dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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客演

今日は。 dbd半です。

 

仕事がちゃんと出来る喜びを感じております。

健康って素晴らしい。( ̄∇ ̄+) キラキラキラ~♪

 

 

さて、予告しました通り、今回は客演についてもう少し掘り下げて書きたいと思います。

 

以前にちょこっと書きました。

 

 

 

特に今回は客演です。

ちゃんと書きたいなぁと思っていたのですが、私なりに客演の流儀というのがあって、

一つは自分流を持ち込まない、

もう一つはテンションを下げない、

その気持ちで取り組んでいました。

 

なので、色々な都合があってご迷惑をおかけすることもあるのですから、上記だけは守りたいとこの一ヶ月思っていました。

 

と言うわけで順を追って説明していきたいと思います。

 

あ、まず最初に、今から書く事はあくまでアマチュアのしかも個人的見解を交えての話になる事は、いつも通りご了承くださいね。

 

 ①客演て何?客演ってどうやってやることになるの?

やってらっしゃる方やよく観劇する方はおなじみですよね。

簡単に言うと、劇団外の役者が来て同じ作品に取り組む事です。

 

今回の劇団蓮さんの場合のように公演が決まっているけれど欠員が出た場合や、他での交流・・主に飲ミニケーションなどで気が合い「うちでも今度一緒にやりませんか?」「え、やりたいです!是非!」なんて話が盛り上がり「じゃ宜しくお願いします」となります。

 

 

実は今回のように見知らぬ関係でいきなり客演と言うのは珍しい方だと思います。

 

どちらかと言うとよくあるケースは後者、飲ミニケーションです。

劇団が最も人手が欲しくなるのが仕込みや本番当日です。

そこで誰でもできそうなことをお願いする作業要員として、その日だけ来てもらう当日スタッフがいます。これは人づてにお声掛けしたり、劇団のお友達や家族だったりします。具体的には普段は役者もやっているけど当日スタッフとして受付スタッフや照明スタッフ、バラシスタッフ、今だったら撮影スタッフとしてお願いしてきてもらったりします。

 

そこで公演終了後は、当日スタッフさんも「打ち上げいきませんか?」の流れになり、次回の作品の話や舞台における考え方などを話しているうちに「では今度いっしょにどう?」のような話の運びになったりするわけです。

 

あと、かしげきさんであったような演劇祭などで一緒になると、他劇団さんとの交流も自然とできますよね?実際かしげきでお知り合いになった劇団さん同士で客演も行われたようでした。

 

 今回の私のようにいきなり見ず知らずで、「始めまして。客演やります。宜しくおねがいします」というのは珍しく、どちらかと言うと一種の賭けに近いものがあります。

経験者といっても、一癖二癖あったりしますし、温度差もそれぞれあります。逆に初心者だと、「演劇とは、」から始まりこの時は「こうこうで・・・ああでこうで・・・」と、丁寧に話さないといけない事も増えて、それはそれで大変です。

本番一か月前になってくると佳境に入っていきますので、役者の成長というよりは、作品のクオリティに根を詰めたいところですしね。作品というのは劇団からすると自分の子供のようなものです。自分の子供が、見ず知らずの自称経験者にグチャグチャにされる可能性もある訳です。

そうはならない根本的なブレない強さは皆様お持ちだと思いますが、余計な手間が増える可能性も多分にある事を考えると、賭けと言っても間違いでは無いと思います。

 

今回の劇団蓮さんとのご縁は、本当にタイミングがあった事、作品づくりの好みがあった事が、お引き受けする大きな理由になりました。珍しいケースですし、こういったご縁も間違いなくあるということですね。

 

でも実際、一番最初にお声がけくださった方は実は劇団員さんじゃなかった!と、知った時は正直驚きましたが(笑)、これも何かのお引き合わせなのだと思います(^.^)面白いですねぇ。

客演やる側も実はドキドキだったり。でもせっかくなら粗相のない程度でそのドキドキも楽しみたいですよね♡

 

 

 

②客演のメリット・デメリット

上記にも書いてありますが、外部からの演者を引き受ける際にはやはりメリットデメリットがあります。上記と重複する部分もありますが改めて記載してみます。

 

【メリット】

メリット1・・・他劇団との交流ができる・または密が濃くなる

知り合い同士でもやはり一緒に作ってみることが一番親しくなるきっかけになります。お互い制作スタイルを知れば、今回だけにとどまらず、おのずとこの人なら・この劇団なら、今度からもお手伝いしたい・見に行きたい、そういった気持ちが相互に生れるのではないでしょうか?

 

メリット2・・・普段ご縁のなかったお客さんにも見てもらう機会が増える。

これは、客演する方のネームバリューやバックボーン(劇団主宰など)にもよると思いますが、○○さんが出るから見に行く、そういった客層は間違いなくいます。

そうして、その一回見に来てくれたお客様が公演が気に入ってくださったなら次回、次々回と公演を見に来て下さるきっかけにもなるわけです。

ただし、アマチュア演劇においては個人の付き合いで見に来て下さる方が多いので、次回、次次回と続く動きは鈍い方だと言えます。

今回限りでも、まだ自分たち劇団を知らないお客演さんに、見に来てもらえたなら○だと言う感覚で良いのではないでしょうか?

