かしげきが終了し3日経ちました。
外はすっかり秋模様。
半も食欲が増し眠気が強くなって体がすっかり秋仕様になってまいりました。( 動物の生え変わり的な現象です( ´ ▽ ` ))あのダイエット宣言をしてからほんの一瞬だけ目標を達成しましたが、翌日より通常運転。いや、むしろスピードアップしているため、そろそろ速度規制が必要です(*´∇`*)あぁ怖い怖い💧
商業戦略なのかハロウィンの売り出しが何年、巻きになっていますよね。季節がすっかり秋です。
さて、改めまして、かしげき楽日ブログです。
ご来場頂きました皆様、
有り難うございました--!!!!!!!!!
ご覧いただきました皆様、お楽しみ頂けましたでしょうか?
ご覧いただけなかったお客様、半の出演側ブログ書いちゃいますので、どうぞ読んで頂いて楽しんでくださいね。( ^ω^ )
ちなみに、
本番初日の半
2日目の半
そして、ご参加さていた皆々様、
お疲れ様でした!!!!
私個人としては、いろんな事が有りましたね。
心が折れそうになったり、支えてもらったり、奮起したり。
そして最後は本当に走り抜けた!そんな感じでした。
本番の日は場所を取ってもらえていたので、初日、中日、楽日とも朝から本番まで、直前稽古を決行しておりました。
今回、劇団ギルドわむとしては、三回出演だったのですが、なんと一人以外は全員キャストがバラバラ。ほとんどトリプルキャストと言う驚異の仕掛けでした。ダブルキャストやトリプルキャストというのは、日によって演者が異なるキャスティングです。
同じ役を別の日に違う役者さんが演じます。
これについてはまた後日お話しするとして、私は楽日のみの出演で、その日は朝8時半に会場のアミュゼ柏に集合でした。
楽日当日も朝集合して小道具の確認、本番前に2回半ほどの通し稽古をしました。
私が使う物で、小道具の枠、キャンバス、玉、けん玉土台は実はこの日が初めて。
台詞を言いながら持っていると玉はポロっと落っことしそうになるので、ボールは友達・・じゃなくて玉は友達ということで昼休憩中、ずっと玉をいじくっておりましたww
本番、休憩明けの一発目という事で、休憩が入ってから、私たちは袖にスタンバイ。
いよいよ、私たちの集大成です。
前日、裏方で袖待機していたこともあり、ど緊張は少し抑えられました。
この袖待機が私は結構、成功と失敗の分かれ道です。いいテンションに持っていけてる時は、気持ちよく芝居ができます。緊張しすぎていたり、逆に全く緊張しない時は、自分で「このヘタレ!芝居なんてやめちまえっ!」と叱責する出来栄えでした。
この日の半のテンションは前者。
程よい緊張感。
前にも書きましたが、半は全部失敗しないように!とか絶対にちゃんとやる!と思ってもダメなんです。自分に視点を置くよりお客さんや共演者の事を考えているときの方が、断然力を発揮できる。
ま、それに気づいたのは最近なんですが。(笑)
音楽が大きくなり、最初の一人が舞台上へ。
他のキャストの方が舞台に上がるのが先でしたので自分の出番を待つその短い間、袖にいてもお客さんの雰囲気が伝わってきます。
皆が袖から舞台へ吸い込まれていく。
一人、一人、と舞台上へ。
舞台上ではライトが眩しくて、お客さんのお顔までは見えません。
ですが舞台ツラすぐから客席奥まで感じる息遣い、間違いなく満席です。
実は冒頭で一言台詞を間違えてしまいました。
ヤベッと思いましたが、貫くしかありません。
舞台の本番というのはいつも間違えないところを何故かとちってしまったりします。
あとで、その台詞のあとに掛け合いで台詞を言うキャストさんに白状しましたら、そこまで気にならなかったようで、ホッとしました。
あとは、珍しく(?)残りは順調にできました。心配だった小道具もおかしな事になりませんでした。さすがっ玉は友達っ!
