dbd-hans-collection101のブログ

さぁ、世界をつくろう。 人生には刺激が必要だ。 dbd-hans-collection略してdbdの半のブログ。ほぼ一人で立案から創作完了まで行う芝居何でも屋。そんな芝居人、半が感じたアレコレを書き綴って参ります。

dbdでは感想・ご質問"大募集"!! 少しでもご興味ある方、お気軽にご連絡ください お問合せ<dbd.hanscollection@gmail.com> ツイッターも始めました。 #dbd_han どうぞよろしくお願いします!!

インフルvs芝居人

こんばんは。

dbd半です。

 

ファミリーがインルフルと診断されました。B型です。

調べるとA型よりも弱いが感染力が強い、などと書いてありました。

ところが、熱はどんどん上がるばかり。

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マジでかー。

本番まであと二日。いや、あと1日半です。

1日逃げ切れれば本番に行けます。

 

でも、万が一感染した場合は、もちろん他の方の体調に害を及ぼしてしまうので不参加にします。

 

半は過去にインフルにかかった事がありません。

一昨年ファミリーがインルフルにかかった時は、熱はすぐに下がり一様感染しないように自宅待機するという体で、家で楽しく遊んでいた気がします。

 

ところが、今回はお熱は上がるばかり。前回の時とは打って変わり、しんどいと訴えてくる回数も多いです。

 

 

んんんんんんんんんん〜〜

( ̄^ ̄)

 

B型は症状軽いって、言ったじゃぁん。

 

不幸中の幸い、朗読劇なので、最悪な場合でもお話ができないわけではないので、そこは少し安堵するところです。

 

ですが、もちろん やりたいです。

やれると思っています。

今回は、一回こっきりの本番ですからね。

 

この時期、家族を恨むのはやめます。

いつも頑張ってくれていて、冬の乾燥するこの時期で、一番辛いのは本人なのでしょうし。

ただ早く元気になってくれと、思うばかりです。

 

プロの俳優さん役者さんだって、胃腸炎にだってインフルにだってかかります。

どれだけ気をつけていても、どうしようもない事は起こりえます。

 

近年、天海祐希さんの代役を宮沢りえさんが演じられて注目になった事がありますね。

天海祐希さんの真意はわかりません。

宮沢りえさんがどうのというより、自分ができないという苦汁を舐めないと行けない時、そういうこともあるのです。

 

半が比較するには恐れ多すぎるのですが、憧れの一人でもある天海祐希さんがそのような目にあった事があるなら、ミーハーな気持ちで同じような気持ちを味わおうではありませんか。

 

そして、その際はお許しを頂いて、他の形ででも皆様のお目に振られるように形にします。

 

いやいやいやいや、まだ出られないなんて決まってませんよ!

出る気満々ですよ!

 

一年前より腹が座ったのです( ̄^ ̄)

どんな形でも芝居に携わる!

 

 

先日、友人の手紙にLOQという文字が書かれてしました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/クオリティ・オブ・ライフ

 

クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life、QOL)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。QOLの「幸福」とは、身心の健康、良好な人間関係、やりがいのある仕事、快適な住環境、十分な教育、レクリエーション活動、レジャーなど様々な観点から計られる。

 

友人は訪問介護の仕事をしているので、人の死について私より身近に経験する事があります。

そんな彼女の手紙にこの事が書かれていて、私の目指す羅針盤の針は間違っていなかったと思いました。

 

私にはやりたい事がたくさんありますので、こんなところで落ち込んでられません。

 

 

明日は看病のため、会社はお休みをとりました。

て、こぉとぉはぁ〜、

 

台本が読める!

 

では、ありませんかぁ(*´꒳`*)

 

そういうわけで、半はガンガン行きます!

 

良くても良くなくてもあと1日で本番はきます。本番があるから、頑張れるのです。

 

 

さてさて、

お知らせは少ししていますが、タイトルコールのブログの続きを作成しました。

今回、更新が前後していますので、こちらでもお知らせしておきますね。

 

 

これを読んでくださってるお芝居関係者様、本番は近いですか?

体のことはどうしようにもならない事があります。

ですが、私を含めて、そんなことにならないのが一番!

どうか、お体壊さないように、無事に本番を迎えてくださいね!!

またお芝居関係ではない読者様、本番とかは無いでしょうが、この時期、急に身近な人が病気を持ち帰るかもしれません。やはり身近な人が辛いのはこちらも辛いです。

どうか、大変なことにならないように十分お気をつけくださいね!

