であることに、私は一種のリスペクトを持っているのですが、「制限されること」には息苦しさを覚えます。
個性と称されるファッションでさえ、在るものを着る以上、雑誌やデザイナーかそれとも大きな会社なのか、とにかく≪誰か≫に誘導されたものには変わりません。
自ら選んだのではなく、選ばされたのです。
ゆえに、とても一般的な「普通」から抜け出したものだとしても、大分類的な「普通」からは逃げられないのです。
先ほど厳しく律するといった上記の人ほどでは有りませんが、私も「普通」と解釈されている所を大きくはみ出さないよう生きている人間です。
だからなのでしょうか。
ヨシダナギさんの写真集に載せられた人々の自由なファッションについて強く惹かれました。
最後まで目を通して、本の末に添えられている文章を読みました。
ここに、答えが有りました。
[引用]
日本では「ファッション」というと、「人からどう見られるか」ということに重点を置いているように思えるけれど、スリ族のそれを見ていると、ファッションは感情表現に近い。
回りにある草花で自分を着飾って踊り、嬉しいことがあればメイクをして唄う。ファッションは自分の心を表現するための楽しいモノ。私自身がそんな彼らの姿を目の前にした時の形容できない浮遊感をこの作品集を通して、皆さんにも味わっていただきたい。
※下線は半がつけました
周りに見られるファッションではなく、自己表現としてのファッション。
感情表現。
自分の心を表現するための楽しいモノ。
つくづく私は表現する物が好きなのだと思います。
周りの目なんか気にしない!
自分の中にある衝動、
原始的な〇〇したいという表現欲求、
自己から発せられるエネルギー、
そういったものが溢れている物に強く惹かれるのです。
まさしく、この写真集もまたその延長線上にありました。
半が珍しく写真集に購入意欲がそそられたのも妙に納得できました。
半は、もっと自由になりたいと思っています。
(サイコパス的な意味ではありませんよ(笑))
冷ややかな目線は時に残酷で、心の居場所まで奪ってしまいます。
特に日本人の性質なのでしょうか?必要以上に互いを互いに責めてしまったり、責められたと感じてしまうことがあります。
批判や中傷は一部の人に任せて、ささやかであろうと自らを自由に昇段する術を見つける時間に、今を使えばいいんじゃなかろうかと、思えるようになってきました。
ヨシダナギさんのこの写真集は、その術の一つなのかと思います。
半はこの写真集を通して、求めて生きたいのは、「普通らしさ<自分らしさ なんだ」って、強く思いました。
最後に一番最初にこの写真集を見たときの半の一言を書いておきたいと思います。
皆様も、良ければ買って見てくださいね^^
「なにこれ・・・かっこいいぃぃぃ!!・・・(悶絶)」