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dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 芝居人の半としていろいろ書き綴って参ります。

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文系本領発揮!半ちゃんの「よだかの星」考察

芝居、演劇 奮闘記 千葉 船橋、市川 個人練

こんにちは。どうもdbd半です。

 

前回、言っていたとおり、半から見た「よだかの星」の考察をしてきたいと思います^_^というか、解釈とか感想かな?

 

私は元々文系で名ばかりですが、文学部国文学科の卒業なのです。文学ができるわけではありません。ただ、文学的なことをあれこれ考えるのは楽しい分野でした。

 

なので専門的な知識はありませんので、かなりの独断と偏見です。σ(^_^;)

 

演劇というか、作品をさらに突っ込んで楽しんでみようという試みです。

 

ではでは、ここから、文章を何度も振り返りたいと思っていますので、青空文庫より「よだかの星」の全文をを貼り付けますので、読み返しながら、見ていただけたらと思います。m(__)m

 ※私がやった朗読劇では、公演上の理由で一部内容をカットしていますが、より宮沢賢治の内容に近づく為原文で追っていきたいと思います

http://reception.aozora.gr.jp/aozora/cards/000081/files/473.html

 

イメージ画像をたくさん貼り付けさせてもらってるので、こちらも合わせて見ていただくと、より楽しんで頂けるのではないかと思います。

 

 

 なんか、長くなりそうなのでσ(^_^;)なるだけ固くない表現で進めていきますね。

ブログで長くて固い文章だと私みたいなタイプは飽きちゃうと思うので(^ー^)

 

目次

《長く愛される理由〜描写》

 ①単語、「もう」「まっすぐ」「まるで〜ように」が多い!のはなぜ⁉︎

②情景描写は五感から入る!

③色

 

《長く愛される理由〜ハッとする瞬間》

④よだかはなぜ星になれたのか?

⑤よだかの“さいご”はいつなのか?

 ⑥ナレーションは何者なのか?演劇においてのナレーションのポジション

 

 

では、まずはこちらから。。

 《長く愛される理由〜描写》
①単語、「もう」「まっすぐ」「まるで〜ように」が多い!のはなぜ⁉︎

 

文章を少しばかり追っていきましょう。(^^)

冒頭です。

 

 よだかは、実にみにくい鳥です。
 顔は、ところどころ、味噌(みそ)をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。
 足は、まるでよぼよぼで、一間(いっけん)とも歩けません。
 ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合(ぐあい)でした。

はいこの一節だけで、「まるで」「ように」と「もう」が入っていますね。

 

他にも

もう名前を聞いただけでも、

 

まるで鷹のように見えたことと、

 

私はもう死んだ方がましです。

 

あたりは、もううすくらくなっていました。

 

まっすぐに飛びながら

ちなみに、 このまっすぐに飛びながらは三連発しています。

 

これらのワードは他にもモリモリ文章にあり列挙していくとかなりの量です。(・Д・)

皆さん、これってどういう事なんでしょうか?

 

どういう印象がありますか?

 

 

私はね、単純かつ効果的!

こう思いました。

 

まるで、というのは何かに例えるときに使う言葉ですよね?

まるで鷹のように🦅

まるで矢のように、

まるで夢をみているようでした

 

どうですか?ただ飛んでるだけより、よだかの動きや、頭の中がよりイメージしやすいですよね?

 

頭の良い方は例えが上手いと言われています。

誰にでもそのイメージを伝えるためには、例えというのは非常に効果的な手法です。

にしても、半的には若干使いすぎな気がします。

 

そして、「もう」です。これは感嘆文に近い意味を持っていますよね。

 

何より半はね、感嘆文の中でも、このもう大好きです!!

 

いきなり大好きなんて言ってびっくりですよね?(笑)

でも、なんか良くないですか?だってね、

 

もうじれったい!

もう信じられない!

もうやだー‼︎

もうらたまらん‼︎

 

ブログを書く参考に時々読ませていているあるブログに、このもうが連発されていました。

 

もう、このもう!が良いんですよね。文章体というより口語体。口語体の中でも、心の奥底からくるジワリ感を感じるのです。

ああ、この人、本当に好きなんだなぁ。

本当にそう思ってるんだなぁ。

 

文章の美しさで言えば、「嗚呼」とか「ああ」の方がとても均整が取れています。感嘆を表す時にはとても一般的ですし、漢字を充てても、そこはかとなく美しさがあります。

 

でも、それをくずしてでも、内面からくる本能に近い感嘆を半はこの「もう」から感じ取るのです。

 

・・ にしても、宮沢賢治さん、もうもうめっちゃ使いすぎじゃないですか?

 

次に、「まっすぐ」です。

このまっすぐは、よだかの飛び方の時に毎度と言っていいくらい出て来ます。

 

よだかはまっすぐに、弟の川せみの所へ飛んで行きました。

 

夜だかは、どこまでも、どこまでも、まっすぐに空へのぼって行きました。

 

イメージとしてはよだかの真面目さ、実直さ、素早さ、力強さを感じます。

 

よだかは、鷹に似ているという位なので、元々ポテンシャルの高い生き物なのでしょう。けれど、周りからなぜかいじめられる。

 

実は素晴らしい能力を持っているのに、外見によってイジられ、きちんと評価されていない。

 

このまっすぐという飛び方にはよだかの性格が反映されているようにも思います。

 

でもでも、やっぱり使いすぎじゃないでしょうか???

他にも違う言い様ってあると思うのですが・・。

 

 

さて、これで「まるで〜ように」「もう」「まっすぐ」が出揃いました。

どうでしょうか?

皆様がもつ印象もきっといろいろあると思いますが、どんなイメージですか?

 

私がここで言いたいのは、実はこの「言い過ぎ 」な事について言いたいのです。

 

同じ言葉を単純に繰り返す使う。

これって、むか〜しに思い当たることありませんか?

 

「〇〇ちゃんがね、〇〇ちゃんがね、まっすぐね、鳥さんみたいに走って行ったんだよ。△△もね、走っててね。〇〇ちゃんもね、まっすぐねまっすぐいってね、バーンてぶつかったんだよ。」

 

イメージとしては、どうでしょうか?

 

具体的な内容よりも、一生懸命さとまっすぐというメッセージだけ頭に残らないでしょうか?

 

単純なワードを繰り返すというのは、サブリミナル効果をもたらしますし、誰でもわかる聞き慣れた言葉なら尚のことではないでしょうか?

 

宮沢賢治さんは、あえてなのか、どストレートな方なのか、それは分かりません。ただこれは一つの仕掛けだと思うのです。

 

この繰り返しを重ねてくる辺りに、半はこの「よだかの星」がたくさんの人に親しまれる作品の基礎では無いかと思えて仕方がないのです。

 

さて、予想通りまだ目次の一つ目なのに、長くなって来ましたね。^_^

 

 

ここで、一旦区切ります。

こんな調子ですので、少し演劇っぽくはないですが、こんな事を考えながら半は練習していました。

 

するとね、どんどんどんどん新しい発見が出て来ます!

よければ次回も見に来てくださいね!