 

 

 

 

コンディション

悪くないです。

どもどもdbd半です。

 

昨日は劇団アクアさんへ朗読劇の稽古に参加してまいりました。

 

ま、アクアさんのところはゆるい感じなのですが、私はそのゆるさも社会人劇団としては有りだと思うわけで、そのゆるさを満喫しつつみなさんと練習して参りました。

 

なんとなく、今回の作品の感じは、つかめてきたように思います。

やはり思いつめて一人で稽古を続けるより、みんなと同じ空気を吸って、お喋りしたりすることを楽しむ方が、よほど有意義な気がしました。

 

ちなみに昔々の半は、ガッチガチの稽古好きだったので、稽古場でおしゃべりするくらいなら、個人練する、みたいな考えでした。

 

おバカさんですね。

もう、遠い昔のお話です。

 

 

さて、去年の朗読劇の時と比べての話なのですが、去年はブランク明けの初めてのお芝居だった為に、とてもしんどい思いをしました。

 

声が出ない!

 

風邪でも鼻炎でも、ここまではなりませんでした。焦りました。耳鼻咽喉科にもお薬にも頼りました。

練習したいのにできない!ジレンマでした。

そして、このまま続けば役者はできないだろうと言う恐怖心との戦いでも有りました。

 

↓その当時あたりの過去ブログ

 

 

その時の事を思えば、まだ風邪もひいていなければ声枯れもしていません。

 

セリフも頭に全て入っているわけでは有りませんが、発信するイメージがしっかりしてきましたし、そもそもガチガチに頭にいれる必要もありません。

昨日参加してみて、セリフ一つを気にするより、伸びやかに役に集中する方が、よほど良いのでは無いかと思いました。

そのおかげか、アクアの演者さんの掛け合いも、以前より力まずに聞けている気がします。

 

 

そしてこのコンディションというのは、作品作りの進捗もそうですが、体調管理が、とても大事で、人によれば本番近くになると必ず風邪をひく人とかもいます。

 

半は過去に猫アレルギーにも関わらず、本番当日に野良猫さんとあってダメだと分かりつつも誘惑に勝てず、案の定、演技中鼻水が止まらなかったことが有りました。未だにその時のメンバーにはその事をいじられます。(*´ー`*)

 

なので、本番に体調崩さないのが一番!

本番に焦点当てて、全力出し切りたいですよね。稽古だって集中して作品作りに励みたいです。そう思うと今の私は幸せです。

 

 

今の所、私の中では、「よだかの星」は情景の美しさや経緯を表現したいので、個人練で小返しをしています。

一方で、「たくさんのお月様」は、掛け合いが重視なのかなと思いました。

 

たくさんのお月様は、個性派なキャラクターが出てきます。その会話のテンポや、ああだこうだ言う辺りに見応え(聞き応え?)があるように思うので、私一人で云々というよりは、ワイワイしてる感じとかが出れば良いなぁと思った次第です。

 

あ、私が演出では無いので、私の演技に対してどうするかの自己演出の限りなんですけどね。

 

ですから、前回、今週は「たくさんのお月様」を集中的にと書きましたが、本番までの残りの時間は引き続き「よだかの星」を練習していこうと思います。

 

アクアさんにお聞きして、動画のアップしても有りと、お返事を頂きました。

 

朗読劇とは言え、ライブ感を味わって頂きたいので、実際に見ていただくのが一番ですが、距離的にも時間的にも見れない方は、是非動画見て見てくださいね。

 

その際は、またこのブログでお知らせさせていただこうと思います(^^)

 

 

そうそ、先日かかりつけの皮膚科に行きましたら、「よだかの星」の絵本が有りました。

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そうです。ツイッターで呟きました、「かわいそうなゾウ」の絵本が有り一人号泣しましたあの皮膚科です。

(どうでも良いのですが、かわいそうなゾウの絵本の対象年齢が4・5・6才になっていました。4歳児にはキツくない?むしろ、半でも内容が濃いんですがっ。( ˊ̱˂˃ˋ̱ ))

 

この装丁を見て読んだことがあるのを思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私は読んだことが無かったんですけどね^^;

昔からあるお話ですから、皆さんの思いはきっといろいろあるんだろうなぁ(*´ー`*)

 

にしても、ここの皮膚科の絵本のセレクトが渋いです^^;

 

 

読む。

読む読む読む。

 

うっす。dbd半です。

今日は雪が降りました。皆さん、電車大丈夫でしたか?スリップしませんでしたか?体冷え冷えになりませんでしたか?

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もう、これが過ぎれば春が来るんですね。

待ち遠しいような、ちょっと寂しいような^_^

 

さて、最近の半は、冒頭通り、「読む読む読む」時間を過ごしております。

 

最低、1日一回は読もうと繰り返しますが、なかなかどうして1日一回読んだくらいじゃぁ、全然自分の物にはなりません。

 

今回の作戦は、二本あるため、毎日一回読みプラスアルファできるときは今週は「よだかの星」の小返し、来週は「たくさんのお月様」こちらを中心的に練習して行く予定です。

 

でもね、半は本当に覚えが悪い!