 

あと、逆も然りですね。いつものお客さんが見に来て下さっていて、たまたま客演している役者さんが気に入ってその役者が所属する劇団さんの公演を今度見に来てくれる事もあります。

私もお客さん側で、客演だった役者さんに惹かれて、その方が所属する劇団見に行ったらどハマりした事がありました。(笑)

 

お互いご新規のお客様にアプローチできる機会があるのは、大きなメリットですよね。

 

 

メリット3・・・お互いがお互いの作り方を学べる。

普段は別の場所で活動している方です。客演する側はもちろん、劇団側も従来している作り方とは異なる部分が多いのは当然でしょう。

 

それを身に着けられるか、要は盗めるか参考にできるか否かは皆様次第だと思います。

でも客演する側はせっかく違う作り方を多く知れるわけですから、自分スタイルを押し通すのではなく、目の前にある作り方をより多く吸収する方がお得だと思います。だってその分お持ち帰り出来る物が増えるというものですから。

 

自分の劇団ではわからなかった魅力が他では花咲くケースもあります。とっかかりは何になるかは分からないものです。せっかくのチャンス、色んな事にチャレンジして見たいですよね?

逆に客演さんを迎え入れた側は普段どうしているのかなど是非聞いてみてください。話を聞くだけでもまた違いが見えて面白いとお思います。

 

【デメリット】

デメリット1・・・和を乱す。

やはり従来からいらっしゃるメンバーと客演で来られた方、言わばご新規様は異なります。

皆さんが阿吽で分かることを、どんなにベテランでも知らなくて当たり前の話になるからです。

経験者だから分かって当たり前・・劇団員だから知っていて当然・・というお互いの概念はこの時は邪魔になりがちです。

度合いにもよると思いますが、楽しく制作するコツは、お互い知らなくて当たり前のスタンスでスタートするのがベターだと思います。

 

 

デメリット2・・・未知数

どんなに親しく話していても、実際一緒にやってみると良いところ悪いところが出てきます。温度差もあれば、制作スタイルの違いもります。

役者で言うなら、どこで本気モードになるタイプなのかも分かりません。不安要素が大きかったけど、公演終わったらめっちゃ持って行かれた(出来上がってた)=なんて事もあるでしょう。逆もまた然り。ビックマウスで信じたけど・・この人って大丈夫かしら???という人も確かにいます。

でも、作品の責任というか最終的な評価を持たれるのは、間違いなく劇団さんや演出になります。

良い役者さんもたくさんいますし、粗相のない方の方がほとんどだと思いますが、客演を依頼する側は最終的には、どんな役者を呼んだとしても、自分のケツは自分で拭くことになります。劇団サイドでは言わずと知れるでしょうが、お客さんはそんなことは知りません。

お客さんの評価は最終的に劇団や主宰・演出の評価になるのは変わりません。

 

 

デメリット3・・・金銭トラブル

金銭に関しては客演外でもトラブルになる一番の要素です。

今回は客演だから参加費○○円でというのはあると思いますが、せめて参加費・チケットノルマ・衣装代などは、客演をするかしないかの時点で明確に相互理解をすることをお勧めします。

あとから衣装代も小道具代も・・。チケットは全買取でバックは有りません。などと言っていくと出費にキリがありません。そう行った話は悪評になり尾びれが付いてくる可能性もあります。

 

近くなってからでないと分からないものもあるかと思いますが、劇団さん側はなるだけ説明をして差し上げれば後で角が立たないと思います。

もちろん参加料ではなく、出演料を出すくらいの規模になってくるとまたいろいろ話が変わってくると思うんですけどね。

兎にも角にも、金銭トラブルは後を引きますので、お互い了承を得てからにしましょう。

 

デメリット4・・・頼られすぎる・頼りすぎる

これは客演する側のデメリットとお考えください。

ご自身がいいよ~という範囲でなら良いのですが、行ってみたらいきなり稽古場の責任者?!みたいな事になるケースもあります。

緊急でお願いされたのなら良いのですが、他にも、あれ?これってここまで私がするのかしら?なんて事もちょいちょいありますので、ご注意ください。

 

これも勉強と思うか劇団の責任者に相談するか、ケースバイケースの対応が求められるかと思います。

劇団さんサイドはお願いするのは全く問題ないと思いますし悪い事では無いと思います。

ただ、やってもらって当たり前みたいになってくると、それは違うかな?と思います。

 

昔に経験した事で、それは当日スタッフの時でしたが、一、受付スタッフとして行ったら受付周りを仕切る責任者だった事があり、相当驚いた事が有りました。あれもない!これもない!とテンヤワンヤした記憶があります。

 

デメリット5・・・アウェイ

言わずもがなだと思いますが、客演は基本孤独です。皆のグループの中にいきなり飛び込むんですからね。

いわば季節外れの転校生。

緊張も警戒心も、もちろんあります。どうか、あたたかく迎えていただければと思います。m(__)m

  

