こんにちは。
dbd半です。
今日は劇団アクアさんの稽古場にお邪魔して来ました。
再来週本番を迎える「舞台」の稽古です。
劇団ギルドわむさんの稽古では、今はシアターゲームメインの稽古で基本即興です。
(芝居で即興というのは、即興劇。つまり台本を使わない芝居をいいます。)
わたし、dbd-hans-collectionでは、今は基礎練をたまーにやって肉体維持をとりあえず行うだけです。
自分が本格的な稽古をするなら、それだけの用意をしなければなりません。最近は裏方が主流になっていて体がなまりはじめているのを実感します。またそろそろ体が黄色信号を出しているので赤信号になる前に体を使うようにして地道にやるしか有りません。赤信号になったら今までの蓄積ゼロになって、動けるようになるまでまた時間がかかります。
半の中では、役者はショートケーキの苺です。
生の新鮮な苺を美味しく最大限に味わってもらうには、美味しいスポンジと生クリームを用意しないといけません。そのレシピの開発が必須なのです。特に自分が役を演じるならなおさら、納得できるまで作り込まないと安心して役に入れません。
今のdbdで舞台を用意するほどのバイタリティは有りません。それが、現状です。
舞台は総合芸術です。
半がいくらアイデアや試行錯誤を繰り返し良いモノを作り出したとしても、それはやはり1人の枠というのは簡単に超えられるものではないでしょう。
舞台はナマモノです。
その場でお客さんも含めて、カオスのようにいろんな感情が入り混じり、それがいつしか爆弾のようにひとつの感情の塊になったりします。
あぁ、
舞台の稽古がしたい。
即興の重要性も分かります。
日々のちょっとした鍛錬も重要です。
でも、きっと半は皆でやる舞台が一番好きなんです。
舞台の役者同士の掛け合い、見せ方、音の入り、照明の加減。
一人じゃないからこそできる、一筋ではいかない何か、そこにしかないもの。それが舞台です。
でも、複数名でやるというのは本当に大変なのです。大人になるとなおさらです。いろいろな諸事情を無視するわけにはいきません。
スケジュールを組むだけでも、こうやりたいということを伝えるだけでも、ものすごい熱量と伝達能力が必要です。
先日dbdのプロデュース用に助っ人様、みさきさん(ここでもさらっとお名前開示)に会いに行くだけでも、ど緊張の半です。
それを思うと本番という日に向けて、毎週、自分も含めて複数名の時間を拘束し稽古を重ねる事は現状到底できません。
半は言い聞かせます。
時期尚早。
しかるべき時がくれば、その時は必ず来る。
私が舞台が一番好きだと思い出させてくれるのは、やはり稽古場です。
アクアさんにお邪魔させていただくと、私が舞台をやりたいといつも再認識させてくれます。
今は下積み。こんなんで私が舞台の作品を作っても大したものにはなりません。
今目の前のやることをやるのが一番の早道。
ブレない自分づくり。コンセプトからお客様へのアピールの仕方。構成力にツールの使い方。
ヒューマンスキルにコミュスキル。
まだまだ足りない事づくしです。
今は志を忘れない。
出来ることをしながら、目標に近づくこと。
良い刺激をいただきました。
アクアさんの皆様、いつも見学を自由にさせていただいてありがとうございます。
本番もどうぞ頑張ってくださいね。
お時間ある方は是非。無料一回公演です。
夏に向けて、公演ラッシュの始まりです。
アクアさんだけではなく、7月8月本番を迎えられる方はたくさんいるかと思います。
先日、舞台で不慮の事故が起きたニュースを見ました。
舞台はなにが起こるか分からないものです。
皆様の無事の公演、お祈りいたします。