今回は朗読劇なので、覚える必要はないのですが、私のセリフが多いぶん、ちゃんと世界を届けたいのです。なので、なるだけ私の中に取り入れたいのです。ですから、覚えるという言い方をしましたが、なかなか体に浸透しないという感じです。

 

緊張しいの私のことです。

当日は、きっと上がってしまって、どこまで出せるか分かりません。

そう思うと、足りない部分ばかりが気になります。本当はもっともっと稽古したい。

 

でも、焦っては行けません。自意識過剰は行けません。またあの白線が浮かんで来るだけです。(笑)

 

 

自虐ネタは、まぁ置いといて。

 

とりあえず、今は

読む

読む

読む

 

これしかありません。

今やるべきことはこれだけです。

 

読めば読むほど作品が好きになります。

 

よだかの星」は、ご存知宮沢賢治の作品です。通常はストーリー事について、本番前に話すのは避けるべきでしょうが、著名な作品ですのでオフレコにする必要もないでしょう。

 

私は、最初読んだとき、「よだかの星」が好きではありませんでした。

なんと言うか、辛気臭いし。めちゃくちゃいじめられてるし、何より意地でも生きる!そう言う潔さがなくて・・、ファンの方には申し訳ないのですが、どこがいいんだろう?という印象がありました。

 

言葉の美しさや文字から浮かぶ色鮮やかさ、そう行ったものの方が強烈で。

 

でもなんだろう。

昆布じゃないですが、読めば読むほど味が出る。深みが出るというか。

 

一度目や二度目では拾えなかった、心情だったり風景が少しづつ増えていきました。

 

すると、ただ単に生死の結末ではなくて、それとは関係ないよだかだけが持ってる強さみたいなのを、描きたかったのかも知れない。そう思えるようになってきました。

 

ただ、やっぱり半には少し悲しすぎるお話です。

 

宮沢賢治ファンの方には私以上に思うところや、考えるところがあるでしょう。

*ファンの方には申し訳ないのですが、時間の都合上、原作から少しカットしたものを、朗読します。思ってらっしゃるメージとは異なるかも知れません。

 

 だからこそ、咀嚼して、繰り返し咀嚼して繰り返し咀嚼して、繰り返すしかありません。

 

特に最後のセリフ。

とても印象深い。

これをどういうかで印象が変わります。

 

今もそのセリフについて、考えています。

本番まで納得できるまで考えたいと思っています。

 

作品を作るって難しい。(><)

でも、思い込みでは気づかなかった良さにも気づけるって言うのも、良いですよね。

作品作りの醍醐味の一つです。

   

  

さて、最初にも言いましたが今日は雪でした。

地面に積もり氷になった雪も、きっと明日には溶けてしまうでしょう。

帰り道、雪が落ちてくる様に、なんとなく見惚れてしまいました。

 

 

いつか、これにインスパイアされる作品も作って見たいです^_^

 

イメージ

dbd半です。

 

先週アクアさんの稽古に参加し、台本を頂きました。

 

その後落ち込むことがあって、少し引っ張ってしまいました。

そんなテンションの低いブログを書くのはいかがなものなのか?(←今更)

今はブログより台本を読む事が先決なんじゃないか?

ブログは、ちょっとお休みして台本に集中した方が良いんじゃないか?

 

不出来になった時に、そんなお声が聞こえてくるような気がして、少し手が止まってしまいました。

 

順調だったとしたら、さらに良いものを目指すなら練習しかありません。

 

だったら、やはりブログより、練習する時間の方を優先した方がいいんじゃ無いか?

 

なんてゆーか、負の迷路というか、アンハッピースパイラルというか、上手くできない、自信が持てない、そんな気持ちになっていました。

 

今でも、完全に吹っ切れているわけじゃないのですが、なんかこう、余りにダメな方に向かってる気がしたんです。

 

自信がないって、つまりは自分に期待しずぎとか何かに怖がってるとかに、繋がることもあるんですって。

 

謙虚だというのではなく自意識過剰。

 

グゥの音も出ませんね。

( ̄ー ̄)

 

こういう時、いつも半は一つのイメージが浮かびます。

 

それは道路に引いてある歩道と車道を分ける白線。

 

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子供の頃、この上を平均台か何かに見立てて、この白い線から落ちちゃダメっていうルールで遊びませんでしたか?

 

白線以外は深い深い海なのか?

グツグツ煮えたぎるマグマなのか?