③客演の役割
役割、、、と言うとまた少し大げさかもしれません。
でも、劇団さん側には劇団さん側のお呼びした理由が必ずあると思います。
上記している事と重複しますが、少しまとめます。


・お客さんをたくさん引っ張ってきてほしい。
・作品の欠員をひとまず埋めたい
・メンバーの活性剤になってほしい
・演技指導をしてほしい

・ただ一緒にやりたかった
などなど。

すべてができるなら理想でしょうが、アマチュアでそこまで求められる事はまず無いでしょう。

ただ一番求められている事、それは客演をするなら、是非理解してそれに応えられるよう最善の努力はしていきましょう。

 

逆に求められていないのに手を出してしまうと、せっかくのお気持ちが届かない事もあります。出すときは出し、不明なときははあえて出さなくても良いかと思います。劇団さんは劇団さんの流れがあるので、それを見てからの行動で遅くは無いでしょう。


総合的に、この役割をまっとうできたかどうかは公演が終わるまで分かりません。でも、努力の継続は、周りの方がきちんとみてらっしゃると思いますし、それが分かっていない劇団さんサイドはまだ若すぎるのかもしれません。
分かってる役者か分かってない役者か、どうありたいかは、自分次第だと思います。

 

 

④円滑に客演をする心構え

なんだか大袈裟に滔々と書き出しましたが、平たく言えば、大人の付き合いができれば客演は何の問題もありません。

 

きちんと話を聞いて、考え、相談する。

これで十分かと思います

 

劇団によって、なにを求めて今回依頼されたのかは違ってくると思います。

客演をする側はその最初のオーダーをきちんとまっとうすることが第一優先。

その中で自分が客演をしたいと思った理由も明確にしておきましょう。

 

最終的に・・

お互い

「もう一度やりたい!!!!」

「次回も一緒にやりたい!!!!」

そういった関係が築けられたのなら、その客演をしたこと大成功なんだと思います。

 

 

 

そのための心配りで一番半が大事にしていることを挙げます。

 

冒頭に掲げましたこちらです。

 

●「自分流を持ち込まない」

 

●「テンションを下げない」

 

 

一つ目はもうご理解いただけますよね。

 メリット3で話しましたが、せっかくの客演をしているのに自分流を持ち込むなんてなんてもったいない。どうせならがっつり目の前にある料理を平らげましょう。

ダメ出しを自分なりに咀嚼することは大事ですが、自分の刀は自分のキッチンで使えばいいのです。

 

 

二つ目のテンションを下げない。

こちらもご理解いただけると思います。プロではないアマチュアの世界での基本的に客演に技術を求めることはありません。客演だとしても、一人の仲間として、一つの物を作り上げるのに協力しようという気持ちを何より大事にしているところが殆どではないでしょうか?

 

それぞれ人間なので体調が芳しくないときもあれば気持ちが乗らないときだってあります。

ですが稽古場に支障をきたすまでに至った時はやはり相談が必要ですが、それ以外で稽古場の雰囲気をくずすのは一番やってはいけないのかなと思っています。

ただでさえ、アウェイに飛び込んでいるわけですからね。

 

雰囲気というのは厳しい雰囲気だけではなくて、ゆるい雰囲気もそうだし、雑談している雰囲気だってそうです。重い雰囲気になった時には逆にどうやって上向きにするかとか、そういったことです。

そんな何気ない空気感は、人から人へ、人から作品へ移っていきます。

 

社会人の稽古時間というのは限られています。

自分だけではなく、みんなそれぞれに生活や本職があるわけですから。

そんな貴重な稽古時間を自分のために重くしてしまうのは、私はもっとも避けたいと思っています。そして私自身も稽古場にいるときの時間はなにより貴重です。

 

 

 

⑤最後に・・・

 

長々と連ねていますが、客演は基本的にメリットの方が大きいと思います。

劇団側にとっても、今までと違う空気をいれることができますし、客演側も従来との違いに触れ活性化できるからです。

 お互いがお互いを知り、お客さんにも自分たちのことを知ってもらえるんですからね。

 

 

もろもろ半の信条的なことも入り混ぜながらお話しさせていただきました。

 

というわけで、客演をする時はこんなスタイルで半は、やっております。よければ・・・

 

「客演依頼随時受付とりまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす!!」

 

って、自分の宣伝かよっ!!

 

( ˊ̱˂˃ˋ̱ )てへっ

 

ま、私自身も成長したいしね。役者として。芝居人として。ね。^^

 

 

そうは言いつつも、初めて客演される人や客演を受け入れる劇団さんは戸惑いもあるかと思います。上記の事もそうですが、皆様も円滑に芝居ライフを過ごしていただければと思っております。

皆様の演劇活動のお役立ちが出来れば幸いです。(^^)

 

 

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うわぁっ!条件おおっ!!!

ま、でもこんな感じで~。(笑)

演出もやったりするので客演ではなくユニット公演などのお誘いも検討します。

あ、ユニット公演にしついては話していなかったですね。また機会があれば(^。^)

 

 

ご連絡は下記に・・・

dbd.hanscollection@gmail.com

http://twitter.com/@dbd_han

 

 

お気軽に~♪