dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

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「エンドレスサマー」QSCエントリーしましたよ。※ネタバレ含む(脚本)

dbd半です。

こんばんは。

つい、先ほど「エンドレスサマー」のエントリーを済ませました。

 

ふぅ~

メカ音痴なので(?)ちゃんとできたのか正直心配ですが、やってみなくちゃわかりませんからね。当たって砕けてからが大事(笑)

 

さて、この作品のラブについて書きなぐってやるぅと思ってから数日が経ちました。

本番や編集操作を調べたりしているうちに、若干ピークは過ぎたのですが(←おい)、

思っていたことを書いていこうと思います。

 

何度か話しているかと思いますが

この作品は、11年前2005年、私がまだ関西にいたころ休職中の合間にブッキング形式のカフェ芝居で上演したもののリメイク版です。

 

その時からね、予感はあったんですよ。

社会人になれば、自然と時間は削られる。

そうなったときのお芝居ができる手段・・・その一つが一人芝居でした。

その先だった予感の中、客演つながりで知り合った本多さんに脚本を依頼したのが始まりでした。

 

当時のタイトルは

エンドレスサマーリレー」

実は、endの締めくくりが11年前とは異なります。

もっと、見せないしめくくりというか、まさしく≪消えた≫と思わせるラストだったのです。

ただ、再演に当たり、私の中で一つ決まっていたことがありました。

それは最後の締めを変えたい、ということ。

 

何かしら、一筋の明かりのようなものだけ、最後に持ってきたいと思っていたのです。

 

QSCを参加すると決めたときに、脚本の本多さんに本当に久しぶりに連絡を取り、上演許可とラストの変更許可をすぐさま頂きました。

本多さんは快諾。(本多さんありがとー><)

 

これで一安心、と思いきや、ここからが脚本編集の始まりだったのです。

 

とある日、さっそく台本の読み練習です。

あぁ、嬉しくてたまりません。

台本がある幸せ・・

しかも、自分のために書いてくださった作品の再演です。

何度読んでも、好きだなぁと思ってしまう作品の一つです。

 

そして念のため、タイムウォッチを・・・

 

あれ?

 

あれれ??

 

 

25分・・・

 

 

今、25分って言いました?

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あれれ、QSCって15分だよね。

15分一本勝負だったよね?

 

 

25分→15分にするには・・・15÷25で0.6・・

4割カット・・・

 

おーいっ

 

いやいや巻きでなんとかなる問題じゃない?!

 

カットしか方法はありません。

カットの状況の詳しくはこちら↓

dbd-hans-collection101.hatenablog.com

 

 

ここから結構ネタバレなのですが、

そのカットの中にはね、おばあさんとの会話は複数に分かれています。

主人公の創造の中では、お土産をもって坂道の途中にあるおうちまで行って

縁の下でお茶をしながらおしゃべりする光景などもあり、主人公がこの状況をどう思っているのかをさらに表現するシーンや、何より、男の登場シーン、これを削る判断をしないといけないと分かったときはとても残念でした。

 

男はね、ゆっくりと少しづつ現れる、その描写を主人公が語り部となって紡ぐのです。

そうあたかも、目の前に現れる男の姿を目で追っていくようなセリフ回し。

そうすることで男の不確かな存在感や違和感が高まり主人公との会話の中でやっと目に見えない距離感がちじまっていく感じなのです。

 

 

あぁ、言いたかった・・・

 

役者にとって、「このセリフ言いたい」というのがある台本とそうでない台本とでは、とても大きな差があると思うんですよね。

 

この脚本はそういった役者心をくすぐるというか、台本読みながらすでに情景が浮かぶというか。ま、演出にもつながるのですが、{絵}が浮かんでくる感じだったですよね。

だから、この脚本の良さは15分に縮小するためにかなりのダメージを負ったのだと思います。(手がけたのが私ですからね。本多さんがすればもっと、かっこよくきれいに収まったのだと思いますが)

 

にもかかわらず、肉をそぎ落としたような状態の中、骨がしっかりしていた分、その流れはやはり生きていたと思います。

 

なんというか、表現方法としては半の技量がもう少しほしかったところですが、きちんと作品の終結につながるようになってくれたというか。

やはり脚本の力は大きいですね。

 

 

そうそう、脚本といえば、どうしても言っておきたいことがあります。

皆様、仮面ライダーお好きですか?

そう、今は仮面ライダーゴーストですよね。

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半はやはりアラン様が好きです。(たこやき♪)

 

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そう仮面ライダーゴーストは一度死んでよみがえるヒーロー

 

先週の仮面ライダーゴーストを見てびっくりしました。

 

セリフのかぶりです。( ;∀;)

 

なんということでしょう。

セリフの一部ですが、このタイミングでそれはないでしょっというのが何度も・・。

 

断じて言います。

パクッてないですからね!

 

冒頭に述べた通り、エンドレスサマーは11年前のリメイクです。

セリフはつなぎ目になる言葉以外は基本的に原本に沿った形での上演です。

 

なので、半は声を大きくして言います。

 

パクッてないですからっ!

 

 

でも、こういうことってなぜか良くありますよね。

私が初めて演出をしたとき、高橋 いさを作の

「極楽とんぼの終わらない明日」をしました。

 

そのときどうしても出演者が一名足りず、セリフをみんなに振り分けそしてendも変えるという、まぁ今回に似た作業をしました(学生演劇時代です。)

 

あまりに変更箇所が多かったので、極楽と7人の出演者ということで副題「Sevens Heven」というのを加えました。

するとすると、当時のB'zの新曲で、『Seventh Heaven』というのが発売されたのです。

もちろんパクッてはいませんよ。これに限りインスパイアもしていません。

 

もう、神がかっているというか、神様のいたずらというか(^^;)

 

私がやったのは有償の舞台ではないですからね。「Sevens Heven」も「エンドレスサマー」も。B'zも仮面ライダーゴーストの製作者様サイドが、ちっぽけな半のちょいセリフなんて気にしないと思っています。

 

でもね、クリエイティブな一面でいうと、お客さんにね、パクッてないよっていうのだけ理解してもらいたいなっていうのはあります。

お客様はどう思っても自由なんだけどね。

 

でも、不思議ですよね~

なんでこのタイミングでそのセリフなんだろう・・・ふしぎ~

 

 

さて、脚本のことはこのへんにして、次回は舞台美術で制作したものについて話したいと思います。

頑張ったので話させてください(笑)

 

では、また~

おやすみなさい。

 

#QSC5 #千葉 #演劇 #芝居 #船橋 #半

#一人芝居