白線は大きな山と山を結ぶ吊り橋なのか?

 

 

とにかく落ちたらとんでもない事が待ち受けています。恐らく命はないでしょう。

 

このまま、向こうまで渡りきれるのか?

バランスを崩せば終わりです。

一歩踏み外せば、この緊張の中、持ち直すことなんて到底できません。

 

線より下は闇です。

暗い暗い闇の底。

間違いは許されません。

 

真っ直ぐです。

真っ直ぐしか歩けないのです。

 

 

 

 

ま、一種の自己暗示ですよね。

大抵は緊張の余り、早々にはみ出すか、はたまた車や他の人たちのチャチャが入り我に返り一本の橋はただの白線に戻るわけです。

 

 

半がダメダメちゃんになるときは、こんな感じで、白線しか歩いちゃいけない縛りの世界にはまっている時です。

 

こういう時は何をやっても上手くいきません。

何を聞いても、裏目にしか受け取れないし、いつもは出さない悪口に該当する心の声の蛇口も緩くなります。

口に出していない時も半の中の負のオーラが漏れ出し、やたらと溜息をついていました。

 

でもね、よく見るとただの白線なんですよ。

そこは深い海でも骨まで溶かすマグマでもなく、落ちたらその死骸を鷹がついばみにくるような断崖絶壁の渓谷でもなく、ただのアスファルトです。

もちろん線からはみ出したって何も起きません。

 

そうですよね。

 

そうなんです。

 

これがイメージです。

 

 

今日は、家族のリクエストでラスコー展に行ってまいりました。

 

http://lascaux2016.jp/

 

内容は割愛します。

ですが、出てきた時にふとね思ったんですよね。

ブログを更新しないで台本読んで時間を空けるのと、ブログを更新しながら芝居やって思っていた成果を出せなかった。

どっちがいい?

私は最初前者でした。

でも、よく考えたら、どっちもやるのが一番なんじゃない?

そりゃそうだけど、できない可能性もあるんじゃない?それ誰が決めたの?だから通常の劇団さん達はブログの更新は難しくなって、やらなくなったり、最終的に更新しなくなったりするんじゃない?

 

大きな劇団さん地盤のある劇団さんならそれでも大丈夫だと思う。

でもdbdがそうなったら、何が残るの?

ほぼ一人の組織で、普通の劇団さんと同じことしてて、それで良いの?

 

 

なんか、答えが出た気がしました。

 

前に一度言いましもんね。私。

このブログをひっくるめて、私の公演活動だと。

 

その言葉が私を引き戻してくれました。

 

白線は地面に書かれた線に見えます。

 

 

そう、これがイメージなんです。

 

 

なんで、こんなにイメージっていうのを強調するかって?

 

実は私は朗読劇というものをちゃんと知りません。

朗読劇を見に行ったことはないからです。

普通のお芝居とは違い絵も動きもないわけですから台詞だけでイメージを伝えないといけないわけです。

 

私がイントネーションや強調を変えるとイメージはそのまま伝わります。

 

ですが、表現を入れすぎるとお客さんのイメージの自由を奪ってしまうような気もします。

 

朗読劇とは、どうあるものなんだろう?

 

朗読劇とは?

 

 

少し話は変わりますが、皆さんお買い物好きですか? 

お買い物をする時、どういうものを良いもので、どういうものがダメだったものになりますか?

ブランド?色味?価格?素材?

今お気に入りのものを買った時の理由って何だったか覚えていますか?

 

ブランド名にしても、好きな配色にしても、お値段にしても、素材にしても原材料にしても、それが良いって思って買ったのには違いありませんよね?

 

もう少し踏み込みます。それを良いと思った動機は何ですか?

 

ネームバリュー?成功体験?口コミ?これが好きだという好み?お店の人の紹介?

 

実はこれって、全て共通することがあるんです。

 

それは、「これは良いっ」って思ったイメージがあったからです。

 

〇〇のブランドは△△の中でも有名だし前に買ったのも丈夫だ。なら、これもきっと良い商品だろう。

〇〇さんがCMしてて、△△さんがブログでも書いてたアレ欲しいなぁ。

 

人がものの良し悪しを決めるのが、これは良いだろう!というイメージなら、

 

それを手に入れる行為は、つまり、良いというイメージを買う事、そのものなのです。

 

良いものが買えた!

安く買えた!

