dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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お芝居の楽しさ、面白さ〜お客様〜

本番前になるとかきたいことが、増えます。

 

いや、だからけいこしろよって!と思いつつ、駆け足で語りたいと思います。

 

もう3回目くらいですが、お芝居の楽しみ方について、また話したいのです

 

一回までは、表現の楽しさや、作る楽しさについて

[過去ブログ①]

 

2回目は作る側の目線での楽しさについてです。

[過去ブログ②]

 

そして、突如見る側の楽しさについて、今、書きたくなったのです。

 

何をしゃべりたいってね。

 

まず、お芝居を見る楽しさは大きく分けて二つあると私は思っています。

一つは全く知らないお話を見る。完全オリジナルを楽しむパターンです。

 

そして、もう一つは逆にお話を知った上で楽しむパターンです。

 

演劇回において、名作と言われるものは何度でも公演されます。同じ劇団だけ繰り返される再演もあれば、原作自体が素晴らしくメディアミックスをしていたり、パロディに使われたり、多方面で上演されたりします。

 

ここで気をつけたいのが、原作を知らないとついて行けない!となるパターンがあることです。

私は高校から大学にかけて、文楽と歌舞伎を見ました。あの三味線と独特な言い回し、寝てしまいました。とても気持ちよかったです。(笑)見るまでは、見所はどこだろう?たのしみっ!という気持ちでいっぱいなのです。でも、いざ始まると、話の内容がわからない、というか何を言っているかが分からないのです。

洗練された動きや仕草に見とれて、また来たいと毎回思うのですが、山場に差し掛かるまではどうも単調に聞こえるだけなのです。

 

そしてある時気づきました。話を理解した上で、それをどのように表現しているかを楽しめば良いんだと。

半は一番楽しいのは物語です。どういう展開になるのか?あんなところに伏線があったのか、こんな役なら、こうなるなぁとか、とにかく物語が好きなんだと思います。

 

なので、一度見てしまったもの知ってしまったものに対して、繰り返し見ることはあまりしません。

 

ですが、その見方を変えるとどうでしょう。話の展開ではなく、役そのものに集中して見たり、舞台セットや照明の一工夫なんかにも着眼できるではありませんか。  

  

うぉぉぉぉ。

お芝居って面白い。

見方を理解すれば、違う楽しみ方がある!演劇に多ジャンルがある理由がわかります。

 

歌舞伎をや文楽だけでなく、シェイクスピアや、劇団四季で行われるようなディズニー、後有名なエリザベートなんかもそうですよね。

 

良く知られている作品だからこそ、その前後の話や過程、背景、なども見えるとより一層作品を楽しめるわけです。

これは作り手に関わらず、お客さんにもオススメなわけで、作品を知った上で楽しむとより味わえたりするんですよね。

 

有名なお寺や歴史建造物なんかも、近所に住んでいると灯台下暗しで、何の変哲もないようなものに見えたりしますが、下調べをしてわざわざ遠方からそこに訪れるとなると、それを見る価値というのは、何も気づいていない地元民よりよっぽど価値があり、どっきどきーのわっくわくぅーになったりしますよね!

 

お芝居のね、楽しみってそういうところもあるとおもうんですよね!

 

小屋での上演時間だけを楽しむんじゃなくて、チケットを手にした時から、演目を探している時から公演というのは始まっていて、楽しみにしているそのワクワクする時間もまたお芝居の楽しさだとおもうんです!

 

お話の内容を調べて見たり、このくだりを、ちゃんとこういう演出つけてきたーっ!って思うのもまた一興だったり。^_^

 

あたら終演後の、余韻もたまらないですよね。友人と何時間だった語れます。最近は語る友人がいないので、喫茶店でお茶をしながら、頭の中を整理してその余韻もきちんと頂きます。

 

あとね、お話というのはね、必ず余白があります。

全ての全てを台本に書き落とすのは無理な話なんですもの。

その余白の部分をどう描き出すかも、その劇団の色だったり個性だったり役者の力量だったりします。

 

もちろん、見方は賛否両論あるものなので、出来上がりが正解でもないし、いろんな選択肢があるものなんですけどね。

 

今回の「よだかの星」と「たくさんのお月様」はどうでしょうか?

 

皆さんの中の「よだかの星」や「たくさんのお月様」のお話がきっとあるでしょう。

 

ご自身の考えや想像を絶対崩したくない、そういう方にはお芝居なんてきっとオススメできないでしょう。

 

でも、もし、この二つの作品をもっと見て見たいと思うのなら、色んな見方をして楽しみませんか?

 

この作品たちだけではありません。

半がご提供する作品は、半が携わった時から公演が始まっています。作っていく過程も楽しんでもらいたいと思ったのがこのブログの存在理由の一つですからね!

 

ああ、なんか、こういう事を無性に言いたくなったんです!!

 

演劇の面白さは一つではありません!

見方を変えれば、掘り下げてみれば、色んな展開が見えてきます!

どうぞ、あなた様のお芝居の楽しみ方を是非見つけて見てください!

 

そして、ここに来てくださったのなら、是非私と一緒に作品を楽しみましょう!!

 

公演の本番だけではない部分も全部ひっくるめて、作品を楽しもうじゃありませんか(^◇^)

 

 

ああ、言うてる間に日付が超えそう(笑)

 

明日14時、市川の展望台で無料公演の朗読劇やります。

お時間のある方は、お近くの方はお気軽にいらしてくださいね!

あ、もしこれ見て来てくださった方がいれば是非半にお声掛けください(^◇^)

繋がりが増えれば、嬉しいですし、励みになります。

半は公演が始まれば、一番下手(客席から見て一番左)に立つ予定です。

お声掛けくださった方には、大阪出身らしく飴ちゃんプレゼント(笑)なんてやるかやらないかわかりませんが(笑)

 

皆さんもお芝居が好きになってもらえたら嬉しいなと思いつつ、明日頑張りたいと思います^_^