というか、今までの稽古ではイマイチしっくりこなかったものが、ピースがハマっていく感じです。本番マジックww。これは私一人のことではなくて、出演者全員が同じものを感じている、目指そうとしている、そんな感じでした。
「楽日メンバーはチームワークが良いから大丈夫!」
本番前、化粧室でメイクをしていると前日出演で今日スタッフに回っていたメンバーがそう声をかけてくれました。
中日のメンバーは本当に人が揃わなくて、この3日間くらいで集中的に稽古して仕上げるという感じになりました。
楽日メンバーは、私が稽古に参加しにくい事が前提にあったので、皆の協力のもと楽日メンバーでライングループを作ったり演出がいない日に影練したりしました。
「楽日メンバーはチームワークが良いから大丈夫!」
嬉しい反面、そう言ってくれたメンバーのことを思うと皆それぞれ本番までの道中にドラマがあったんだなぁと感じずにはいられません。
その言葉は私にとってとても心強かった。
私は私が稽古場に行けない分、私が行くと自分のシーンを優先してやらせてもらっているのを知っていました。他の日のメンバーにもやってもらいたい気持ちはあるし見たいけど、遅れている自分からすると、どうぞやってくださいと自分からは言えなかった。
ライングループも自主稽古も結局皆を振り回しているだけなんじゃないか、そう思うことだって有りました。それでも、なんでも良いから皆の「声」を聞きたかったんです。
今回は楽日です。今まで協力してもらった皆の分、頑張る。
私たちは、今までの稽古も、当日に練習した稽古も真正面からぶつかることが出来ました。
そう思いました。
あとはお客さんがどう感じてもらえたかです。
さすがに、その次の劇団さんを見る間もなく全員集合のカーテンコールが始まりました。
お客さんを前に舞台に立ったのは、本当にいつぶりだったでしょう。
この時やっとお客さんのお顔が見えました。
これを味わっちゃうと舞台ってやめられないんだよな。
終わった安堵感が一気に押し寄せました。
「あれだけ声出せば気持ちいいだろうな」
初めて小劇場に足を運んでくれた私の親族が、帰り際にそう言われました。嬉し恥ずかし。(//∇//)
後で聞くと、やはり内容は分かりづらかった、というご意見頂きました。
ご覧いただいた皆様はいかがだったでしょうか??
私がここで、舞台裏側のことを書くのは、舞台裏側のドキドキなんかを共有できればいいなぁという趣旨です。
でもね
一番大事なのは、見てもらったお客さんがどう感じられたか?
それに尽きると思っています。
どれだけ努力しても、どれだけ練習しても、お客さんに届かなければ意味はない。
これは芝居の鉄則です。
これから成長するためには絶対にお客さんに向き合うことを忘れちゃ行けない。
もっともっとお客さんのことを考えないといけない。
自分とお客さんとの距離がどんどん縮められるように。
舞台と客席っていう垣根だけじゃなくって、どんな事が面白いと感じてもらえるのかを知りたいと思うし、自分がどんな芝居をする人なのかを知って安心してもらいたい。
そりゃ。舞台も動画もこのブログでもね、おんなじ事。
お客さんを間近で感じられて半は幸せでした。
今回のかしげきへの参加はたくさんの「知」と「学」を経験させていただきました。
関係者各位本当にありがとうございましたm(__)m
最後に、私は打ち上げに参加できなかったのですが、メンバーがアンケートを写メしてくれました。
見も知らぬお方が、《気に入った女優》のところにけん玉名人(半の役)を入れてくださった方がいらっしゃいました。本当にありがとうございます。m(__)m
まだまだ躍進してまいります!どうぞ、これからもよろしくお願いします!( ^ω^ )
まだかしげき稽古期間のブログの記事ストックもありますので、またまた見に来てね!
ではでは( ^ω^ )
〜珍しくフォトちょっぴり公開〜
中日グループの場当たり(舞台上での動きの確認)
楽日の直前稽古( 時系列はランダム)
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