これを使えば楽しくなる。褒められる。かっこよく見える。おしゃれになる。綺麗になる。得をする。

 

帰りの道中は、そんな事を考えて気分が高揚します。

まさしくイメージですよね。

 

人はイメージにお金を払うと言っても過言では無いでしょう。

 

お芝居はイメージの塊です。お芝居に関わらず芸術はそうなのですが。

 

その末端ではありますが、私は朗読劇をするわけです。

 

例えを出しましょう。

 今回二つの作品をします。

 

その中の

「よだかは、ジッと目をつぶって考えました」というセリフがあります。

 

これをおどろおどろしく言った感じと、楽しそうにウキウキしているように言う感じでは、皆さんお話の前後の内容が違って聞こえると思います。

何でもないセリフでも、怖いよぉとか、めちゃハッピーなどのイメージを吹き込むとそのセリフの単語ではなくビジョンが連想されると思います。

 

言い方、話し方でメッセージは変わるのです。

 

そうです。

 

これです。

 

この作品のイメージを伝えるのに当たって、ただでさえ、動きも絵も音響もない朗読劇で、お話をちゃんと届けないといけないわけです。

 

セリフに抑揚もなければ緊張感もない。ただ言葉を連ねてセリフ一個一個聞き逃さないで見ないと伝わらない話じゃ、誰が楽しめるでしょうか?

それなら、本を買って文字を追って行く方がよほど良いです。

 

私が

しなければならないのは台詞を読むことではありませんでした。

セリフから漂う流れる物語、イメージでした。

 

私のできるのは、お客さんが、さらに自ら想像し楽しめる、作品とお客さんのイメージの橋渡しでした。

 

 

 

何でしょうか。

先日から引きずっていた、私の中でのモヤモヤが今日は二つも解消されたのです。

 

ブログは私にとってdbdにとっても、作中の一環。

劇は台詞じゃない。イメージを伝えること。

 

 

そして、イメージを作り出すために必要なこと。

それは稽古しかありません。他にどんな抜け道も近道もないのです。

 

そして稽古場に行けないなら、家で読むしかありません。

 

作品の持ち時間は15分くらいと25分くらい途中休憩は有りますが、皆出演者はその間出ずっぱりです。

 

私の今回の目標は読むことです。

残り日数毎日最低一回。できれば2回。

日を空けずに読むこと。

本番まであと12日。日数を数えるとビクつきそうになりますが(*´-`)、大事なのは伝えることです。

有難いことに私の役どころはは、場をいかようにでもできるポジションです。

 

分かりやすくイメージしやすく伝える事。

二つとも童話の区分です。子供にも分かるように、楽しめるようにすること。

 

通して読んでも二つの作品をやれば40分ほど。

二回やれば80分。

あまりやりすぎると喉を痛めるので、体調管理を含めての挑戦です。

 

本当は毎日2回読みたいところですが、これがなかなかできないものです。そして、なかなか満足して読みきれない。

 

でもね、できなくても焦っんなくてもいいんです。

 

空回りして余計な時間を過ごすより、目の前のことを進むこと。

それが、大事なんだと気づきました。

 

もう白線は吊り橋では無いのですから。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とは、言え、 やはり時間は有限です。

本番前までにブログは少しペースダウンするかもしれません。しないかもしれません(_ _).。o○

半は頑張ってると思って、暖かく見守っていただければ幸いです(_ _).。o○ 

 

タイトルコール〜朗読劇MOON&STAR〜

どうもdbd半です。 

 

2月18日土曜 14時

市川 アイ・リンクタウン展望台

http://www.city.ichikawa.lg.jp/eco04/1111000055.html

にて朗読劇を行います。

作品は2本。

 

タイトルコール!!

一本目は

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よだかの星

ご存知

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原作「宮沢賢治

です。

※画像の右端の落書きはお気にせずに。半はメモ魔なのですでに書き込みをしてしまいました(⌒-⌒; )

 

そして、もう一つは

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「たくさんのお月様」

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原作「ジェイムズ・サーバー

です!

 

 

皆様ご存知ですか?

 

後日、追加更新しますので、本日はタイトルコールだけさせていただきます!^_^

 

---------------  ---------------  ---------------  --------------

はい、ここから、更新いたします。

 

さて、ここでは、著名な作品ですので、この二つの作品について、他の皆さまが書かれているURLなどをご紹介していこうかなと思います。

 

本番を見てから、こちらを詳しく見ていただくのも良し。本番を見る前に、事前に見ていただくのも良し。本番を見なくても、作品だけを楽しんでもらえたらなと思いますので、お好きな時に、このブログに遊びにいらしてくださいね(^^)

というか、作品を知り一緒に楽しみましょう♪

 

ただし、基本ネタバレだし、個人の見解によるものもありますので、ご承知おきくださいm(__)m

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★

よだかの星

鉄板のウィキペディアです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/よだかの星

 

おおまかな内容はこちらでわかりますよね。

 

