dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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シアターゲーム 「樽枝(たるえだ)」

こんにちはdbd半です。

 

最近、お役立ちになりそうなネタを書いていなかったので、良かったらやってみてくださいということで、シアターゲームの「樽枝(たるえだ)」をご紹介しようと思います。

 

 

 

 シアターゲームとは・・

 

まずは、シアターゲームについてですが、簡単に言えばゲームです。

シアターという言葉が着くように、演技の表現だったり、想像の瞬発力をつけるための物だったり、演技の基礎になる部分を鍛えるゲームで、種類はたくさんあります。

シアターゲームについては他にも沢山の方が書かれているところなので、ここでは上記の説明だけで済ましちゃいますね。

 

↓↓詳しく知りたい方は他サイトご紹介させていただきます。

シアターゲームでは、ゲーム感覚で演技に連結する効果を狙うとともに、俳優としての技能を高めます。目的としては、以下のような演技要素が挙げられます。
・リラクゼーション
・エネルギー
・集中力
・想像力
・リズム感
・アンサンブル
・反応
・意識
・身体機能

引用: シアターゲーム 【TRAINER LABO】

 

 

 

で、冒頭にも言いましたが、今回取り上げさせていただきますのは「たるえだ」です。

※お題を言う際にひらがな表記のほうが、はっきり言えそうな気がするので、ここでは読み上げるイメージの「たるえだ」はひらがな表記をしています。一部混在していますが、ご容赦を。)

 

樽枝(たるえだ)とは・・ 

樽枝(たるえだ)は、ゲーム感覚でやる基礎練の中ではかなり有名なシアターゲームです。

 

他にもジップザップ、ウィンクキラー、わたしあなた、などなどいろいろありますので、気が向いたら書きますね^^;

 

で、知っている方も多いと思いますが、たる枝は[体力]と[表現力]です。

特に体力が必要になるので、その後に必要なるであろう水分を必ず用意してから、取り組んでくださいね。(^。^)

 

ルール ・・基本編

ではでは、早速やってみましょう。

内容は簡単です。

参加者(ここではプレイヤーと呼びます)は適度に散らばって同じ方向を向いて、その場で歩きマイム(足踏み)です。

しばらくしてお題を出す人が「たる」もしくは「えだ」と言います。

お題を出す人は、動いていると聞き取りづらくなるので、はっきりと大きなお声で言ってあげてくださいね♪

 

プレイヤーは枝と言われたら、枝が目の前に現れたと想定して、枝を払うマイムをします(しゃがむだけのところもあり)。

「たる」と言われたら樽が前から転がってきたことを想定して、その場でジャンプします。

さらに、上記に加え「おおえだ」「おおだる」というのもあります。

 

「おおえだ」は、「えだ」よりもさらに大きな枝をイメージしてください。

おもいっきり枝を払ってください。(手を床について足を延ばす(腕立て伏せをするような恰好)をしますパターンも有り)

「おおだる」は「たる」よりもさらに大きなジャンプ(なぜか最初に教えてもらった時は、欽ちゃん走りが大ジャンプでした(笑)「おおだる」がでると、皆で欽ちゃん走り「どうしてこうなるのっ」(笑)。あ、若い子知らないかなぁ・・)

 

枝、樽の表現方法は、リアルな表現を求めるか、持久力・体力づくりを求めるかで変わってきますので、やられる方の団体さんに合わせて自由にされていいかと思います。^^ (腕立てからの欽ちゃん走りはまじでヤバイす。演劇っちゅうより、普通に体育会系になる(^^;))

なので、あまりしんどくなりすぎると、体力切れしちゃって、特に中高年にはキツイと思われますので、ほどほどで。

 

 

とまぁ、要はシチュエーションに合わせて、表現を楽しむというシアターゲームが「たるえだ」です。

 

一度表現し終わったら、またその場で歩き続けてください。

 これがベーシックな「たるえだ」のゲーム内容です。ぶっちゃけこれだけです。

「たる」「たる」「おおだる」と続けば、これだけでも三回連続になるので、このシンプルな内容でも十分体力を使いますが、さらに続きます。

 

ルール・・応用編

で、ここからは応用編です。

「たるえだ」でさらに遊ぶために、その他のお題も有りにしてみてください。

 

たとえば、「突然の雨」。そんなのはどうでしょうか?

ザーッと雨が降ってきた。あなたなら、どうやって「突然の雨」を表現しますか?

「たる」と「えだ」がイメージできれば、なんとなくできそうではありませんか?

雨宿りするも良し、どこかに走り込むも良し、誰かと相合傘するも良し。

ここからは何でもありになります。

正解・不正解はありませんので、思うように体を動かしてみればいいんです。

やり終えたらまた歩き始めて(足踏みして)ください。

 

そして慣れてくればお題はどんどんエスカレートしてok。

「好きなタレントが通り過ぎた」

「財布を落とした」

ジャイアンのおかんが追いかけてくる」

もう、出題者も何でもアリ(笑)

 

お題は極端な物ほど、プレイヤーも考えても出てこないものが思わず出てきて、面白いです。

ちなみ、私が進行役をやるときは、基本単独での表現ですが、連携プレーもアリです。^^

お題が「台風」とかなら複数名で連携して大型台風・救助中なんていうのも表現できちゃいますよねww

この時は、見る側も「おお~~っ!」と感じて、ものすごく楽しいので、やる側も見る側も楽しめるシアターゲームだと思います。

 

ポイント

ま、ポイントというほどでもありませんが、お題の終わりはプレイヤーの判断ですが、足が止まっていれば「歩いて~歩いて~」とうながしてみると良いかと思います。

足踏みがなんとなくのリズムになってきます。

 

あと、プレイヤーは同じアクションばかりになるとつまらないので、できればドンドン変えていってください。

 

例えば、ゴジラがでてきた→携帯で写メ撮るアクション、家が焼けてる→携帯写メのアクション、隕石が落ちてきた→携帯写メアクション・・となると、間違いではないですが、もう一味あっても良いかと思います。(それはそれで面白い時もある)

でも、間違いではないので、慣れてない方はありという事で(^。^)

 

自分でやってみて物足りなかった方は、他の方の表現を見てみたり、普段の生活で人間観察してみると、どんどんバリエーションは出てくるかと思いますよ(๑>◡<๑)

 

ただ、しんどいのばかりでは続きませんので、合間合間に「たる」「えだ」の基本を挟むと、息も整いやすいです。

 

そうそう、あと、お題を出す方も、いざやろうとしたら、お題がでてこないっ!なんて事も有るのではないでしょうか?

半が今まで稽古場で出したお題や、こんなのも有りかなと思う一例をちょっぴり、まとめてみました。

 

お題 一例

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何度も言いますが、出題者もお題は何でも有りです。

あえて言うなら、分かりやすく極端なシチュエーションの方が、プレイヤーも表現しやすいと思いますので、プレイヤーとのコミュニケーションだと思って、お題を出す方も、互いに楽しんで頂けたらと思います(๑>◡<๑)

 

まとめ

シアターゲームはコミュニケーションをとる上でも、テンションを挙げるうえでも、とっても有効です。^^

本(ホン台本)読むのが上手い下手はあるかもしれませんが、一つの芝居を作る時は同一で仲間です。

 

しばらくやっていない方は、息抜きにも良いですし、初めての方でも簡単にできますので皆様もやってみてくださいね⭐️

 

※半はアップしていないけど、樽枝の動画をUPされている劇団さんもいるので、初めての方は、検索してみてね♪