こんにちはdbd半です。
最近、お役立ちになりそうなネタを書いていなかったので、良かったらやってみてくださいということで、シアターゲームの「樽枝(たるえだ)」をご紹介しようと思います。
シアターゲームとは・・
まずは、シアターゲームについてですが、簡単に言えばゲームです。
シアターという言葉が着くように、演技の表現だったり、想像の瞬発力をつけるための物だったり、演技の基礎になる部分を鍛えるゲームで、種類はたくさんあります。
シアターゲームについては他にも沢山の方が書かれているところなので、ここでは上記の説明だけで済ましちゃいますね。
↓↓詳しく知りたい方は他サイトご紹介させていただきます。
シアターゲームでは、ゲーム感覚で演技に連結する効果を狙うとともに、俳優としての技能を高めます。目的としては、以下のような演技要素が挙げられます。
・リラクゼーション
・エネルギー
・集中力
・想像力
・リズム感
・アンサンブル
・反応
・意識
・身体機能
で、冒頭にも言いましたが、今回取り上げさせていただきますのは「たるえだ」です。
※お題を言う際にひらがな表記のほうが、はっきり言えそうな気がするので、ここでは読み上げるイメージの「たるえだ」はひらがな表記をしています。一部混在していますが、ご容赦を。)
樽枝(たるえだ)とは・・
樽枝(たるえだ)は、ゲーム感覚でやる基礎練の中ではかなり有名なシアターゲームです。
他にもジップザップ、ウィンクキラー、わたしあなた、などなどいろいろありますので、気が向いたら書きますね^^;
で、知っている方も多いと思いますが、たる枝は[体力]と[表現力]です。
特に体力が必要になるので、その後に必要なるであろう水分を必ず用意してから、取り組んでくださいね。(^。^)
ルール ・・基本編
ではでは、早速やってみましょう。
内容は簡単です。
参加者(ここではプレイヤーと呼びます)は適度に散らばって同じ方向を向いて、その場で歩きマイム(足踏み)です。
しばらくしてお題を出す人が「たる」もしくは「えだ」と言います。
お題を出す人は、動いていると聞き取りづらくなるので、はっきりと大きなお声で言ってあげてくださいね♪
プレイヤーは枝と言われたら、枝が目の前に現れたと想定して、枝を払うマイムをします(しゃがむだけのところもあり)。
「たる」と言われたら樽が前から転がってきたことを想定して、その場でジャンプします。
さらに、上記に加え「おおえだ」「おおだる」というのもあります。
「おおえだ」は、「えだ」よりもさらに大きな枝をイメージしてください。
おもいっきり枝を払ってください。(手を床について足を延ばす(腕立て伏せをするような恰好)をしますパターンも有り)
「おおだる」は「たる」よりもさらに大きなジャンプ(なぜか最初に教えてもらった時は、欽ちゃん走りが大ジャンプでした(笑)「おおだる」がでると、皆で欽ちゃん走り「どうしてこうなるのっ」(笑)。あ、若い子知らないかなぁ・・)
枝、樽の表現方法は、リアルな表現を求めるか、持久力・体力づくりを求めるかで変わってきますので、やられる方の団体さんに合わせて自由にされていいかと思います。^^ (腕立てからの欽ちゃん走りはまじでヤバイす。演劇っちゅうより、普通に体育会系になる(^^;))
なので、あまりしんどくなりすぎると、体力切れしちゃって、特に中高年にはキツイと思われますので、ほどほどで。
とまぁ、要はシチュエーションに合わせて、表現を楽しむというシアターゲームが「たるえだ」です。
一度表現し終わったら、またその場で歩き続けてください。
これがベーシックな「たるえだ」のゲーム内容です。ぶっちゃけこれだけです。
「たる」「たる」「おおだる」と続けば、これだけでも三回連続になるので、このシンプルな内容でも十分体力を使いますが、さらに続きます。
ルール・・応用編
で、ここからは応用編です。
「たるえだ」でさらに遊ぶために、その他のお題も有りにしてみてください。
たとえば、「突然の雨」。そんなのはどうでしょうか?
ザーッと雨が降ってきた。あなたなら、どうやって「突然の雨」を表現しますか?
「たる」と「えだ」がイメージできれば、なんとなくできそうではありませんか?
雨宿りするも良し、どこかに走り込むも良し、誰かと相合傘するも良し。
ここからは何でもありになります。
正解・不正解はありませんので、思うように体を動かしてみればいいんです。
やり終えたらまた歩き始めて(足踏みして)ください。
そして慣れてくればお題はどんどんエスカレートしてok。
「好きなタレントが通り過ぎた」
「財布を落とした」
「ジャイアンのおかんが追いかけてくる」
もう、出題者も何でもアリ(笑)
お題は極端な物ほど、プレイヤーも考えても出てこないものが思わず出てきて、面白いです。
ちなみ、私が進行役をやるときは、基本単独での表現ですが、連携プレーもアリです。^^
お題が「台風」とかなら複数名で連携して大型台風・救助中なんていうのも表現できちゃいますよねww
この時は、見る側も「おお~~っ!」と感じて、ものすごく楽しいので、やる側も見る側も楽しめるシアターゲームだと思います。
ポイント
ま、ポイントというほどでもありませんが、お題の終わりはプレイヤーの判断ですが、足が止まっていれば「歩いて~歩いて~」とうながしてみると良いかと思います。
足踏みがなんとなくのリズムになってきます。
あと、プレイヤーは同じアクションばかりになるとつまらないので、できればドンドン変えていってください。
例えば、ゴジラがでてきた→携帯で写メ撮るアクション、家が焼けてる→携帯写メのアクション、隕石が落ちてきた→携帯写メアクション・・となると、間違いではないですが、もう一味あっても良いかと思います。(それはそれで面白い時もある)
でも、間違いではないので、慣れてない方はありという事で(^。^)
自分でやってみて物足りなかった方は、他の方の表現を見てみたり、普段の生活で人間観察してみると、どんどんバリエーションは出てくるかと思いますよ(๑>◡<๑)
ただ、しんどいのばかりでは続きませんので、合間合間に「たる」「えだ」の基本を挟むと、息も整いやすいです。
そうそう、あと、お題を出す方も、いざやろうとしたら、お題がでてこないっ!なんて事も有るのではないでしょうか?
半が今まで稽古場で出したお題や、こんなのも有りかなと思う一例をちょっぴり、まとめてみました。
お題 一例
何度も言いますが、出題者もお題は何でも有りです。
あえて言うなら、分かりやすく極端なシチュエーションの方が、プレイヤーも表現しやすいと思いますので、プレイヤーとのコミュニケーションだと思って、お題を出す方も、互いに楽しんで頂けたらと思います(๑>◡<๑)
まとめ
シアターゲームはコミュニケーションをとる上でも、テンションを挙げるうえでも、とっても有効です。^^
本(ホン台本)読むのが上手い下手はあるかもしれませんが、一つの芝居を作る時は同一で仲間です。
しばらくやっていない方は、息抜きにも良いですし、初めての方でも簡単にできますので皆様もやってみてくださいね⭐️
※半はアップしていないけど、樽枝の動画をUPされている劇団さんもいるので、初めての方は、検索してみてね♪