青空文庫にて、全文がアップされていました。朗読劇では時間の都合上、一部カットしていますので、全部読みたい!という方はどうぞご堪能ください

http://reception.aozora.gr.jp/aozora/cards/000081/files/473.html

 

そういえば、よだかって、他の鳥ってどんなの?という方はこちらをどうぞ。写真がいっぱい(^^)

 

あとお星さまも出てきますよね。

季節との兼ね合いなど詳しく書かれていました。

 

✳︎オリオン座

半はこのオリオン座だけは見つける事ができます。夏でも冬でも、三つ並んだ光が目印ですね。

「オリオンは勇ましい歌を歌いながらよだかなどてんで相手にしませんでした」

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 ✳︎大犬座 

「億年兆年億兆年だ」

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✳︎大熊座

「氷を浮かべたコップの水の中へ飛び込むのが一等だ」

 大熊座は尻尾のあたりがあの北斗七星になってるんですね。北斗七星といえば、ついつい北斗の拳を思い出してしまうのは世代でしょうか。

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そして、天の川と共に出てくるのが、✳︎わし座ですね。

「よほど金もいるのだ」

わし座は七夕に出てくるのが彦星様がいる星座です。

 

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皆、意地が悪いですよね〜。

私の知る限り、こんなに意地の悪い お星様達は他にいませんね。

 

あとは、勝手にイメージ画像を載せて見ます。

 

「羊歯のは夜明けのに霧を吸って青く冷たく揺れました」

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「一本の若いすすきの葉から露がしたたったのでした。」

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「空は青ぐろく、一面の星が瞬いていました」

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あと、YouTubeだと、よだかの星の歌があるようですね。自作なのかしら?

 

少し角度を変えて、宮沢賢治と言えば、「銀河鉄道の夜」が有名ですよね。

すごくわかりやすくオリラジのアッちゃんがテレビで紹介されていました。宮沢賢治の作品は、主人公が宮沢賢治自身の投影だという見方もあるようです。

その銀河鉄道の夜まとめサイトがあったので、こちらも貼り付けちゃおうと思います。

よだかの星と何かリンクする部分もあるような?

 

 

そして、この中でも紹介されている動画がめちゃめちゃ綺麗で、抜粋で貼り付けます。

銀河鉄道にも、よだかと一緒で美しい星々が舞台になります。

ちょっとこちらものぞいてみると、美しい情景を目で楽しめるのではないかと思います。 

 

 

うん。長くなりました。

多くの方に愛されている宮沢賢治だけに、たくさんの情報がありますね。

 

度々で申しわけありませんが、たくさんのお月様は、また後日更新させていただきますね。(^^)

では、ひとまずおやすみなさい

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここら後日(20170411)更新した内容です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
調子にのって「よだかの星」演劇からみた考察を書き綴っています。(^^;)

しかもまだ未完ですが良ければこちらもご覧くださいませ(^^)

目次
《長く愛される理由〜描写》
①単語、「もう」「まっすぐ」「まるで〜ように」が多い!のはなぜ⁉︎

②情景描写は五感から入る!

③色

 


《長く愛される理由〜ハッとする瞬間》
④よだかはなぜ星になれたのか?
⑤よだかの“さいご”はいつなのか?
⑥ナレーションは何者なのか?演劇においてのナレーションのポジション
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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はい、またまたここから再度の更新を行います。

ここからは、

「たくさんのお月様」のお話をしましょう。

この作品を皆様はご存知ですか?

半は知りませんでした。

初見の印象は、可愛いな&面白いなぁ でした。

愛くるしいお城の人々と、意外な着目点にハッとさせられる、そんなお話です。

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絵や翻訳の違うものもあるようですが、↑こちらの作品が一番メジャーなのかなと思います。

 

例のごとく、鉄板のウィキペディアを・・

と思いましたが、「たくさんのお月様」では、上がっていませんでしたね。この作品の作者様については、上がっていましたので、それを貼り付けますね。

 

作:ジェイムズ・サーバー

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ジェームズ・サーバー

「虹を掴む男」というタイトルはどこかで聞いた事があります。でも、昔すぎて忘れちゃってますね(´;Д;`)

 

 

そして、最初に絵を描いた方は

絵:ルイス・スロボドキン

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絵の感じが柔らかくて繊細で、そしてどこか愛嬌があって、子供達に人気があるのがわかる気がします。

 

「たくさんのお月様」はコルデコット賞を受賞したそうです。

 

コルデコット賞といってもピンとこなかったのですが、日本でもメジャーな「かいじゅうたちのいるところ」も受賞した賞だそうですよ。

f:id:dbd-hans-collection101:20170217003150j:image

かいじゅうたちのいるところ - Wikipedia

 

そして、原文をあげてくださった方もいらっしゃいますので、そちらも載せて見ます。

http://f59.aaacafe.ne.jp/~walkinon/manymoons.html

 

私たちが朗読するセリフとは多少の相違がありますので、その違いなんかも見てもらえると2倍楽しんでもらえるかもしれませんね!^_^

 

 私はこの作品の中で一番好きなセリフが、数学の大先生のセリフで『1はどこまで行けば2になるのか〜』というフレーズです。

 

私は職場で計算ソフトのエクセルを使う仕事をしています。

いろんな数字や関数を扱っています。特に関数を入れる際に、TRUEまたはFALSEをつける場合があります。これは、1や0を代入することも可能です。その時にパソコンはやはり、1か0の二者択一の世界なのだといつも思うのです。今ではたくさんの機能が備わっている万能なパソコンですが、実は0と1だけの判別をしているだけなのだと、モニター画面を睨みつつ思うわけです。

 

なので、1から2になるまでにどれだけ?という質量のようなものががあろうとは、思ってもいなかったのです。

1は1、2は2、3は3、・・・0は0

そういうものだと、頭の中で固定概念化されていたのだとこのセリフを初めて聞いた時きづかされました。そして、知りた〜いとニンマリしてしまいました。

だって、この数学の大先生は、この謎を解き明かしたらしいんですよ‼︎気になる!

 

独り占めしないで、公開してほしい。このセリフを聞くたびにいつも思うわけです。^_^

 

そうそ、あとこの作品の中で重要な楽器、リュート というのが出てきますね。皆様はご存知ですか?

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どんな音なのでしょうか?

 

優しくって、味わい深い音色ですね。素敵です。

今回は、残念ながら音無し照明無しのため、リュートの音もありません。

ここでは、動画を貼り付けますが、是非皆様の思うリュートの響きを想像しながら朗読劇を見てもらえたらなと思います^_^

 

 

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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さて、このブログはここまでにしましょう。

今の時点で本番まであと二日です。

どんな作品をお見せできるか楽しみです。

 

 そして、絵本や童話って本当に面白いですね。

面白い!が凝縮しています^ - ^

 

大人の皆さんも、学生さんも、パパさんもママさんも、みーんなみーんな、ちょっとだけ子供の頃に戻って、時には絵本の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか?(^_^)

 

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取捨選択

こんばんはdbd半です。

今月は皆さん見にきてくださってる方が、以前より増えたようで、嬉しくなっちゃって書きたくなります。(*´∇`*)

ご覧頂いてる皆様、いつも来てくださってる常連様、ありがとうございます。m(__)m

 

さて、今日は少し会社のお話。

他部所の上役に珍しく声をかけられました。

「半ちゃん、エクセルつかえるんだって、ちょっと見てくれる?」

「はい、できることでしたら」

ということで、上役のデスクに移動しました。

簡単なグラフでしたが、込み入ったグラフばかりしていたので、すぐに対応できませんでした。

半「すみません、ちょっと机で考えてくるので、ファイルをいただいても良いでしょうか?」

上役はすぐにいいよっと返してくれたので、一旦ファイルを閉じて、共有フォルダに保存しようとしました。

その閉じた際に、

私も大好きな某女優、Bちゃん(二十歳になったかならないかの若い子)のポスターの顔面アップが出て来ました。

 

上役は推定50を過ぎたおじ様です。

 

やばっ。これは見てはいけないものだったかもしれない。

内心しどろもどろしていましたが、そこは大人です。

平然とファイル移行の作業をしようとしました。

が、画面が固まって動きません。

 

半の頭の中では、右矢印と左矢印が見えます。

言うか?

言わぬか?

いじったほうがいい?

それともスルー?

 

半「遅いですねぇ。よく固まるんですか?」

上役「いや、最近はなかったんだけどねぇ、これかな?」とマウスをカチカチ

 

その間でも、半の頭の中は二者択一会議は続行中なわけです。

 

言わなかった場合、

上役「見られちゃったよ。気まずいな。何も言わないけど絶対変なおじさんとか思われちゃっただろうな」

 

言った場合

上役「こんな若い子好きだって知られちゃったよ。しかも他部所の交流ない子に。気まずいなぁ。これから関わりづらいなぁ。」

 

どうする??

 

ええーいっこうなったら!

「Bちゃん、可愛いですよね。私も大好きなんです」

↑方便ではなくツイッターフォローするくらい、実際応援してます

上役「そうだね。ちょっと古いポスターなんだけど」

と、上役は照れながら言いました。

 

半「じゃ、今のうちにちょっと調べて来ますね」

と、マイデスクに戻りました。

調べれば簡単な内容だったので、ファイルは頂かず、そのまま上役のパソコンで行いました。

上役「助かったよ半ちゃん」

 

ふぅ〜

 

なんか、瑣末なことですが、目に見えないところで二者択一を迫られ、妙な一触即発の緊迫感がありました。

 

そのあと、終業時刻近くに、上役がまた嬉しそうに、

「半ちゃん、全部できたよ、ありがと」と言っていただきました。

 

私の発言はどうやら、セーフだったようです。

良かったぁ。

 

これは一例ですが、年を重ねるごとに取捨選択がとても大事に感じるようになって来ました。

 

この時間に、寝るか、ブログを書くか、台本を読むか、私のこのブログを書き始める前の心境です。

 

とにかく、やりたい事が多いのです。

明日のことと体調管理のことを考えれば、寝ることもとても大事な1アクションなのです。

いいお芝居や映画やテレビだってみたい。でも、見てみないとその良さはわかりません。でも、見ようとしたら1時間から2時間かかるのです。一つ見れば次を見るのはいつになるやら。

 

時間は限られている。

 

つまりはそういう事なのです。

 

若い時には、言われても言われてもちっともそんな気はしませんでした。

今はビンビン感じます。

 

だって良質な作品は昔よりずっとたくさん生み出されているんですよ。不毛な時間にあてたくない。そう思うのは仕方ないじゃないですか。

 

取捨選択。

 

でも、これって難しいんですよね。

 

不毛だと思っていても、後になってその時間が有効な何かをもたらしてくれる事もあるので。

 

まぁ、なんとも言えないところなのです。

 

でも、若い方には一つお小言を言いたいかな。

 

やりたい事があるなら、やろうよ。

どうなるかは、わかんないからさ。

 

10年後にやりたくなって、やるのも良いと思う。

でも、仮にエンドが20年後なら、10年しかそれに注ぎ込めない。今やれば20年やれるかもしれない。

20年やるのが良いか?10年やるのが良いのか?

 

よく自分と相談してごらん。

 

 

そう思うと、私を含む演劇人は観劇してくださ、の重みを知る必要があると思うのです。

 

その人の、人生の10分、一時間、二時間を自分たちに預けてくださってるんですから。

 

わたしも動画の宣伝を散々しました。実際視聴したのが何分だったかは分かりません。

でも、その方のお時間をもらった事には変わりないのです。

 

沢山の素晴らしい作品がある中で、半の作品を見てくださった方、ありがとうございます。

 

今のところ朗読劇の参加や客演になるので、オリジナル作品は少しお休みになりますが、またかならずdbdとしての作品を作ります。

 

その時に対面できるかどうかは分かりませんが、作品やブログのpvを見ては励みにさせて頂きお礼を申し上げておりますm(__)m

 

そして、皆さんにdbdを見るというか選択肢が、良かったと思える良質な時間をご提供できるよう励んで参ります(*^_^*)

 

意気込み〜朗読劇の参加〜

今度参加するアクアさんの朗読劇のお稽古に参加して参りました。

dbd半です。

 

台本を頂き、返し読みをそれぞれ3.4回しました。

 

前回、わむさんに参加させていただいたおかげか、空気感を去年やった時よりも感じれるようになっていた気がしました。

 

去年、アクアさんの朗読劇に参加した時は本当に久しぶりの演劇で、今思えば自分でいっぱいで周りを見る余裕なんてありませんでした。

 

今回は稽古回数が少ないのも受け入れ、いい意味で気張らずでいけそうな感じでした。

 

 

しかしながら、( ̄▽ ̄)初めての本は噛み噛みしますね。

あんだけ、滑舌について饒舌な語っておきながら、恥ずかしい限りです。

キャラ整形が確立していないのも、やはり滑舌の悪さにつながります。

ここを強調して見るかと、やってみるとその次のセリフがお留守になってしまうんですね。

 

ただし、まだ今日は初日です。

台本をいただいたので、いくらでも練習し放題です。

 

去年はただがむしゃらに、台本だけにムシャぶりついていた感じがしますが、今回は、セリフのバトンをどう受け取り、どう受けわたすかに集中したいと思います。

 

この場合、セリフというのは、字面の台詞ではなく、間や空気などです。

 

幸いな事に私が頂いた役は、ちょいちょい喋ります(笑)

 

一瞬隙を見せると、噛むどころでは無く、聞き入りすぎて出番を見逃していました。

やばい、やばい。

 

何はともあれ、

芝居人にとって台本は命です。

 

この台本を元に、お話が広がるのです。

私の手元に台本が来てくれた事に感謝です。

このトキメキは芝居人の特権です。

 

表現の工夫をしながら、皆さんにお届けるよう、読み込んでいきたいと思います。